history_nishikawa 京都西川の歴史とあゆみ【社史】

近江商人が創業し、450 年の歴史を誇る老舗中の老舗

京都西川の歴史は、450 年前の戦国時代にさかのぼります。創業は 1566 年で、桶狭間の戦いの 6年後です。創業者は、大阪商人、伊勢商人と並び、日本三大商人と言われた近江商人の西川仁右衛門です。当時は今のような寝具はまだ存在せず、商っていたのは蚊帳などの生活用品でした。江戸時代に入り、1615 年には、江戸の日本橋に進出し、萌黄色に染色し紅布の縁をつけた「近江蚊帳」が人気を博し大店へと成長、1706 年には江戸町奉行に指定される蚊帳問屋となりました。1750 年に、京都に京店を開設。これが、今の京都西川の礎です。

明治時代に“ふとん”が登場。西川京店がふとん販売を始める

日本人にとっての寝具は寝ござや寝むしろでしたが、明治時代になると、ふとんが登場します。西川京店では、1887 年(明治 20 年)にふとんの販売を始めました。生活様式や生活文化の変化を先取りする商売を手掛けたと言えるでしょう。1941 年(昭和 16 年)には商標を制定しまし、1948 年(昭和 23年)に株式会社京都西川の設立となります。

京都西川の歴史はチャレンジの歴史

明治時代にふとん販売を手掛けたことだけでなく、京都西川は創業以来、常にチャレンジと進化を繰り返していました。人口が増えた江戸に進出し近江蚊帳の販売に力を入れたこと、遷都の後、産業に力を入れていた京都に新店を開いたこと、大正時代からはアジアの国々への蚊帳の輸出や支店開設など、海外に進出し成功させてきたこと、生活様式の変化や技術発展に伴い次々と新しい寝具の商品を開発したことなど、枚挙にいとまがありません。

“寝具改善運動”を継続的に展開

1952 年(昭和 27 年)には、当時の社長が、「健全な生活のためには、人生の 3 分の 1 を占める睡眠が重要である。家庭の主婦は睡眠とそれを支える寝具をもっと研究しなければならない」という考え方の下、全国寝具改善指導研究所を設立し、“寝具改善運動”を興します。この運動は、「新しい生活は寝具の改善から」をスローガンとし、1960年代には“寝具改善運動全国大会”の開催を始め、全国で啓蒙に勤めました。この“寝具改善運動全国大会”は、1998 年(平成 10 年)の第 50 回大会で発展的解消に至るまで続き、京都西川が寝具を通じ人々の生活文化に深く関わってきたことを示しています。

現代においてもチャレンジし続ける京都西川

1955 年(昭和 30 年)には、新商標“ローズふとん”を出願し、合繊わた入りの“ローズふとん”を発売します。ふとんの打ち直しが不要な画期的商品でした。その後も、生活様式や商品志向の変化を読み取り、「ローズ肌ふとん」「ローズボアーふとん」「ローズ羽毛ふとん」、平成に入ってからは、夏の快眠寝具シリーズ「ローズアイ」、スムーズな寝返りをサポートする「ローズラジカル敷きふとん WWave」、京都の織物の老舗とコラボした「プレミアムローズ」のシリーズなど、伝統を大切にしながら最新技術を取り入れるチャレンジを続け、顧客にゆったりとした安らぎを与える「ほんまもんのふとん」を作り続けています。

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