都市部では部屋が狭いからとソファを置くことを諦めてしまう方はいらっしゃることと思います。そんな方はダイニングのチェアをソファに変えてみませんか。ソファダイニングとは、ダイニングのチェアをソファタイプのものにして、食事のためのダイニングスペースと団らんのためのリビングスペースを兼用するものですが、日本の住宅の間取りにマッチしていることでもおすすめのインテリアです。
今回は狭さを感じさせず、オシャレなインテリアを実現できるソファダイニングのコーデ法をご紹介していきますので、参考に取り入れてみてください。
ソファダイニングは、ダイニングとリビングの家具の二つを兼ね備えている?!
ソファダイニングは、食後もソファに腰掛けたまま食卓でくつろぐことができます。日本の住宅に多く見られるDKやLDKなど、リビングとダイニングが1部屋、あるいは続きの間になっている間取りでは大活躍。
リビングとダイニングのセットをそれぞれ別に買う必要のないアイテムですので、部屋のスペース的にも資金面でも一石二鳥!という便利な家具なのです。
また、ダイニングソファとして売り出されているものは脚つきのものが多いため、床面を見せることで部屋がすっきり広く感じられ、圧迫感を嫌ってソファをあきらめていた狭いスペースでも検討の余地ありといえます。
■ソファダイニングの活用法
・LDK等の広い部屋=家具をまとめられることで、広々と使えます。
・DK等の縦長のコンパクトな部屋=ダイニングソファを部屋の間仕切りにすることもできます。
・1Kないしワンルーム=ベッドとダイニングソファの色をコーディネートすれば、統一感のあるインテリアになります。
ソファダイニングと家具の高さを揃えて部屋を広々見せるコーディネート
ソファダイニングを置くのなら、家具の高さをソファダイニング基準にしてみましょう。このコーディネートは狭さを感じさせにくくなります。
具体的には、ソファに腰掛けたときの目線より高さのある家具を極力置かないこと。
カウンタータイプのキッチンなら、ダイニングソファの背もたれがカウンターと同じ高さか低いものを選び、リビングボードやチェストなどの他の家具の高さも揃えてみましょう。
家具の高さを抑えることで収納スペースが足りなくなってしまう場合は、収納機能のあるダイニングソファやテーブル下収納のあるものを選ぶことでカバーできます。ダイニングソファの収納機能は、ソファの座面をあげると収納スペースになっているものが一般的で、かなり大容量です。普段は使わないシーズン小物や、レジャーグッズ、卓上コンロなどをしまっておくことができます。
また、テーブル下収納のあるテーブルを選べばテレビのリモコン、スマートフォンの充電器等の小物類を片付けられ、食事する時にはサッとテーブルの上を片付けられます。
こうした収納を活用することで、家具の高さを抑えてもものが溢れなくて済み、オシャレなソファダイニングを楽しめます。
カラーを工夫したオシャレなソファダイニング
ホワイト、アイボリー、ライトグレー、などの彩度を抑えた明るい色を基調にすると、圧迫感が緩和され、かつ上質な空間を演出してくれます。
ソファダイニングなら、ソファをこれらの色にして、木目を楽しむダイニングテーブルの組み合わせにするのが人気です。このコーデは程よいナチュラル感で、印象が強すぎない色味のため、スペースに余裕がない部屋でも馴染みやすいため取り入れやすいでしょう。
床にラグを敷くなら、ソファと同系色でそろえてみます。床の色調をソファと統一することで一体感が出て、空間を広く感じさせることができます。
なお、カーテンまで同じような色でそろえてしまうと、部屋がひとつの色でまとまりすぎてかえって狭く感じてしまうので、カーテンはソファより明るい色をチョイスするなど色合わせを工夫してみましょう。柄のあるカーテンにするなら、ポイントとなる色が1色の、シンプルなものにしましょう。
また、ランチョンマットやクッションカバーなどで、ポイントになる色を加える、というコーデは簡単にオシャレなソファダイニングを実現できますよ。
最後にまとめです。
狭い部屋でも人気のソファダイニングのポイント
・ダイニングとリビングのテーブルセットを兼ね備えている
・部屋の間仕切り的にソファダイニングをレイアウトできる
・ダイニングソファに腰掛けた目線より高い家具を置かないようにする
・色味や彩度を抑えた明るい基調にする
いかがでしょうか。
ソファダイニングのコーディネート楽しんでみてくださいね!
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