一枚板ダイニングテーブルの奥深い魅力
おしゃれでリーズナブルなダイニングテーブルも魅力的ですが、インテリアに興味が出てきた方にぜひオススメしたいのが、一枚板の大きなダイニングテーブル。一枚板とは一本の丸太から切り出した板であり、「木」本来の木目が魅力。そんな一枚板のダイニングテーブルは風格と美しさを兼ね備え、部屋の中にあれば主役になること間違いありません。
テーブルの端には雑誌やパンフレット、キャンドルなどを雑然と置いたままでも料理を一通り並べられるような大きなテーブルは、外国の雑誌に出てくるようなこなれ感、抜け感のあるインテリアを作り出すことができます。また、大きなサイズで威厳はあるのにナチュラルな木のぬくもりを感じられため、不思議と威圧感をあまり感じないことも。
なお、一枚板のダイニングテーブルはどのインテリアにも合わせやすい万能さを持ち合わせています。天然木の木目や形はそれ自体が完成されたアートそのものなので、モダン、アンティーク、ラグジュアリー、ポップ、スタイリッシュ、どんなテイストでも不思議となじんでしまうのです。
一枚板ダイニングテーブルのメリットとは?
一枚板のダイニングテーブルはとても高価なものですが、メリット・デメリットがございますので、はじめて一枚板のダイニングテーブルを購入される方はメリットよりデメリットを把握しましょう。
メリット
・自然のぬくもりを感じることができる
・何世紀も使うことができる
・一点モノで唯一無二のオリジナルデザイン
・大きな一枚板は数年で市場に出回らなくなるともいわれ、資産価値が高い
・黒檀などは高級木材として扱われ、希少価値が高い
デメリット
・とても高額になる場合がある
・テーブルにシミや汚れ、キズが付く場合がある
・割れや反りが発生する可能性がある
・玄関に入らない場合や、階段が登れない場合がある
一枚板のダイニングテーブルは、丸太そのものを利用するためにその木の個性がそのまま現れる場合もあり、反りや割れがほとんど出ない場合もあれば、大きく出てしまう場合もあります。また、木は「木材になっても呼吸をしている」と言われ、購入後に割れや反りが発生することもあります。
一枚板のダイニングテーブルの選び方のコツ
一枚板のダイニングテーブルを買う時には、気を付けなければならないことがあります。
それは、木の乾燥状態。
購入後に割れや反りが発生することがあると先ほどご紹介しましたが、乾燥が不十分だと木が割れたり反ったりの問題が起きやすいのです。ですので、購入する時には「何年くらい乾燥させたか」を必ず確認しましょう。一枚板ができるまでには長期間の管理に時間を費やため、できれば五年以上の乾燥時間が望ましいとされています。
なお、木材には欅(ケヤキ)や栃(トチ)、杉、桜、ウォールナットなど様々ありますが、どれも色や木目、固さや手触りなど、それぞれ個性を持っています。実際に触れてみることでその個性を感じることができますので、どの木材が好みのものかそれぞれの特徴を知ることが大切です。
一枚板のダイニングテーブルは唯一無二の一点モノなので、妥協せずにお気に入りのテーブルを見つけましょう。理想のテーブルと出会うためには、休日にアミューズメントパークを訪ねるような気分で、一枚板のテーブルを取り扱っているショールームを回ってみるといいでしょう。これからずっと付き合っていきたい、そんな気分にさせてくれる逸品と出会えるかもしれませんよ。