一人暮らしのソファの選び方・間取りとスペースを賢く計算！

ソファを置く目的とポイントをしっかり押さえよう！

毎年3～4月の年度変わりには、大学進学や就職などで一人暮らしの新生活をスタートさせる人も多いと思います。新たな生活環境、そして新たな住居ともなると「部屋が変われば家具も新調したい！」というのが心情ではありますが、やはり一人暮らしの間取りとなると、家具やインテリアグッズを置くスペースにも制限がありますので、特に場所を取りがちなソファやテーブルなどの大型家具においては、購入に二の足を踏む方が多いのではないでしょうか？

1Kや1DKなどの一人暮らしの部屋は、それでなくてもスペース的に制限がありますが、じつはそんな制限の多い一人暮らしの間取りでも、しっかりと部屋の広さや空間を考慮すれば、存分にくつろげるソファを置くことも可能なんです！何かと馴れない生活環境においては、

自宅が唯一の心安らぐくつろぎ空間

となりますので、そんな存分にくつろげる空間に仕上げるためにも、しっかりと間取りの寸法や生活導線などを吟味して、ソファ設置にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

この記事では、ワンルームなどの一人暮らしの部屋に置けるソファと工夫を凝らしたレイアウト例、そして注意すべき点などを色々とご紹介！そもそもソファを置きたい目的から、どのようなタイプのソファを選び、どのように配置するかまで、様々な観点から「一人暮らしのソファの選び方」のポイントをお伝えしていきます。

圧迫感を与えず臨機応変に動かせるソファを！

一人暮らし用のソファとなると、概ね一人掛けソファや二人掛けソファに絞られてくると思います。その他、リクライニング式のソファベッドならベッドを兼ねることができるのですが、座面の幅が180cm以上になってしまうので、省スペースにはなりにくいかもしれません。いずれのタイプにせよ、ここで重要となるのが

「高さを出さない」

ということで、背もたれ部分に高さがあると、見た目的にはゴージャスではありますが、その分圧迫感が出てしまいます。窓際などに置くと、多少なりとも採光性が遮られてしまいますので、高さ的には70～80cm前後のものが良いかもしれません。もちろん、ソファ自体に脚がない直置きのローソファなども良いのですが、ソファの購入を検討されている方は

「床に直接座りたくない」

という方も多いと思いますので、脚付きのソファを購入する際には背もたれを含めた高さに注意すると良いでしょう。また、一人暮らしの部屋となると、生活に応じて家具の移動も多くなりがちですので、フレキシブルに移動ができるよう、比較的軽量でコンパクトなタイプがオススメ。ソファベッドなども省スペースには良いのですが、座面の両サイドが折り畳めて肘掛になるようなタイプを選べば、ソファ使用時に横幅を大きく取ることなく配置できます。

一人暮らしの部屋に嬉しいコンパクト系ソファあれこれ

一人暮らしの方の多くが、1Rや1Kと言ったひと部屋の間取りであったり、1DKであってもDKの部分はさほど広いという訳ではありません。1Rや1Kにおいては、概ね20～25㎡程度の広さですので、ベッドを置いてしまえば概ね部屋の半分程度は埋まってしまうことになります。ただ、一般的なビジネスホテルのシングルルームの広さの平均が15㎡程度だと考えると、机とベッドを置いて、さらに小さなソファが置いてあるところも少なくありませんので、工夫しだいでは自宅でも十分にソファを配置することができます。

間取りと言ってもマンションやアパートごとで様々な形状がありますので、実際のお部屋に合わせて寸法を取って、あれこれ試行錯誤をする必要はありますが、実は一人暮らしの間取り用にコンパクトに設計されたソファやカウチ、オットマン付きソファーなどが市販されているのです。さらに嬉しいのがソファの座面裏には便利な収納付き！こうした収納箇所を確保することで、他の収納箇所を空けることができるので、結果的に無駄なアイテムを減らすことにも貢献してくれるのです。

【一人暮らしにオススメしたいコンパクトソファ】

・二人掛けコンパクトソファ（座面幅120cm程度）
・分割式コンパクトカウチ（座面幅130cm程度＋オットマン）
・折りたたみ式ソファベッド（ソファ時の座面幅が150cm未満）

その他にも一人暮らしの方を対象に、多様なアイデアを盛り込んだ実用性の高いソファが多くのメーカーから販売されています。自身の部屋の間取りとレイアウトを十分に精査して、存分にくつろげるソファの配置にチャレンジしてみましょう！

ヘヤゴトでは、ソファの選び方からレイアウトまで様々なお悩みを解決いたします。