sofa-cushion 気になるソファのヘタり…クッション交換のタイミングとは?

気になるソファのヘタり…クッション交換のタイミングとは?1

そもそもソファの耐用年数ってどのくらい?

家具のなかでも比較的大きな買い物になるのがベッドやソファ。占用する面積が大きいことはもちろん、搬入や廃棄の手間を考えると、できることなら末永く使いたいと思うことでしょう。また、その他の家具と異なり部品ごとで分解することが難しいのがソファやマットレスなので、定期的に買い換えるという訳にもいかないのが実情です。

ソファやマットレスは、人が座ったり寝たりと人の身体が直接触れますので、本来の機能が損なわれていては、座り心地や寝心地などに直接影響してきますし、特にマットレスにおいては睡眠の質などにも影響を及ぼしますので、新品同様の機能をいかに保てるかが品質を左右すると言っても過言ではありません。

今回のテーマである「ソファの寿命・耐久年数」においては、ソファ表面の張地の部分とクッションでそれぞれ分ける必要がありますが、張地部分の寿命については一般的な使い方をしたと仮定すると

ファブリック:約6~7年程度
合成皮革:約4~5年程度
本革:約10年程度

そして、クッション部分の寿命は5~8年前後

が平均と言われています。

もちろん、製品そのものの質や使用環境などによって、この耐久年数には変化が生じますが、上記を一つの目安として考え、愛着あるソファをメンテナンスして長く使い続けるか?、もしくはメンテナンスはほどほどに、上記サイクルで買い替えするか?という点を想定し、購入する必要があります。

今回の記事では、そんなソファの寿命とクッション交換について詳しくご紹介します。

 

クッションの交換タイミングと目安

ソファに腰を下ろすと分かるように、ソファのクッションには、座ればへこむ・立ち上がれば元に戻るという伸縮性を持っています。これはソファに限らず、ダイニングチェアなどの座面部分もしかり、車のシートなども同じことが言え、クッション材の違いによって座り心地に大きく影響がでます。ソファに腰を落とした時に、ズボっとお尻が沈むタイプのソファもあれば、座面がさほど沈まずに座った姿勢が保てるものもありますが、基本的には

・クッション材が硬いほど耐久性が高い
・クッション材が柔らかいほど耐久性が低い

という傾向があります。

ソファのクッション材には、主にウレタンが使用されることが多く、そのウレタンにもチップウレタンやラバーウレタンなどの種類があります。ウレタンの種類による違いの詳細は割愛しますが、ソファにおいては単にウレタンが中に敷き詰められている訳ではなく、硬さや密度の異なるウレタンを幾つも重ねて座り心地を調整しているので、経年劣化によりその硬さのバランスが崩れると、ヘタりや座り心地の悪化につながります。

クッション材の交換においては、そもそもそのソファがクッション交換に対応しているかを最初に確認しておく必要があり、比較的安価なソファにおいては、クッション交換に対応していないことも珍しくありません。例えば、当サイトで紹介している「カリモク家具」さんは、その点はしっかりと対応していますので、表皮からクッション材までしっかりとリフォームすることができます。

▼カリモク家具:ソファーの張替え事例
https://www.karimoku.co.jp/repair/jirei_sofa.html

クッション交換のタイミングと目安については、クッション材のヘタりより先にソファ表面の張地の状態が劣化してくる傾向にありますので、張地の張り替えと同じタイミングでクッション材も交換するケースが多いです。

 

クッション交換の気になるお値段は?

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ソファのリフォームについては対応しているメーカーが多いのですが、価格についてはそのソファの状態によってマチマチなので、適切な価格水準というのが存在しないのが実情です。ソファ表面の張り替えと同時に、クッション材の交換(ウレタンの場合)というのが一般的ですが、状態によっては「ソファ内部のスプリングまで交換しなければならない状態」というケースもありますので、実際にソファを開けて状態を確認しないと分からない部分もあります。

フランネルソファさんのように、製品ごと・サイズごとで価格一覧を出しているメーカーもありますが、一般的にはメーカー見積もり(無料)となることが多いようなので、一度購入した販売店やメーカーサイトから問い合わせしてみると良いでしょう。

なお、クッション材の交換や張地の張り替えの際には、新たな色味の生地に変更したり、これまでと違った生地素材に変更することなども可能なメーカーも多くありますので、気分を一新して、全く違ったソファにリフォームさせるのもオススメ!。買い替えるより安価で、新品同様に生まれ変わるメーカーのソファリフォームを積極的に活用してみてはいかがでしょうか?

 

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