colorful 部屋全体の色使いも考慮したカラフルソファのコーデ

カラフルソファでもまとまり感のあるコーディネートテクニック!

インテリアコーディネートを行ううえで、常に悩みの種となるのが「色の組み合わせ」です。
家具自体の組み合わせは、ある程度ご自身でも納得でき、まとまり感のあるコーディネートは可能ですが、色の組み合わせにおいては、生活するなかで様々なアイテムが増えてくると同時に、様々な色が部屋の中に増えてくることで統一感が損なわれていき、気が付くと落ち着きのない部屋になってしまっていた・・・などと言うことが往々に起こりえます。これまでの記事でもご紹介してきたように、インテリアコーディネートにおいては、そのお部屋の色数自体は 3~4 色程度に抑えておき、ソファの色、リビングテーブルの色、フローリングの色、壁紙の色など、統一できるところは統一し、まとまりすぎてしまった場合には、インパクトを与える指し色のアイテムを活用する、というのが定番です。

家具自体の配置は、ある程度自由な発想で行っても、さほど違和感は覚えませんが、色使いにおいては、カラーコーディネートという観点からもあまり色を多用しすぎると「センスが悪い」という印象が一目で植え付けられてしまうので、家具のコーディネート以上に気を使う箇所ではあります。せっかくのリビングなので、お気に入りの家具やアイテムをあれこれ配置したいという気持ちは理解できますが、せっかくコーディネートをするなら、誰が見ても憧れるような素敵な空間に仕上げたいところ。カラーセンスも考慮したインテリアコーディネートを見直してみると良いかもしれません。

色味のバランスは変更しやすい小物で調整する!

特にリビングでも重要なアイテムとなるソファにおいては、素材的にも単色のものが多く、基本的にソファ以外の家具との色の組み合わせを考慮するケースが多いと思います。一方で、掲載写真のような色使いをしたソファもリビングにインパクトを与えるという観点では非常に有効であり、組み合わせ次第では非常にオシャレに見えるというメリットがあります。北欧スタイル風の鮮やかな色使いに加え、どこか和モダンを感じさせるラタン素材の座面が特徴的な製品ではありますが、カラーコーディネートという観点では、この部分だけで3色、クッションも含めると 4~5 色になりますので、フローリングや壁紙の色味も考慮したうえで配置する必要があります。

この状態でさらに観葉植物を置いたり、異なる色味のラグを敷いたりすると、色数が多すぎてしまい、落ち着きのない空間になってきてしまうので、どこかの部分で統一させたり、指し色となるクッションを観葉植物に変えるなど、色数を抑える必要がでてきます。上記の掲載写真のように、フローリングとラタンの色味に統一感があると、観葉植物を配置しても何ら違和感がなく、まとまり感のあるコーディネートとなり、同様にフローリングの色味がダークブラン系であっても、ソファの脚の部分との統一感が出て、綺麗にまとまると思われます。クッションなどの指し色は、状況に応じて変更しやすいアイテムですので、こうしたインテリアグッズで多少の調整が必要になりますが、変更や調整が難しい壁紙やフローリングの色味を考慮したうえで、こうしたソファの配置を検討することがポイントです。

インテリアコーディネートの中でも難易度の高い「色使い」というセンスを磨くうえでも、こうしたカラフルなソファのコーデにチャレンジしてみると良いでしょう。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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