外出中に掃除を済ませることができたら、忙しい毎日の家事の時短に一役!と期待してロボット掃除機を購入したけど、掃除機かけの自動化が思ったほど実現していない。
ご存じの通り、ロボット掃除機は敷居やラグの段差に弱いのですが、家具の下は高さがない所も入れません。ですから、直置きタイプや脚の長さが短いタイプのローソファの場合には、ソファ下を掃除することができないのです。
そこでオススメしたいのがソファを底上げ。
ソファを底上げすることによりソファの下をロボット掃除機が活躍出来るようになるのです。掃除機かけの自動化が実現できれば、これでもう腰を屈めて掃除機を掛ける必要はありませんよ。
このページではロボット掃除機が活用できるようにソファの底上げ方法についてご紹介します。
ソファの下、ロボット掃除機にはどの程度の高さが必要?
さて、ロボット掃除機をフル活用するためには、ソファの高さはどの程度上げればいいのでしょうか?現在販売されているロボット掃除機の高さは5cm~10cm前後のものが多いため、ソファの脚の高さは最低でも10cm位必要となります。吸引力がすぐれたロボット掃除機は高さが12cmありますので、ご家庭のロボット掃除機の高さを確認しましょう。
また、ソファの下にラグなどを敷く場合は、その敷物の高さも考慮して上げないとロボット掃除機が通れないことになるので、ロボット掃除機の高さだけでなく敷物の高さも確認することをお忘れなく。
ソファの底上げアイテムは100均グッズで代用できる?
さて、ソファの下にロボット掃除機が通れるために、ソファを底上げするにはどうしたらいいのでしょうか?
・脚を付け替える
・継ぎ脚パーツを利用する
・脚の下に何かを挟む
の3つの方法があります。
脚の付け替えはサイズやネジ穴の形状が合うものを探さなくてはなりませんので、せっかく購入しても使えない可能性もあります。
そして、継ぎ脚パーツは様々なサイズや高さがあり、脚本体よりは低価格で購入することができます。
最後に脚の下に何かを挟む方法は、コストを最小限で抑える場合は100均の耐震マットや防振マットを数枚重ねて使用することも可能。ですが、これらの100均グッズは耐久性が劣るため、ホームセンターなどで販売されている家具を置くための台やクッション材として利用されるゴムブロックがオススメ。
なお、底上げアイテムを選ぶ際には
・沈まない
・滑らない
・理想の高さ
のアイテムを選びましょう。底上げアイテムは長期間使用するため耐久性が問われますので、設置してすぐに沈んたり滑ったりするものは避けましょう。
ソファを底上げするメリットとは
直置きタイプや脚の高さの低いタイプのローソファは、小さなお子様から愛犬まで家族みんなが安心して過ごすことができ、そしてソファの高さが低いために圧迫感が軽減され部屋を広々と感じることができると人気。そんなローソファですが、ソファ周辺の掃除はなかなか行き届かないのが実情。
そもそも布製ソファはダニの温床と言われるほど小まめな掃除を心がける必要がありますし、ソファの下はハウスダストが溜まりやく、またソファに脚がなく床に直置きの場合は通気性が悪くなるので湿気がこもってカビが繁殖しやすくなるのです。これらはアレルギーの原因になりますので、ソファの底上げは赤ちゃんや小さなお子様がいる家庭はもちろんのこと、家族を健康に守るためにとても効果的となります。
ソファの底上げアイディアはいかがでしたか。ソファの下は掃除目的だけでなくロボット掃除機の帰還場所となるホームベースとして利用できますので、ソファの底上げはまさに一石二鳥。ロボット掃除機のさらなる活躍のためにソファを底上げして、室内を快適キレイに保ちましょう。
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