今、ウッド調のインテリアが旬なわけ
ひところは木目と言うと古臭いという印象があり、近未来を思わせるようなガラスやメタリック、合板の白などがもてはやされた時もありましたが、最近はウッド調がまた復権してきています。
ナチュラルなテイストで木のぬくもりを感じさせてくれる、肩肘の張らない自然な雰囲気が今の時代にあっているということもありますし、最近流行のアイアンとも親和性が高く、スタイリッシュにも決まるんですね。高級ホテルも最近はダークな色調のモダンラグジュアリーなインテリアが数多く採用されています。その肝はなんといってもウッド、木目を生かしたインテリアなのです。
選ぶダイニングチェアでウッド調のインテリアは大きく個性を変えることができます。もちろん木製で、色もダイニングテーブルがウォールナットならウォールナット、メープルならメープルと色味を合わせた対のチェアを用意する、というのでもいいのですが、ちょっと面白み味欠けてしまうところも。もう一歩工夫が欲しい、味付けしたい、ということなら、チェアを工夫することでインテリアがぐっと締まりますよ。
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ウッド調のインテリア別、ダイニングチェアの選び方
ラグジュアリーモダンなダイナーにおすすめのチェア
ダイニングテーブルから背もたれがはっきりと見える、高い背の椅子を選ぶのがオススメ。縦の線を強調することでラグジュアリーな雰囲気が出せます。また、椅子の素材はウッド調ではなく、白や黒といったレザーやクロス張りもいいでしょう。
ブルックリンスタイル、西海岸スタイルにおすすめのダイニングチェア
ウッドの家具やフローリングに馴染むアイアンを利用したチェアで、何の変哲もないダイニングテーブル、フローリングも、とたんにこなれ感のあるインテリアに。
ブルックリンスタイルならウッドと黒やダークなアイアンを組み合わせたチェア、西海岸風ならアイアンだけでなく、青やグレーなどの塗装を施したチェアもおすすめ。
ナチュラルスタイルのウッド調インテリアにおすすめのダイニングチェア
ウッドの木目を生かし、シンプルでモダンなナチュラルスタイルのインテリアなら、自然な色、色味を抑えたコーディネートを心がけられていると思うのですが、チェアもシンプルなものがおすすめ。ダイニングテーブルとセットのものでも良いですが、あえて別のチェアを選択するなら、木目の美しさにこだわった手作りのチェアを選んでみましょう。
ウッド調インテリアでダイニングチェアを選ぶ時に心がけたいヒント
上の例でもご紹介していますが、ウッド調でまとめた部屋で、すべての家具をウッド調にしてしまうと、まとまりすぎてしまいます。たとえば、木目の美しさが見渡せるダイニングテーブルをウッドにするのは外せない選択だったなら、思い切ってチェアを他のテイストにすることで、かえってテーブルの木目が際立ってくるということもあります。
ラグジュアリーモダンだけでなく、床や壁なども板目を使っているカントリー調のインテリアなどにもおすすめなのですが、椅子をクロス張りや革張りのものにしてみると、部屋全体に落ち着きが生まれ、シックな雰囲気を出すことができます。