インテリアコーデにおけるスタイリッシュの定義は？
「スタイリッシュだね！」などとよく口にしがちなカタカナ語。よく使うものの、正しく意味を説明できない方も多いのではないでしょうか。
スタイリッシュの定義とは、
三省堂 大辞林 第三版によると
スタイリッシュ ［4］【stylish】
（ 形動 ）
しゃれているさま。流行を意識しているさま。
とあり、ひとつ目の「しゃれているさま」は、美しかったり、洗練されていたりと外見を表し、ふたつ目の「流行を意識しているさま」は、現在流行しているアイテムやスタイリングなどを指します。
優れた機能性や洗練された見た目をもつデザインを指す「スタイリッシュ」
というほかに、
近年人気のスタイルを指して「スタイリッシュ」
という使い方もあるというわけです。
このようにインテリアにおける「スタイリッシュ」という単語ははふたつの意味に使えますので、感覚的に使い分けている場合がほとんどでしょう。
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誰もが憧れるスタイリッシュな部屋とは？
洗練された美しさ、とは余計な飾りのない機能美にも通じるところがあります。そのため、シンプルで機能的、上品さ、クールでスマートなど、どれもスタイリッシュな印象の言葉といえるでしょう。
そんな言葉で表現されるのにぴったりなスタイリッシュな部屋とは、
・モノトーンやベージュなどの比較的色みの少ないすっきりした配色
・シンプルなデザインの上質な家具
・生活感を感じさせないミニマルな空間
というイメージを持つ方が多いのではないかと思います。
このような印象のインテリアのスタイルとしては、シンプルモダン、アーバンモダンなどのモダンなインテリア。シンプル、かつシャープな印象のモダンインテリアは、洗礼された大人の空間として、住まいだけではなく、ホテルやオフィスでも好まれるスタイルです。
生活しているとありがちな、ものを出しっぱなしにしていたり、ゴミ箱から中の袋が見えていたりする暮らし方は生活感を与えてしまい、洗練された美しさを目指すスタイリッシュな部屋から遠ざかってしまいます。
スタイリッシュな部屋にするには生活感を隠すことが大切。そのためにはものを極力減らし、ゴミ箱をそうは見えないデザインのものに変えたり、日用品はパッケージを見せないようにカバーをするのもいいでしょう。
なお、木の板にアイアン脚の異素材を組み合わせた家具は、まさに今人気のデザインなので、取り入れれば簡単にスタイリッシュなお部屋に早変わりさせられます。
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さて、スタイリッシュなお部屋にインテリアをコーディネートをするにはどうしたらいいでしょうか。
もちろん、先ほどお伝えしたようなモダンスタイルを基本にコーディネートすれば、充分スタイリッシュな印象のお部屋になりますが、エッジの効いたスタイリッシュな部屋を作るためには、生活感を隠すのではなく、生活そのものがスタイリッシュになるアレンジしてみましょう。
壁を活用するアレンジは取り入れやすいのでおすすめです。たとえば、ファッションが好きなら、よく着る服やよく使うアクセサリーなどのアイテムをディスプレイしてみるなど、趣味のアイテムで壁を装飾するのも良いでしょう。ショップのインテリアなどを参考にするとよいですね。このような生活そのものをディスプレイするアレンジは、持っているものが充分に吟味されたもので装飾性や機能美があることが重要です。また、いたずらにものが多ければ雑多な印象になってしまいますし、色の使い方次第では統一感が損なわれてしまいます。一歩進んだスタイリッシュな部屋作りは、生活そのものをスタイリッシュにすることで完成します。
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