カフェ風インテリアとしても人気なアイアン脚のダイニングテーブル。
天板はチークやウォールナットなどをはじめとする天然の素材、そして脚は黒いアイアン、というダイニングテーブルが大人気です。
その人気の理由の一つに、様々なインテリアと合わせることができるという点があります。
天然板のナチュラルな魅力と金属のアイアンというシャープなものを組み合わせは、
・カフェ風
・西海岸風
・ミッドセンチュリー
・アンティーク
・和モダン
などのテイストにマッチするため、男女問わず人気のアイテムです。金属の威圧感より、気取り過ぎないこなれ感がアイアン脚ダイニングテーブルの魅力でしょう。また、選ぶ天板の種類やアイアンの脚の種類で、まったく印象が違うのも面白いところ。
無骨な魅力、天然の木材を生かしたアイアン脚のテーブル
天然の無垢の木材の天板のアイアン脚のテーブルは、ワイルドでスタイリッシュ。重い天板を支えるアイアンの脚も太めで安定感を出し、インテリアの主役となる存在感です。インダストリアルインテリアにもバッチリはまりますし、レンガの壁でスタイリッシュなブルックリンスタイルのインテリアには欠かせません。
アイアン脚のテーブルを軸に、部屋全体のインテリア、ファブリックなどをダークトーンで押さえれば、無造作に積み上げた本もインテリアの一部となるようなそんなおしゃれな部屋が演出できます。
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アイアンならでは、細い脚を生かしたテーブルが出来る
実はアイアン脚のテーブルは木の脚では出来ないデザインが出来ると言う点でも様々な良さがあるんです。木の脚では耐久性的に無理な、脚の細さが一センチ、二センチといったデザインも、アイアンなら可能なんですね。また足先をくるんと曲げたり、途中でカーブさせたり、様々な形を作ることが出来ます。
細いアイアン脚のダイニングテーブルなら、カフェスタイルや、ミッドセンチュリーのインテリアを作りたいときに一役買ってくれます。アイアンならではの細い脚は重厚な中にも軽やかさがあるので、ミッドセンチュリーには欠かせない、曲線の椅子や丸い家具にはまります。ミッドセンチュリーなバラバラの椅子も、シンプルなアイアン脚のダイニングテーブルなら生かすことが出来ますね。
カフェスタイルのインテリアも同様で、重厚にしたいなら天板をダークな色味に、抜け感を出したいならパイン材などの明るい色、とご自身の好みにマッチした木材を選ぶことで居心地のいいダイニングを作り出せます。
カフェスタイルのインテリアを目指していて、おうちをカフェ風にしたいけど、なんだか決まらない、と言う場合は、アイアン脚のダイニングテーブルは強い見方。ダークな色味の天板ならぐっとスタイリッシュになりますし、白木のナチュラルさもアイアンの脚が程よいスパイスとなって洗練された印象に。ベンチや好きなソファと合わせて、居心地の良さを出すことができます。
アイアン脚のダイニングテーブルで気をつけたいこと
アイアンは鉄のこと。つまり、鉄が使われています。アイアン脚でよく見られる黒い色は、塗装の色ではなく黒皮鉄という、高温で鉄が焼かれた時に表面に出来る皮膜の色を生かしたものが多く出回っています。この黒皮鉄、微妙な色むらや個体差などが味わい深く、使い込むうちに色味が変わってくることがあるのも魅力。その反面、湿気が多い時にはサビが出てくることも。
それもヴィンテージ感があって良い、と考える方もいるかもしれませんが、食卓に置くものですから、気になる方は、サビ止めを塗る、食用のオイルなどをたまに塗っておく、こんなお手入れでもサビは防げます。
表面を塗装しているアイアン脚の商品の場合、黒皮鉄と違ってサビや色の変化はほとんどありませんが、塗装が剥げてきた場合に錆びる可能性があります。塗装を傷つけないように、固いもので擦るなどは避けたほうが良いでしょう。
また、テーブルを動かした時に、アイアンが床材を傷つける場合もあるので、足先に床保護のパッドや滑り止めを張るなどの配慮をすると安心して使用できます。最初に脚には保護キャップがついてることがほとんどですが、使っているうちに外れてしまうことも。賃貸にお住まいの場合は特に気を使ったほうがよさそうですね。