幅広いテイストのモダンデザインが特徴の国内メーカー
キノシタ家具で知られる株式会社キノシタは、昭和 28 年大阪で創業した家具メーカーです。
注文家具中心に取り扱っており、いずれの商品も現代の住まい空間に溶け込むようなオシャレでモダンなスタイルが特徴的です。島根県出雲市に自社工場もあり、特注オーダー家具も製造しています。
主に西日本での展開が中心となっておりますが、東京港区にもショールームを構え、お客様の様々なご要望に個々にお応えできる数少ない家具メーカーの一つです。生み出される家具のすべてが国内生産で、一貫した品質管理を徹底しているのでアフターサービスも安心です。
キノシタを代表するオリジナルブランドは「いい空間に合うモノ」を一番に考えて製作
キノシタ家具は3つのオリジナルブランドを展開しています。
1 つ目のブランド「abord/アボール」は、家具そのものが全面に出るよりもそれを置く空間を素敵にしよう、というコンセプトでモノづくりを行っています。スチールと柔らかな合成皮革素材の座面とのコントラストがオシャレなソファや、暖かな木のカーブを生かした肘掛けのあるチェアなど、様々なデザインと素材があり、使う人の個性にあった商品が見つかると思います。
基本的なイメージは北欧系家具に近い印象をうけ、大型のファブリックソファや木目基調の天然素材を活かしたデザインの製品が多い傾向にあります。特に昨今のマンションのような大きなリビングなどにマッチングが良く、ファブリックのカラーバリエーションも豊富なので、インテリアコーディネートをおおいに楽しむことができます。
子ども用ファニチャーもモダンテイスト
2 つ目はイタリア語で「ぬくもり」という意味の「Calore/カロレ」です。数多くある暮らしのシチュエーションから家具をデザイン。いつもの家をモダンでスタイリッシュにしたい時に置く椅子、温かい日差しを家族で分け合う日のテーブル、自然や緑を感じたい時のソファ、などなど、キノシタの家具を置くと空間がイメージ通りに変わっていくのがわかると思います。
3 つ目のブランドは「Baobab/バオバブ」というお子さま向けファニチャーです。
アフリカはタンザニアの大草原にあるバオバブの木。栄養たっぷりの実をつけ、若葉は食べられて、木の皮は熱冷ましの薬にもなります。人々の役に立ち、人々が集まる、ぬくもりがあってほっとする優しいバオバブの木のような家具、というのがコンセプトです。大人用の家具をそのまま小さくしたモダンテイストなものもあれば、ウレタンフォームを使って野菜や果物、ウサギやペンギン、マカロンなどの楽しい形に作って座ったり遊んだりできる家具もあります。もちろん転んでぶつかってもウレタンなので安心安全です。
出雲工場で製作した椅子が「出雲ブランド商品」に認定
島根県出雲市にある自社工場で製造している椅子が「kinoshita chair」として「平成 27 年度出雲ブランド商品」の認定を受けています。長らく培ってきた品質管理や商品製造に関するモノづくりの姿勢が評価されたという証左でもあります。デザイン重視でありながら高い品質を保つ、それがキノシタの家具の精神であり、家具一つひとつにそうした精神が根付いていると言っても過言ではありません。