color-effect 家具の色でメリハリを!色彩効果を活用したコーデテク

家具の色の組み合わせ次第で部屋の広さの印象は変わる?!

木の温もりのあるモダンファニチャーソファーは、白木やマホガニー、チェリーなどによって色味も違ってきますが、ウッド部分と同系色にすると空間を広く見せる効果があります。

たとえば、白木ベースのソファでしたら白いラグマットに白いリビングテーブルを配置すると広々とすっきりしたイメージになります。この時にクッションだけでも指し色的な赤やオレンジなどにすると、安定したコーデになりますが、反対に茶色やベージュ系のファブリックを持ってくると広がりのある空間の引き締め役になってくれます。少しダークな茶系のウッドソファでしたらさらに組み合わせが広がるうえ、ベージュ系~茶系のラグマットにすると同系色になるので、空間と家具が一体化し、リビングが広々と感じることができるでしょう。このように、家具の組み合わせと色彩効果によって、様々な表現を見せてくれるのがインテリアコーディネートの醍醐味です。

まだまだあります!色味の組み合わせによるコーデテクニック

ちょっとモダンで引き締まった感じが欲しいなと思ったら、クッションのファブリックにブルーやグリーン、レッドなどのはっきりした濃い色を持ってきましょう。反対に淡いパステル調の色を持ってくると、柔らかく可愛らしい雰囲気になります。また、北欧スタイルの緑や花、鳥や動物などの自然をモチーフとしたデザインもウッディな家具とよく調和しますので、これらをファブリックに持ってくるとリビングに彩りがプラスされて明るく楽しい雰囲気になります。

さらにもうひとつプラスしたいのが観葉植物。ソファやテレビの横にもちょうどいいのが 100cm から 150cm くらいの背丈のものです。幸福の木、ユッカ、パキラ、などが丈夫で育てやすく人気です。お部屋がちょっと小さめでしたら 50cm から 70cm くらいの背の低いものを。モンステラやテーブルヤシがおすすめです。観葉植物については、ベッドルームなどへの配置もマッチングがよく、オシャレな演出はもちろん、植物の種類によっては、湿度調整やリラックス効果の高まりなども期待できます。

全て同色でのカラーコーデはかえって落ち着かなくなる場合も?

インテリアに限らず、洋服などのファッションも同系色でまとめるのが無難なコーディネートではありますが、インテリアコーディネートに関しては、壁紙や床、家具に至るまで同色でまとめてしまうと、何か物足りなさを感じるうえ、落ち着かない印象を受けやすいという傾向にあります。例えば、サラダが緑色のみだと見映えがしないので、トマトやパプリカなど鮮やかな野菜を合わせるのと同じようなイメージで、仮に白い壁紙、白いフローリング、白いリビングテーブルに白い本革ソファでは、想像しただけでも落ち着かなさそうです。

お部屋はスッキリ見えそうですが、インテリアコーディネートは、見て楽しみ、置いて楽しんで、使って楽しむものではありますので、飽きが来ず、いつまでも見て楽しめるようなコーディネートを心掛けるようにしましょう。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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