デザイナーズチェアを主役に置いたシンプル・リビングコーディネート!
リビングに素敵なアクセントになるような椅子を置きたい、そんなあなたには香港を拠点に活動するインテリアアーティスト、バリー・ホーのチェアがオススメ!日本家屋にもよくマッチするシノワズリスタイルは、洋風にもマッチする応用の効くタイプのファニチャーです。シノワズリとは 17 世紀から 18 世紀にヨーロッパで人気を博した中国の美術やデザインを取り入れた様式ですが、西洋のリビングスタイルにもすんなり馴染みます。
その理由として、シルクロードの存在を抜きに語ることはできません。紀元前 206 年から約 420 年以上も続いた漢の時代にインド、トルコ、ギリシャ、ローマ、エジプトなどの西洋文化が伝わって中国の美術と融合して発展したと言われています。はるか昔から西と東の文化交流があったのですね。リビングルームにシノワズリデザインのチェアを合わせると遥か悠久の風を感じるような、印象に残る部屋にできるでしょう。
目線がチェアに注がれるような配置とコーデを心掛ける!
掲載写真のような組み合わせ時に配置するラグマットは、模様入りではなくシンプルな無地を置きましょう。柄入りだと目線が拡散してしまい、落ち着かなくなります。主役はバリー・ホーのチェアですので、できるだけシンプルにまとめるコーディネートが良いと思います。それでももう少し飾りたい、という方には、小物をプラスするのもいいでしょう。白地に青い絵柄の花器を漆塗りのミニテーブルの上に置いてみたり、中華文様のシルクのクッションをチェアに飾ったりするとシノワズリというコンセプトでまとめることができます。
掲載写真のバリー・ホーのチェア自体、細見でスタイリッシュなデザインが特徴です。お部屋に配置するその他の家具においても、重厚感のあるテーブルやボードなどはアンマッチとなりやすいので、多少収納を犠牲にしてでも、スッキリとした家具でまとめるのがポイントです。掲載写真のサンプルからも伝わるように、シノワズリのような中国趣味の様式は、あまり派手な色使いを好みませんので、その点も考慮したトータルコーデ ィネートをオススメします。
※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。