椅子のこと、からだのこと、一生懸命考えました。
カリモク家具がほかの家具メーカー・他企業と大きく違うのは、ホームユースファニチャーとしてリビングやダイニングからキッチン、寝室、書斎、子供部屋、玄関まで、住宅のさまざまな「部屋」で使用する家具をトータルで製造している総合家具メーカーである点です。また、カリモクのソファやダイニングチェアは大学の研究室で「座り心地」を研究・データ化し、デザインと座り心地椅子双方を追求。部屋で過ごす「くつろぎの時間」を心地よく快適にするための開発努力に余念がありません。
カリモク家具のポリシー
家具の材料になる天然木には針葉樹と広葉樹がありますが、高級家具といわれる家具の多くは広葉樹が使用されています。硬く重量があることが特徴で、カリモクではおもにナラやブナ、ウォールナットなどを使用しています(他の樹種もあり)。「良いものを長く」という観点から、チェアやソファの張替えやテーブルの補修・再塗装などの修理にも対応しています。近年の住宅は高気密、高断熱住宅のため、シックハウス症候群の原因とされるトルエン、キシレン、エチルベンゼンなどの化学物質を使わない塗料の使用が法律で定められており、カリモクはF★★★★(エフフォースター)という高い基準でからだに優しい家具を製造しています。
カリモク家具の良さ・メリット
木材のマイスターであるカリモクの家具は、木の持つぬくもりを大切にして、素材の魅力を引き出すことを大切にしています。ただし、天然素材の木材には、木が含む水分が蒸発することで、割れやゆがみが生じるという欠点があります。カリモクでは、木材を約3~6 か月かけて自然乾燥させ、その後の工程でも厳しい温度・湿度管理を行なうことで弱点を克服。製品の品質管理はもちろん、原材料の管理まで行き届いているのは、国内で一貫製造を行なっていることの強みです。多くの家具メーカーが生産拠点を海外に持つなか、カリモクでしか実践できない高度な品質管理を行なっております。
こうした管理体制が製品一つひとつの品質向上につながり、末永く使える家具としてお客様に提供されています。