select-lighting 採光性から考えるダイニングテーブルの選び方

採光性から考えるダイニングテーブルの選び方1

窓からの日差しがたっぷり入る明るいダイニングルームは気分も晴れやかになりますよね。食事も会話も弾みそうです。お部屋の採光性とダイニングテーブル、一見無関係に思えますが、実は関係があるんです。

明るいダイニングのコーディネイトを目指すなら、お部屋の採光性がどうなっているかで選ぶダイニングテーブルが変わってきます。光の効果を取り入れて、お部屋がパッと明るくなるダイニングテーブルを選んでみてはいかがでしょうか。

 

方角的にも明るいダイニングルームなら

部屋が南側、東側にあり、大きめの窓があるなど、採光性に優れているダイニングルームなら、どっしり落ち着いた、ダークブラウンやブラックのダイニングテーブルも意外と重たくならず、洒落て見えます。

ナチュラルテイストがお好みで明るいダイニングルームにしたい場合は、床がフローリングなら、ダイニングテーブルの素材はフローリングの色とマッチするナチュラルな木目の明るめカラーがオススメ。

カーペット敷の場合、ナチュラルな色はもちろん、ホワイトやブラックなどのモダンでスタイリッシュなダイニングテーブルも良いでしょう。ホワイト系なら圧迫感がない上に、窓からの光を反射してくれますから、すっきりした印象に。ブラック系ならスタイリッシュな印象に。

さらに、より部屋の明るさを生かしたいならば、テーブルや椅子の脚は細目がオススメ。足下がすっきりすることにより床面は広く見え、光の反射面が多く部屋が明るく感じられるんです。

また、テーブルの配置は窓際につけるより窓に対して対角線上や直角に置くことにより、陰になる床面を作らず、大きなダイニングテーブルでもすっきりまとめることができ、部屋を広く見せる効果があります。

 

採光性があまりよくないダイニングの場合

採光性から考えるダイニングテーブルの選び方2

ダイニングルームは北側、西側に位置している、あるいは窓があまりない、そんなお部屋もありますね。「うちのダイニングはなんだか暗く重たい」「どんよりしている」こんな風にちょっとがっかりしている方も多いのでは。でも、ご安心ください。そんな時は北欧のインテリアからアイデアをいただきましょう。

北欧では、冬場の日照時間が短いために、部屋にほとんど光が入らないこともままあります。そこで、照明はもちろん、壁や家具を白や明るいカラフルでポップな色にすることで、部屋の中を明るくしているんです。北欧デザインの有名なブランドマリメッコを想像してもらえればわかりますが、明るい色の大胆な模様が多いですよね。

ですので、窓があまりない、あるいは採光性が良くないダイニングの場合は、北欧スタイルのようにダイニングテーブルの色を白にしてみましょう。天板を白にすることにより、レフ板効果があり、少ない光を反射してくれるので、お部屋はかなり明るくなります。真っ白すぎるのは好みではないと言う場合は、脚はナチュラルな木の素材でもOK!

さらに明るくしたい場合は、ダイニングテーブルの下には白やアイボリーなどの明るい色のラグやカーペットを引くことで、光を反射させ明るく見せることができます。この足元のちょっとした工夫で、沈んでいたお部屋が明るくなるのでおすすめです。

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いかがでしたか。白っぽいダイニングテーブルならお部屋を明るく見せることができますので、採光性のないダイニングルームには、北欧スタイルの白っぽいカラーのダイニングテーブルをオススメします。なお、ソファや椅子のクッションの色も、お好みにもよりますが、オレンジや赤、黄色など華やかな色で沈みがちな彩度と明度を底上げしますので、ダイニングルームのコーディネートを楽しんでみてくださいね。

 

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