カウチソファのある生活を
海外の映画を観ていると、リビングダイニングのソファセットに登場して、豊かでオシャレな生活を感じさせてくれるアイテム、カウチソファとオットマン……。
カウチソファとは一般的に寝椅子のこと。日本の都市部の住宅事情だとスペースとの兼ね合いでカウチソファ、オットマンともに中々置けない場合もあるのですが、思い切っていらないものを処分してオットマンとカウチソファのL字型にレイアウトして、ワンランク上の生活スタイルを楽しんでみませんか?
ソファと一緒にコーディネートするオットマンは足を置く家具ですが、背もたれのないソファとしても使えますし、バッグなどをちょっと仮置きするのにも使えます。また、トレーを乗せれば、ちょっとしたローテーブルの代用としても使えるので便利なんです。
何よりも、オットマンを置くとラグジュアリー感が増し、高さのない家具なので圧迫感もありませんし、ソファとの面構成で部屋を広々と見せてくれますので、L字型のレイアウトができるスペースがあるなら、ぜひカウチソファと一緒にオットマンもコーディネートしてラグジュアリー感を高めましょう。
オットマンのバリエーションでカウチソファに個性をプラスする
カウチソファとセットで販売されている、カウチと共布、同じ革を使ったオットマンは統一感のあるコーディネートができて豪華ですが、もしオットマンのないタイプのカウチだった場合、別売りのものを合わせても面白いコーディネートができますよ。
別素材で同じ色、あるいは、色のトーンを揃えてもいいですし、カーテンなどの他の家具と色調を合わせてもいいかもしれません。カバーで色を揃えてもいいですよね。シンプルなカウチソファに、装飾性のあるオットマンで遊び心をプラスしたり、ベーシックな色のソファに鮮やかな色のオットマンを合わせてアクセントにしたりするのはいかがでしょう。
なお、L字型のレイアウトにする場合は、オットマンの高さはなるべくカウチソファの座面と合わせましょう。
また、セットではないカウチソファとオットマンに同じカバーをかけたクッションをコーディネートすることで、まとまりを出すことができます。しかしながら、セットのカウチソファとオットマンにクッションまでセットで揃えてしまうと、圧迫感を感じることもあります。狭い部屋の場合は、程よいセット感がおすすめ。クッションのテクニック、試してみてくださいね。
10畳以下のL字レイアウトは窓の位置によって変わってくる
10畳以下の部屋にL字レイアウトでカウチソファとオットマンを置こうとすると、窓やベランダの位置とソファの関係性が大事。スペースを有効利用するために壁面にぴったりつけるレイアウトを考える場合が多いと思います。ベランダや窓が多い部屋だと、壁面が少なく、ソファを窓側に寄せたりしなくてはならない場合も。
長短が決まっておらず、長方形のカウチと正方形のスツールを組み合わせて、部屋のコーナーに合わせられるカウチソファなら、窓や壁の向きを気にせず置くことができます。
また、L字型のソファは壁面につけずに、リビングとダイニングのエリアを分ける間仕切りとして使うのも手です。オットマンのスペースが確保できない場合は、テーブルを諦めてオットマンをテーブル代わりにするのもおすすめです。
カウチソファで何をするかをイメージしてみよう
部屋のスペースを占有するL字型レイアウトを成功させるコツは、カウチソファで何をするかを明確にすること。
カウチソファに寝そべって映画を観る、ベッドの代わりにも使っている、食事の後に読書している、など生活スタイルによって使い方もそれぞれ違います。本当に必要なものをチョイスしていくと、いらない物も分かってきます。
たとえば、ソファと一緒にテーブルを置く、そのテーブルは本当に必要でしょうか。
カウチソファに寝転びながら、きちんと食事をするというシチュエーションは考えにくく、カウチに腰掛けての書き物もやりにくい。ノートパソコンは膝に乗せて作業するかもしれない……。となると、テーブルに乗せそうなものは、マグカップやティーカップ、読みかけの本くらい。それならテーブルが必要な時はオットマンにトレイを乗せればいい、という具合にわかってきます。
広さに限りのある部屋の場合、無理にテーブルを置いて狭苦しくなるより、小さなサイドテーブルでも充分かもしれません。それより、面を強調するオットマンを生かしてゆったりしたコーディネートを心がければ、スペースは狭くとも、ゆとりのあるインテリアになります。
▼関連記事
組み合わせ次第ではL字ソファにもカウチにも!
いかがでしたか?カウチソファとオットマンのL字型レイアウトはラグジュアリー感たっぷり。ゆとりのある生活はじめてみてくださいね!