combination-type 異なるタイプの組み合わせコーデでハイセンスな演出を

異なるタイプのソファコーディネートとは?!

リビングにおけるソファコーデは、これまでも多くの事例をご紹介してきましたが、ソファのタイプについては統一しているものがほとんどであり、異なるタイプのソファの組み合わせという選択肢があることは、意外と知られていません。ここでいうタイプとは形状のことで、カウチソファやコーナーソファ、フロアソファ、ハイバックソファなど、ソファには様々な形状がありますが、素材さえ統一すれば、形状が異なっても全体的なまとまり感が損なわれることはなく、掲載写真のようなコーディネートでも非常にオシャレで機能的であると言えます。ボックスソファに腰を下ろせばゴージャス感を味わうことができますし、足を伸ばしてのんびり過ごしたい時にはベンチソファーに横たわる。そんな自由度の高い組み合わせもまた、ソファコーディネートの手法のひとつと言っても過言ではありません。

異なるタイプの組み合わせにおけるワンポイントチェック!

こうした異なるソファタイプの組み合わせとして、発想自体は自由なのですが、実際に座った時の目線の位置が重要で、その目線の高さが異なってしまうような選択は避けた方が良いでしょう。また、言うまでもなく本革とファブリックなど異なる素材の組み合わせや、北欧とミッドセンチュリーなど異なるテイストの組み合わせなどは、よほどその商品自体のマッチングが良くないと、まったく合わない恐れがありますので、あくまでその点は統一する必要があります。また本革と合皮の組み合わせは、ぱっと見は良いかもしれませんが、使い込むほど質感に違いが出てきて、合皮ソファにチープ感が出てしまう場合(予算が足りなかったなどと思われてしまう・・・)もありますので、その点も注意が必要です。一方、色味についてはある程度選択肢が広がるところで、例えば掲載写真のような組み合わせの場合、ボックスソファを白にしてもモノトーン調の組み合わせでスタイリッシュなソファコーデを演出できます。

難しいソファコーデにチャレンジするならその目的を明確に!

奇抜で独創的なコーディネートであっても、ある程度ソファ自体の高級感や質感が見た目で伝わると、オシャレっぽく見えてしまうところがまた不思議な点ではありますが、敢えて異なるタイプのソファを配置する場合、その用途を重視していただき、上述のように時には足を伸ばしてくつろぎたいなど、その用途を明確にしておき、それに合わせたタイプを選択するのが良いでしょう。異なるソファタイプの組み合わせコーデは、相対的にみても上級者テクニックであり、用途が明確であれば多少まとまり感が悪くても自分自身で納得できるのではないかと思いますが、その用途があいまいだったりすると、すぐに飽きてしまったり、嫌になってしまったりする可能性もありますので、無理に異なるタイプの組み合わせコーデにチャレンジするというよりかは、同じブランドのラインナップに異なるタイプの製品がある、という場合にそうした選択肢を検討するのが無難かもしれません。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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