technique-living ソファの配置で快適さが変わる?!リビングのレイアウトテクニックとは

ソファの配置で快適さが変わる?!リビングのレイアウトテクニックとは1

リビングの快適なレイアウトをソファで工夫しよう!

ダイニングの要がダイニングテーブルだとしたら、リビングのインテリアはソファと言っても過言ではありません。食事の後のひととき、一番リラックスする時間であるテレビや映画を観ながらゆっくりくつろげる場所。そんな時の主役はやっぱりソファですよね。

まず、ソファの配置で重要なのが、部屋に入った時のソファの向きです。一人で暮らしている場合は、来客がある時以外、ソファの向きなんか関係ないと思うかもしれませんが、ドアの真正面にソファがある、というのは、ソファに座っている側からすると落ち着かないものです。

高さのないロータイプのソファは出来れば部屋の一番奥まったところに置くと、部屋が広く見え、ソファに腰掛けている側もくつろぐことができます。ソファの周りに家具を置く場合は、リビングテーブルやローボードなど背丈の低い家具を置くようにしましょう。できれば目線の高さの上にこない背丈がおすすめです。

ソファに座った時、快適に感じるかどうか、ものの位置関係が決まってきます。ソファに座っていると目線が低くなっているので、近くに高い背丈の本棚などがあるとかなりの圧迫感なので、できればなるべく遠くに配置すると良いでしょう。

ソファを壁面側に配置するレイアウトなら、ソファ背面に収納できるボックスを置き、テーブル代わりにするというアイデアもおすすめ。普段使わないものを収納できますし、キャスター付きなら取り出しもカンタンです。

 

角度をつけることでスペース確保、広さを演出する

ソファの配置で快適さが変わる?!リビングのレイアウトテクニックとは2

また、最近はどの家でも大画面のテレビが人気なので、壁面一杯をテレビが占領しているというお宅も多いと思いますが、部屋にある程度の広さがあれば、そのような大型の画面もよいのですが、日本の住宅事情だと、至近距離のソファの目の前に大画面テレビがあると、どうしても圧迫感が出てしまい、落ち着けません。

そんな時おすすめなのが斜めのレイアウト。部屋の対角線上にテレビとソファを置くことで距離を保つことが出来ます。薄型のテレビが多い今なら、デッドスペースもさほど気になりません。キャスターのついたテレビボードすれば掃除もらくらく。

この方法の利点はもうひとつ、リビングダイニングが一部屋の場合、ダイニングテーブルやキッチンからも画面が見られることです。壁面にテレビをぴったりつけてしまうと、真正面からしか画面が見えませんが、角度をつけることで家事の合間にチラ見もできるのでお茶を入れたりするのが苦になりません。

以上のように、ソファの位置は快適な空間を作るのに思いのほか重要です。「▼憧れの大きいソファ!部屋の広さから考えるソファのサイズについて」でもお伝えしていますが、広さのあるリビングの場合は背丈のあるソファもおすすめできますが、コンパクトな部屋の場合はロータイプのソファがおすすめ。

ラグを敷いてソファを置けば、小さなソファでもゆったりくつろげます。ロータイプのソファの場合はリビングのテーブルを使うより小さなボックスをテーブルに代用してもいいですね。完全に部屋のレイアウトを決め込んでしまう前に、実際にソファに座ってみると、目線の高さやくつろぎ感を確認できます。

また、作り付けの棚があるお部屋なら、ソファは反対側に置かれる場合が多いと思いますが、そんな時もソファの目の高さにはお気に入りの小物などを置いてリラックスできるようにしたいですね。

 

いかがでしたか?レイアウトを工夫してお気に入りのソファで好きな映画をゆったり観られるリビング、ぜひ作ってみてくださいね。

 

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