ダインニングチェアから床を守ろう!
毎日使うダイニングチェア。何気なく使用しているだけで、いつの間にかフローリングやカーペットなどの床に、汚れやキズがついてしまいますよね……。お子さまの場合はイスや床のダメージを気にすることなく引きずりますし、重量のあるイスの場合は意識しながら動かすのも意外に大変ですね。そこで今回は、ダイニングチェアから床を守るためのダインニングチェア用の脚カバーの底の部分に注目していきます。
フェルトタイプの特長
フローリングの家庭用で最も人気が高いのはフェルト。イスを引きずっても床にキズがつきにくく、細かな石の粒子などはフェルトに埋もれてしまうのが魅力。ゴムや樹脂と比較してもフェルトが最もキズから守ってくれるのではないでしょうか。
なお、粘着テープのついたフェルトパッドなどの場合は使用頻度の高いダイニングチェアには適さないことがあります。動かすことの多いイスはズレたり、剥がれたり、ホコリや毛がついたりと、メンテナンスが必要なこともありますので、ダイニングチェアにはカバータイプをオススメします。
ニットタイプの特長
猫脚のダイニングチェアにオススメしたいのは、靴下のように履かせるニットタイプ。もちろん通常の脚にも便利なアイテムですが、猫脚の場合には脚カバーをフィットさせることが難しいため、このニットタイプなら猫脚と床を守ることができます。
なお、ニットタイプの脚カバーは100円ショップでも発売されており、手軽に入手し簡単に取り付けることができるのですが、体重をかけたままイスを引きずったり、ずらしたりして使用すると、脚カバーが脱げてきたり破けたりすることがあります。ですので、ニットタイプの脚カバーを利用するなら、あくまでも消耗品ととらえて使用することをオススメします。
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滑り止め効果のあるカバー
ゴム
フローリングの床のキズを防ぐゴム。滑らせないように使用するにはオススメですが、通常に家庭でイスを使用するには不向きかもしれません。なお、体重をかけたままイスを引きずったり、ずらしたりして使用すると床の素材によりゴムの跡がつくこともありますのでご注意ください。
ポリエチレン樹脂
プラスチックのように硬いポリエチレン樹脂は、ゴムと同様にカーペット体重をかけたままイスを引きずったり、ずらしたりして使用するとフローリングの床をキズつけてしまうことがあります。カーペットの場合はカーペットの繊維に引っかかることなくスムーズにイスを動かせます。
フッ素樹脂
フローリングもカーペットも快適に利用できるのがフッ素樹脂の脚カバー。表面がツルツルしているためポリエチレン樹脂より滑りがいいため、樹脂で床をキズつけることも起きず、なおかつ滑りやすいためイスの可動もしやすくなります。寒い季節だけカーペットを敷く場合など、床の環境変化にも対応する優れものがフッ素樹脂の脚カバーです。
このようにダインニングチェア用の脚カバーには、床を汚れやキズから守るだけでなく、椅子を引くたびに気になる音を軽減させたり、スベリ止め効果があるもの、逆にイスを動かしやすいものなど、様々な種類があります。ダイニングチェアをより快適に使えるようにダインニングチェア用の脚カバーを、ぜひ利用してみませんか。
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