living-chest スッキリまとめて存在感も引き立つリビングチェストコーデ

リビングコーデにおけるチェストの役割は?

インテリアコーディネートにおいて、お家の顔とも言えるリビングには様々な家具を置いて、色鮮やかに飾りたいというのが心情でもありますが、これまでにもご紹介してきたように、インテリアコーディネートの難しさは、家具のチョイス以外にもフローリングの色や壁紙の色、はたまた照明の色や部屋の採光性などによって、受ける印象が”ガラり”と変わってしまう点にあり、仮に同じ家具を配置しても上手くコーディネートがまとまる部屋もあれば、何か違和感を覚えてしまう部屋もあるという点が挙げられます。

多くのご家庭のリビングでは木製のフローリングが採用されているケースが多いため、自然と木目基調の家具で統一されるケースが多いのですが、フローリングの色味と合わせるコーディネートもあれば、多少家具とフローリングに濃淡を付けることでアクセントを効かせることもできます。特にリビングに配置するサイドボードやチェストについては、その空間の中では主役にはなりにくいアイテムとなりますので、必要以上に目立たせる必要はないかもしれませんが、リビングの名脇役として、どのようなテイストのチェストをどのようにコーディネ ートするのが良いかを色々と検討してみましょう。

チェスト単体で配置する場合は常に視界に入ることがポイント

掲載写真のチェストは、エスプリセレブのチェストで、木肌の感触や素材感を活かしたデザインに定評のあるフランスベッド展開のカジュアルブランドです。チェストとは、日本語訳では整理ダンスという意味合いになりますが、リビングでのコーディネートの位置づけとしては、テレビボードの両サイドに配置されたり、背の低いチェストであれば、そのままテレビボードとして兼用したりと、使い方は様々です。整理ダンスだけに、機能性や収納力を重視すべきかもしれませんが、それ以上にちょっとしたインテリアグッズの置き場所としての役割も果たしますので、どうしてもチェスト 1 台くらいは必要になります。

近年では 40~50 インチの大型TVが一般的になってきており、また壁掛け式にされたりするケースも少なくありませんので、テレビボード自体不要とするリビングも増えてきております。そういう意味では、これまでテレビボードとセットだったチェストは、単体で配置する必要がありますので、その配置場所なども考慮しなければなりません。お部屋のレイアウト次第ではありますが、定番の配置場所としては窓下や開口部脇などがおススメで、お部屋の角などは普段の生活のなかで視界に入らない時間が増えてしまうので、あまりおススメできません。

チェスト内の収納物が見えないデザインを!

特にチェストの上などに植物を置いたりする場合、見て楽しむというコーディネートの役割がありますので、上述のように視界に入らないような場所に配置するより、ダイニングチェアやリビングソファに座った時に視界に入ってくるような配置が好ましいです。特に見て楽しむという観点では、掲載写真のような明るめの天然素材の木製チェストなら明るく活発的な印象を与えますし、ダークブラウン系のチェストであれば、シックで落ち着きのある大人のコーディネートになります。チェスト自体の収納性も重要ですが、やはり見て楽しむコ ーディネートである以上、チェスト内の収納物が見えない方が無難で、掲載写真のようなデザインであれば、ゴチャゴチャ感も出ずにスッキリまとまると思います。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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