創業 70 年以上の高い技術力と実績「カリモク家具」
家庭向けの家具製造、卸売も手がける家具とインテリアの最大手企業「カリモク家具」。 日本国内でも知名度が高く、全国に数多くのショールームを構えています。本社は愛知県で「刈谷木材工業」がその名の由来。1940年に初代社長が木工所を創業したことから始まった歴史ある家具メーカーで、現在ラインナップされている家具の多くは、木の温もりや優しい肌触りを前面に打ち出し、天然素材を中心としたソファやダイニングテーブル、チェア、学習机などを製造しています。
1960 年代に生み出した商品のリメイクとなる「カリモク 60」シリーズを展開しており、幅広い年齢層か ら支持を得ています。現在、多くの家具メーカーが製造の拠点を海外にシフトさせている一方、「カリモク 60」シリーズは 日本国内で製造しており、品質面でも高い完成度を実現。 その他、資材管理や修理などのアフターサービスなど、全て一貫した品質管理を徹底しています。
製造過程での環境へのこだわり
カリモクは、木材の選定とその加工方法、そして環境と、家具づくりを取り巻くあらゆる事柄にこだわりを持っています。 製造過程ではシックハウス症候群の原因と言われる有害な化学物質を含まない塗料や素材を使用。アレルギー体質の方にまで配慮があるのは嬉しいところです。ゴム採取後の木材を活用したり、供給が安定しているアメリカ広葉樹を使用して、過剰な森林伐採による環境破壊を避けた家具の製作を行なっており、広い視野と先見のビジョンを持って家具づくりを考えています。
製造メーカーとしてのこだわり
カリモクのメーカーとしてのこだわりが見えるのが「カスタムオーダー」のシステムです。 木部塗装の色や、ソファやチェアの皮革・布の張地に多くの種類を用意しており、自分だけのオリジナル家具が作れます。フローリングの色をベースに家具の色を同系色でインテリアをまとめたり、反対色を組み合わせてメリハリをつけたりと、理想の空間を実現できます。
愛着のある家具を長く使用してもらうために、カリモクでは修理とクリーニングのサービスも実施してい ます。ソファやチェアの張地の張替え、テーブルの天板の傷の補修や再塗装など、家具修理の技能者がメンテナンスしています。これもカリモクならでだのこだわりではないでしょうか。カリモクといえばハイクオリティな家具というイメージですが、それは丁寧なものづくりと高い技術力の裏づけがなされているからこそといえるでしょう。
カリモクのショールーム
アウトレットを含めるとカリモクのショールームは全国に28あります(2017 年現在)。 リビングルームやダイニングルームなど、リアルな広さに仕切った空間に家具をコーディネートして展示。ソファやチェアに腰かけたり、テーブルの木目に触れたり、使い心地を確かめられます。家具選びやカスタムオーダーの内容に迷ったら、ショールームのスタッフに相談しましょう。家具のプロからのアドバイスは素敵なお部屋づくりに役立つこと間違いなしです。
カリモクはメーカーなのでショールームでは直接の販売はしておらず、平日に来館するとカリモク家具の取扱店を紹介してくれます。見てその場で購入したい、という方は週末や連休に行なわれている催事イベントがおすすめです。家具小売店の販売員がショールームへ出張して販売会を開催しており、カリモク家具公認のカリモクマイスターが家具やコーディネートを提案してくれます。