生活行動とパターンを考慮したソファ選びとコーディネート!
人それぞれの生活行動には、ある程度決まったパターンがあり、インテリアコーディネートにおいては、そのパターンに応じた最適な家具を配置しつつ、レイアウトやデザイン性を考慮して、自らが満足する空間に仕上げることに意義があります。リビングに置くソファについては、もちろんそれなりの高い買い物となりますので、デザイン面だけでなく機能性についても追及したいところではありますが、例えば店頭にてそのソファの特徴や優れた点などの説明を受けても、果たしてその機能が自身にとって必要なものかどうか?冷静に考えてみると、意外と不要な機能だったりするケースも少なくありません。
リビングでは、例えば食後にリビングソファに座りながら、ゆっくりとお茶やコーヒーを飲む人もいれば、リビングでくつろぎながらテレビや映画を見たり、ご夫婦や恋人同士で会話をすることを楽しみにしている人など、その目的や用途は様々です。もちろん、仕事や勉強をする人も多いことでしょう。そうした生活パターンを考慮したうえで、自らの用途やイメージに最も近いソファが一番の魅力的な商品であり、決して製品の質や素材の高級感などが第一優先になるものではありません。そんな生活パターンも考慮しつつ、本当に必要な優れたデザインの家具でインテリアコーディネートを仕上げていくのが理想だと思います。
ビタミン系カラーに対しては苦手意識を持つ人が多い?!
さて、今回はオレンジソファのカラフルコーデというテ ーマでお届けいたしますが、日本人の多くは比較的オレンジやイエローなどの明るめな色、ビタミン系のカラーにコーディネートは苦手という方が少なくありません。これは、インテリアコーディネートを問わず、洋服などのファッション面でも同様のことが言えますが、やはり色的に目立ちすぎてしまうというのでは?というイメージが、苦手意識をより一層強くしているのかもしれません。
インテリアにおいては、万人に見られる訳ではありませんので、ご自身で思いついたイメージであれば、自身のセンスや感性を信じて積極的に取り入れ、配置にチャレンジすべきかと思いますが、掲載写真のような北欧特有のオレンジやレッドのカウチソファーは、やはりコーディネートや他の家具との組み合わせが難しい・・・というのが現実かもしれません。
主役はカラフルソファ!その魅力を損なわないようなコーデを心掛ける
北欧スタイルのソファにおいては、もちろん本革もありますが、原色をベースとしたファブリックやカウチのソファが多く、そのソファひとつでインテリアとしてまとまってしまうくらい存在感があります。こうした鮮やかな色味を使ったコーディネートでは、色同志が競合しないよう天然素材のテーブルや木目が美しいサイドボードなどを組み合わせて、全体の雰囲気を落ち着かせる必要があります。フローリング材の木目や色なども考慮して、パッと見の印象でその他の色が必要かどうかを判断すれば良いのですが、多くの住宅で壁紙がホワイト系だったりしますので、オレンジや赤のソファは特に目立ちやすく、部屋全体の色数を抑えることで、色のバラツキ感は回避できるようになります。
オレンジやレッド、イエローなど鮮やか目のカラーソファを置きたい場合、その周辺の家具やインテリアグッズの色味を抑え、もしくは木目基調のテーブルなどを配置し、ホワイトやグレー基調のラグなどをセットにすると、カラフルコーデでも落ち着きのある大人の空間に仕上げることができます。「自分には派手すぎる・・・」などと二の足を踏まず、積極的にカラフルなソファを使ったインテリアコーディネートにチャレンジすることで、また違ったお部屋の表現方法が見つかるかもしれません。
※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。