家族が集まるリビングルーム、センス良くかつ機能的で、家族のみんなが快適に過ごせるような居心地の良い部屋にしたいものですね。一家団欒でテレビを観たり、読書や映画鑑賞、スポーツ観戦したりするくつろぎタイムに最適な、脚を乗せられてゆったりした気分になれるカウチソファですが、中でも頭や首までを支えてくれるくらいに背もたれ部分に高さのあるハイバックカウチソファは、さらにリラックス効果が高くておすすめのアイテムです。
ハイバックカウチソファとは
ハイバックカウチソファとはどのようなものか、正しくイメージできますか。
言葉の通り、「背もたれが高いカウチソファ」です。
カウチソファは座面の奥行きが深く、座ったまま足を伸ばして置く事ができる長椅子の一種のこと。そして、ハイバックカウチソファとは、カウチソファの背もたれの高さが900mm以上のもので、背もたれは肩よりも上、後頭部にかかるぐらいまでのハイタイプのものを指します。
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魅力的なハイバックカウチソファのメリット・デメリット
大きな背もたれと座面で座り心地抜群のハイバックカウチソファのメリットとデメリットをご紹介しましょう。
メリット
・頭や背中を支え、脚を伸ばすことによりリラックス効果が高い
・存在感があり、ラグジュアリーな印象になる
・部屋の間仕切りにもなる
ソファにもたれて座面に足を伸ばすことができるハイバックカウチソファなら、座ったまま眠れるほどの心地良さを実感できます。ボウリングの球の11ポンド~13ポンドくらいの重さといわれる成人の頭を支えてくれるので、読書や映画鑑賞なども集中して楽しめますね。
また、インテリアとしての特徴は、背もたれが高いために存在感を発揮して、リビングのメインアイテムになること。レザー製のソファなら、さらに上質な高級感を演出するでしょう。レイアウトする際には背もたれの高さを活用してお部屋の間仕切りともなります。リビングとダイニングに間仕切りアイテムとしてレイアウトすれば、狭いスペースでもダイニングスペースとくつろぎのスペースを分けられます。
デメリット
・体が固定されすぎてしまう
・圧迫感を与える
・レイアウトの位置により視界を遮る
・背面からは誰かが座っているか分からない
ハイバックカウチソファの特徴ともいえるヘッドサポートですが、あまり長時間同じ姿勢に固定されてしまうと、血流が滞りかえって疲れてしまいます。そのため、ハイバックカウチソファを購入する際は、体が沈み込みすぎない硬さ、自由に姿勢を変えられる程度のクッション性のあるものをおすすめします。
テレビとダイニングテーブルの間にソファを置く場合、高い背もたれが視界を遮りテレビが見えなくなることも。食事中にテレビを視聴する習慣がある場合、ハイバックのカウチソファは壁付けのレイアウトにした方がよいかもしれません。
また、ハイバックカウチソファは高さも幅もありますので、空間に圧迫感を与え部屋が狭く感じられることも覚えておきましょう。
ハイバックカウチソファを選ぶポイント
ハイバックカウチソファを購入するとき、失敗しないためのポイントはどんなものでしょうか。
まずは部屋の広さに対するサイズのバランスが重要です。
部屋の広さとソファのサイズについては、過去記事「▼憧れの大きいソファ!部屋の広さから考えるソファのサイズについて」で確認してみてください。
さらに、ハイバックカウチソファならではの選ぶポイントをふたつ紹介します。
背もたれと座面の硬さ
座面の硬さは、座り心地を大きく左右する重要なポイント。「▼よいソファ選びのポイント」でもご紹介しているように、柔らかいクッションは着座した時にふんわりと全身を包まれたような感覚になりますが、クッションが柔らかすぎると姿勢が崩れやすく、またそのままの姿勢を長時間続けると腰に負担をかけます。反対に、硬すぎても座面からの圧迫が強く掛かり腰に負担となります。長時間くつろいでしまうことが多くなりがちなハイバックカウチソファの場合、ある程度の硬さの背もたれでしっかりと体を支えるようなものを選びましょう。
背もたれの高さと座り方について
リラックスした状態で座ると、座面に浅く腰かけてそのまま背もたれに体をあずける座り方をしていることが多いものです。ショールームではじっくりと座り心地をたしかめようと、姿勢を正して深く腰掛けて慎重に選んでしまいますので、選ぶ際はあえてご自宅でくつろいでいるような感覚で、浅くさりげなく座ってみることも必要です。いつも座っているように試すことで、本当の座り心地がわかるものです。
また、座る姿勢で背もたれの高さも違います。どの程度の高さが必要なのかあらためて確認しましょう。深く腰掛けたときは首くらいまでのものが、浅く腰をかけたら頭上まであった、なんてことはよくあることです。
ハイバックカウチソファの魅力と選び方についてご紹介しました。
自然に家族が集まり、家族全員が居心地が良いと感じられるリビング作り、目指してみてくださいね。