子供の成長は本当にあっという間。成長に合わせて座面や足置きの高さを調節できるハイチェアを離乳食の時期に購入したけど、小学生になるとハイチェアには座らなくなったお子さんも多いのでは?
ハイチェアは卒業したけれど、大人用のチェアはまだ不向きな子供。今回はそんな子供用のダイニングチェアの選び方をご紹介します。なお、子供用ダイニングチェアを置いたらダイニングルームの統一感が失われた……というようにならないような、統一感を持たせる子供用ダイニングチェアを選ぶことをオススメします。
子供用ダイニングチェアを選ぶポイント
ダイニングテーブルで宿題をするお子さんも多いと思いますが、子供にとってダイニングテーブルは食事だけでなく、勉強などの作業スペースだったりしますね。「リビング学習」という言葉があるように、家族の集まるリビングやダイニングで勉強をすると、学力が上がったり勉強が好きになると言われますので、ダイニングチェアは子供に合ったサイズを選びたいもの。サイズなど、子供用ダイニングチェアを選ぶ3つのポイントを紹介します。
座面や足置きの高さを調節できるか
椅子に座って足の裏が床につかないと、ついつい足をブラつかせてしまうお子さんがいらっしゃいますね。足の裏が床につかないと、姿勢は崩れがちになり、集中力を保つことが難しくなります。ですので、足の裏を床につけることができるような足置きや座面の高さを調節可能なチェアを選びましょう。
長時間座っても疲れないか
小学生の家庭学習時間は「10分~15分×学年数」が目安とされています。高学年になれば長時間勉強をすることになりますので、長時間座っても疲れないタイプにしましょう。上半身をしっかりサポートする背もたれや、座面の弾力など、実際に座り心地を試してから購入するといいでしょう。
座面カバーは合皮か着脱簡単のものを
子供が使うチェアの座面カバーはどうしても汚れてしまいます。食べ物だけでなく文房具の汚れなど様々な汚れがつきますので、清潔さを保つためには手入れのしやすさが大切です。合皮であればふき取ることができますし、着脱が簡単なカバーであれば洗濯することができます。
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ダイニングに統一感を持たせるには?
子供が使うから子供に選ばせたら、使用している大人用ダイニングチェアとマッチしなかった……なんてこともあります。中にはダイニングセットのチェアとお揃いのデザインの子供用チェアを販売している場合もありますが、新たに購入するケースではない限り、お揃いのデザインの子供用チェアに出会うことはなかなかありませんね。
ですが、ダイニングに統一感を持たせることができないと諦めないでください。チョイスするポイントさえ押さえれば、大きく外すことなくダイニングに統一感を持たせることができます。そのポイントをこれから説明します。
色や素材、デザインを部屋のテーマを合わせる
ダイニングルームのテーマはナチュラルテイスト?それともシックなモダンテイスト?ご家庭によりダイニングルームのテーマはそれぞれですが、子供用ダイニングチェアも同じテイストのデザインを選ぶと自然とマッチします。
部屋のテーマにマッチしたデザインが見つからない場合には、色や素材が似たものを選びましょう。色はナチュラルやブラウン、ホワイトやブラックなど豊富なカラーバリエーションが展開されているものもあります。
統一されていた大人用チェアをあえてバラバラのデザインにする
同じデザインのチェアは統一感がありますが、そこに新たにひとつ子供用ダイニングチェアを入れるとなると統一感は崩れがちになってしまいます。そこで新たな提案として、チェアひとつひとつのデザインをあえて揃えずに、全体としての統一感を演出してみませんか。
バラバラのチェアで全体の統一感を演出するには、
1、同じデザインで色違いにする
2、デザイン違いで色を揃える
3、色もデザインも全てバラバラ
のパターンがありますが、新たに子供用ダイニングチェアを購入する場合には2と3で考えてみてはいかがでしょうか。バラバラのチェアにすると統一感は損なわれがちかと思われますが、お部屋にこなれ感を出したり、オシャレに見せたりと良い印象を期待できます。
いかがでしたか?機能重視で子供用チェアを選ぶと部屋の印象は子供のいる雰囲気になりますが、デザインを重視したチェアにすると部屋全体に統一感を持たせることができます。希望のデザインの子供用チェアが見つからない場合は、大人用のチェアに高さ調整クッションを活用するのもオススメです。