カウチソファのようなくつろぎ空間を楽しむ
椅子やソファに長時間座っていると脚がだるくなったり、むくんだり、そんな経験はありませんか。
そんなときに便利なのが、脚を延ばしてくつろぐことができる椅子やソファとセットで使うオットマン。
椅子やソファの正面に少し離して置いて、脚置きとして活躍する脇役家具なのですが、その活用方法はさまざま。そこで今回は、脇役だけどあるとなぜかオシャレな印象を与えてくれるオットマンのお手軽コーデをご紹介します。
まずは、くつろぐときに便利なカウチソファのような使い方。
こちらはソファにつなげて並べるだけですが、カウチソファは大きくて諦めてしまった方などにおすすめです。
通常のカウチソファは3人掛けタイプが多く、広いスペースでないと動線の妨げになったり圧迫感を感じてしまったりと取り入れるのはなかなか難しいアイテムですが、オットマンでしたらソファに比べて移動しやすいため動線の妨げにならないように移動させることも容易です。
椅子として使う
椅子として使うならレイアウト次第で応接セットのようにも、コーナーソファのようにも活用できます。
応接セット風コーデ
ローテーブルやリビングテーブルを挟んでソファに対面してレイアウトすれば、お客様を迎えるときにも安心。カウチソファだとくつろぎの空間になってしまい来客時にもくだけた印象になりがちですが、オットマンを応接セットに見立てれば、普段とは違った印象に早変わりしますよ。
コーナーソファ風コーデ
ソファがL字になるようにオットマンをレイアウトすれば、コーナーソファとしても便利。
家族や友人が集まったときなどの映画鑑賞やゲームをするのにも便利ですね。
電子ピアノの椅子としても
電子ピアノとの高さによりますが、必要な時だけオットマンをピアノの椅子として活用しているご家庭もあるように、長方形のオットマンであれば子どもたちやお子さんとお母さんが連弾したりと意外と活用できるんです。
リビングテーブルの代わりにオットマンでコーディネートする
ソファより少し離して置くオットマンですが、脚置きとしてだけでなくリビングテーブルやサイドテーブルとしても活用できるんですよ。
もちろん、座面はクッション性があり安定感は欠けてしまいますので、プレートやトレイと組み合わせて使えばカップやグラスも安心。ティータイムには紅茶とケーキをいただいたり、夜は軽くお酒をたのしんだりと、リビングテーブルでは演出できないオシャレな印象になるでしょう。
テーブルとしても活用したいならオットマンの大きさは長方形などの大きなサイズがおすすめ。小さの正方形でも2つか4つ並べればテーブルとして便利なサイズになりますよ。
また、テーブル代わりにオットマンを選ぶなら無難にソファと同色のものを選ぶもの統一感があるのでいいのですが、ソファと反対色などの異色を選べばインテリアのアクセントになります。
ライトグレーのソファには紫や黄色のオットマンでインテリアにインパクトを与えられますし、ベージュのソファにはダークカラーのオットマンでぼんやりしたインテリアに引き締め感を出せます。
このようにソファとオットマンの色を変えるだけで、部屋全体に与える印象が大きく変わります。
また、オットマンとクッションカバーの色みを合わせれば、さらにオシャレに仕上がりますよ。
配色のパターンは、過去記事「▼センスの良さをアピール!家具の配色パターン例」をご参考にしてくださいね。
オットマンで小上がりを作る
床よりも一段高い場所に設けられた座敷を小上がりといいますが、ソファやオットマンを組み合わせることで大きなベンチソファのようなくつろぎの空間を作ることができるんですよ。
リビングに小上がりがあれば、子どもと一緒にお昼寝ができてしまいますし、ソファに座りきれない人数が集まってしまっても、直接床に座ることにならないようになりますね。
いかがでしたか。
応用のききやすいオットマン。背もたれがなく高さも低いものが多いので、視界を遮りにくく、圧迫感を与えることなくさまざまな用途として活用できます。また、脚置きとしてくつろぐために購入したけど、意外と使わなかったケースもありますので、そのような場合には今回紹介した活用方法を活かしてみてくださいね。
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