高級感あふれるインテリアコーデに最適!ウォールミラーを活用しよう
部屋が狭い、空間にゆとりがないとお悩みの方は多いと思います。そんなときは、目の錯覚を利用して部屋を広く見せる工夫をしてみてはどうでしょう。目の錯覚を利用したインテリアテクニックには、色や配置などありますが、今回は大型のウォールミラーの活用方法をご紹介します。
ウォールミラーとはその名の通り、
壁に取り付ける鏡全般のこと
を指し、顔や上半身が映る程度のものから、床から天井まで壁一面の大型サイズまでさまざまあります。
そんなウォールミラーを、家族の団らんや食事など人が集まる機会の多いリビングやダイニングに配置すると、部屋を広く見せることはもちろん、鏡の硬質な質感もあいまって部屋の雰囲気がスタイリッシュになり、高級感も出せます。照明を映し出して光を反射させると、室内がより明るくなります。
ウォールミラーをレイアウトするポイントは、
他の家具とマッチするフレームの鏡
を選ぶこと。フレームは装飾の有無や塗料の色などで印象が大きく異なりますので、インテリアのスタイルに合わせましょう。北欧風やナチュラル系のインテリアなら木のフレーム。都会的で洗練された部屋ならシンプルな枠もいいですね。デコラティブで豪華な額縁に入れたミラーはまるでアート。部屋の高級感がグッと増します。
また鏡の形は、映すものを広く大きさを見せる四角形もいいですが、円形の鏡を選ぶと柔らかい雰囲気になります。存在感のある大きな鏡は、形やフレームのデザインによってインテリアのポイントにもなりますので、室内の印象を考えて選びましょう。
木製のフレームのウォールミラー
塗装やモールディングによって雰囲気が変わるため、さまざまなインテリアに合わせやすい
メタリック素材のフレームのウォールミラー
フレームの存在感を消し、スタイリッシュな高級感を出せる
額縁風のフレームのウォールミラー
アンティーク風のインテリアはもちろん、シンプルモダンなインテリアのアクセントにもなる
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部屋に奥行きを出し、広く明るく見せてくれる大型鏡コーデのポイント
部屋全体を照らすシーリングライトなどの照明では、部屋の隅まで明るさが届かず、全体が沈んだ印象になってしまう場合があります。壁一面のウォールミラーを設置すると空間に奥行きを出し、かつ部屋を明るく見せてくれるので、明るさ不足の部屋にもおすすめです。
他にもさまざまな効果を演出できますので、ここでは演出したい効果からミラーの配置について解説します。
部屋に奥行きを出し、広く見せる
部屋に入ってすぐの壁に配置します。部屋を広く見せ、鏡の向こうに奥行きを感じさせてくれます。
窓のような開放感を出す
テーブルの脇の壁に配置します。鏡が窓のように空間の広がりを感じさせるとともに、照明を反射して部屋を明るくしてくれます。窓と同じ面の壁に配置すると開放感が増します。
壁全面を使って奥行きとラグジュアリー感を
天井から床までの壁一面や横一面を鏡にすると、さらに空間が広がり、ラグジュアリーな空間になります。長方形のシルバーフレームのミラーや、正方形の黒いフレームのミラーを複数枚レイアウトしてもいいでしょう。
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オシャレな部屋に仕上がるミラーを使ったインテリアコーデのテクニック
大型の鏡やウォールミラーを使ってオシャレな部屋に仕上げるコツはあるのでしょうか?
鏡を複数配置する
同じ大型の鏡を等間隔や高さを揃えて配置すると、スタイリッシュに仕上がります。ホテルライクなインテリアコーデにおすすめです。また、全く違うデザインの鏡でも、フレームのテイストが揃っていれば問題ありません。むしろその違いが適度なアクセントを生み出すことも。この場合、コーディネートを完成させるためにもフレームにはこだわりたいですね。お気に入りの鏡を見つけて自分だけの世界観を作っていきましょう。
部屋を入って正面と垂直の壁に鏡を配置
部屋の入口から正面の鏡は、部屋を広く見せる基本のテクニック。そこに対して垂直の壁に鏡を配置することで、もうひとつ空間を広げることができます。
鏡に映るものを工夫する
鏡の正面にお気に入りのインテリア雑貨を配置しておくことで、それらの映りこみを楽しむことができます。
鏡に映った照明が反射するとオシャレな雰囲気になり、生けた花は華やかに、鏡の中に美しい景色を作るつもりでコーディネートしてみましょう。
いかがでしたか。
ウォールミラーなら狭い部屋でも場所を取ることなく、室内に奥行きを演出し、部屋のインテリアの雰囲気を変えてくれます。空間に広がりを出したいときには、ぜひ大型のウォールミラーを試してみてください。
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