すべてを手作りにこだわり長く使い続けられる品質を届ける
馬場家具は、昭和 38 年創業の国内老舗ソファメーカーで、ソファ専門メーカーとしてはトップクラス、家具に詳しい方であれば一度は必ず耳にしたことがあると言っても過言ではありません。家具メーカー特注の家具メーカーから始め、生活様式の洋風化に伴い、日本人の体形に合った、座り心地の良さを追求した製品を作り続けています。
個性豊かなソファを多く提供しているのが特徴ですが、特に機能付きのソファの分野では、国内有数のメ ーカーとして認知されており、年配者や障害をお持ちの方でも立ったり、座ったりが楽に行えるよう、電動式昇降機能が付いたソファは、まさに時代のニーズを汲んだ製品の一つと言えます。本社のある群馬県高崎市に工場およびショールームを持ち、多くの職人が日々こだわりのソファを作り続けています。
見た目の高級さだけでなく見えないところもハイクオリティ
身長や体格が人それぞれ違うように座った時の心地よさも百人十色です。
「顧客の思いに寄り添い、できる限り希望の商品をお届けしたい」という思いから、人の目と手により材料には厳しいテストを行っています。たとえばソファに使用する革。湿度 95%、室温 70℃の空間の中で革製品や素材の劣化をテストする「ジャングルテスト」という独自のテスト基準で革の劣化状態を把握し、テストに合格したもののみを使って見た目の豪華さだけではなく、素材の状態にもクオリティの高さを保持しているのです。その他、シックハウス症候群の原因の一つとして指摘されている、ホルムアルデヒドの放散を極力抑え、ホルムアルデヒドを含む素材を使用しないなど、安全面における取り組みも積極的に行っています。
熟練の職人が経験と感性で材料の状態を把握して手作業します
たとえば本革。同じ 1 頭の中でも色味や風合いに違いがあります。
ソファのどの部分にどの革を持ってくるか、それを見極めるのは職人の熟練した感性にしかできないことです。 5 種類のミシンを使い分けての縫製や、ソファ本体の木材カット及び加工などの繊細な箇所は、すべて職人の手作業で行われます。さらに良質な座り心地を生み出す「張り」の仕事も機械ではまねできない手作業での絶妙な加減が必要なのです。もちろん、機械縫製のような大量生産には向かず、その分価格に反映してしまう点は否定できませんが、品質や長きに渡り使い続けることを前提に考えれば、その価格差に勝るほどの満足感が得られるのは言うまでもありません。
座るだけではない、これからの未来に向けた機能付きソファを展開
馬場家具のもう一つの特徴は機能付きソファが充実していること。座り心地を追求し、ヘッドレストやフットレストがお好みの角度になったり、背もたれが動いて座面が広がり、座り方に合わせて椅子が変化します。これは内蔵リモコンによるもので見た目もスッキリ、お部屋の雰囲気を壊さないようになっています。また、高齢者のいらっしゃるお宅にオススメなのが立ち上がりを補助するアシストソファのシリーズ。座面が傾斜し、楽に椅子から立ち上がれるようにサポートします。このように現代における使用者のニーズをいち早く製品にも取り入れているのです。祖父母などへのプレゼントにも最適です。