デザイナーズチェアのリビングコーデにチャレンジ!
奇抜なデザインが特徴のデザイナーズチェアにおいては、機能面以上にデザイン性にプライオリティを置いているという点は言うまでもありませんが、とは言えしっかりと使い勝手も考慮しつつ、さらにそこにデザイン性を加えることで、独創的かつ個性的なデザインのチェアが生まれます。掲載写真のように、特徴的な背もたれ、アシンメトリックのひじ掛け、さらにはヘッドレストに補色を配置するカラーコーディネート!ぱっと見の印象は、随分派手なチ ェアというのが本音ですが、時間と共に空間に馴染んでいくという不思議なデザインや色使いでもあります。
こちらの掲載写真では、壁紙の色も意識したデザイナーズチェアのコーディネートとなり、低めに配したチェアならびにサイドボードなど、和のスタイルも考慮したようなインテリアコーディネートですが、水色の壁紙に黄色や黄土色のテーブルやラグなどは、メリハリを意識した反対色コーデとなりますので、配置やカラーコーデという観点では、見た目こそ派手目かもしれませんが、しっかりと基本に忠実な組み合わせであるとも言えます。
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もの足りなさを感じたらデザイナーズ照明を活用しよう!
ただ、掲載写真のように部屋全体をアーティスティックに仕上げるとなると、チェアのみならず、その他の家具、そしてインテリアグッズなども工夫する必要があります。あくまでリビングの主役がこうしたデザインチェアであれば、ゴテゴテとコーディネートする必要はありませんが、チェアを配置した際にリビング空間全体的に物足りなさを感じるようであれば、その他の家具やインテリアグッズでその物足りなさを補ってあげる必要があります。その際には、サイドボードやセンターテーブルなど、リビングにとって中心的な家具でその物足りなさを補うより、デザイナーズ照明などある程度フレキシブルに変化を与えられるインテリアグッズでコーディネートを考えるのがポイントです。
掲載写真のようなロータイプのチェアについては、基本的に目線が低い位置にありますので、テーブルやサイドボード、その他リビング全般的に低さを重視し、開放感のあるスタイルに仕上げるのがポイント。デザイナーズ照明を配置する場合も、天井照明に注力するのではなく、フロアライトやスタンドライトなどをオシャレなデザインのものにするだけで、リビング全体的にアーティスティックな雰囲気になります。
他のデザイナーズアイテムとのマッチングは?
実際にデザイナーズ家具を配置する場合、こうした奇抜なデザインを採用したデザイナーズ家具において「他のブランドのデザイナーズアイテムとのマッチングは?」という疑問が生じてきます。デザイナーズ家具とい っても、ヨーロッパ家具なのか北欧家具なのか、はたまたアジアン家具なのか、そのスタイルによって様々ではありますので、一概に合う・合わないを決めることは困難ですが、色使いだけでも配慮すると意外なほどに融和する場合は多くあります。
掲載写真のように既にチェア単体で複数を配色している場合、他の家具については色味が少ないものであれば合うかもしれませんが、複数の色が存在するような場合は避けた方が無難です。天然素材のリビングテーブルなどはマッチングが良いと思いますが、表面に塗装などが施されているようなものは、色がガチャガチャしてしまい、せっかくの高価なデザイナーズアイテムの魅力が半減してしまいますので、その点はしっかりと組み合わせを確認してから購入するようにしましょう。
※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。