asleep 自動車部品メーカーの技術を寝具へ!「アイシン精機 ASLEEP」

自動車部品メーカーとしての視点と技術力を寝具へ

ASLEEP(アスリープ)は、アイシン精機が提案する”質の高い眠り”のブランドです。もともと、1966 年にアイシン精機が「トヨタベッド」という名前で立ち上げたものを 1995 年に旧 ASLEEP としてリニューアルし、2006 年に新事業として新たに立ち上げました。アイシン精機のベッド事業「ASLEEP」は、自動車部品メーカーとして培ってきた世界最高水準の技術力を活かし、1966 年の創業以来、理想の睡眠環境を追い求めてきた結果、2006年にASLEEPブランドを設立。以来「質の高い眠り」で活力あるライフスタイルのご提供に努めています。上述のとおり、アイシン精機は、トヨタグループの自動車部品メーカーであり、音声案内を行うカーナビゲーションシステムを初めてリリースした会社として知られています。

アイシン精機 ASLEEP のベッドフレームとマットレスの特徴

ベッドフレームについては、もともと自動車部品メーカーとしての強みを生かし「7 つのムダ」を排除し、極力在庫を持たず、必要なものを必要な量だけ、必要な時にジャストインタイムで生産するといった特徴で製造されています。俗にいう「看板方式」でフレームのパーツが共通化しており、これは使用した部品の補充を知らせる「帳票」を「看板」というトヨタ自動車独特の呼び名から来ています。こうした看板方式により、相対的なコストを下げられることはもちろん、一つひとつの製品における品質のばらつきも抑えることができ、昨今の自動車メーカーでは当たり前のように行われる製造方式です。

一方のマットレスですが、体圧分散性に優れた新素材「ファイン・レボ」を使用したスプリングのないマットレスを使用しています。例えば、スプリングは体圧を一方向だけからしか受け取らず、寝返りなどの衝撃も縦方向にしかキャッチできませんが、ファイン・レボですと縦・横・ナナメの 3 次元から衝撃を受けることができ、面で支えて体圧を分散できます。一年を通して寝心地が変わらない、ヘタリに強く長く使えるなどの特徴も見逃せませんがなんといってもリサイクルの出来るエコな素材で出来ているのが大いに共感できます。

また、この「ファイン・レボ」は樹脂とオイルの複合体で出来ており、背・腰部と足の部分が「フレックス・バッグ」というパーツで呼ばれるマットで2つに分かれています。そのため一般のマットレスよりも軽く女性でも楽に持ち上げられメンテナンスも楽です。素材の一部である樹脂「スチレン系熱可塑性エラストマー」は食品保存容器や医療の人工透析のチューブにも使用されていますし、またオイルの「パラフィン系鉱物油」は口紅などに使用されていることからわかるように、ほとんど毒性のない安全な素材です。こうした素材に樹脂を用いるところは、樹脂パーツの取り扱いが多い自動車部品メーカーならではの発想かもしれません。

新素材マットレス「ファイン・レボ」には敷き布団のラインナップも!

この ASLEEP が提供する新素材ファイン・レボは、30 年の耐久素材とされており、マットレスのほか敷き布団にも採用されています。ファイン・レボ自体は三つ折りにして収納でき、布団カバーを掛けるだけの簡単設計。布団カバーは定期的に自宅でも洗濯できますので、常に清潔さを保つことができます。寝返りのしやすさと優れた体圧分散性を両立したファイン・レボ。自動車部品メーカーとして、常に耐久性や機能性を考慮した製品づくりは、他の家具メーカーにはない視点で様々な新たな発想を生み出しています。

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