floor_walnut 床材に合わせたウォールナット家具で統一感を出すインテリア

床材に合わせたウォールナット家具で統一感を出すインテリア

床材と家具で統一感を出せるってほんと?

注文住宅を新築したり、リフォームした方は好きな色の床材にできますが、すでに決まったデザインの戸建てを購入したり、賃貸物件を借りた場合は床材の色は決まっている場合がほとんど。フローリングの場合、床の色は大体、ホワイト、ナチュラル、ミディアム、ダーク、の4色に分類できるでしょうか。どの色の床材でも家具とマッチした統一感のあるインテリアにしたいですよね。

ウォールナットの家具は、将来的に引越ししてまったく違う内装の部屋に持っていってもまた新しいインテリアの要となってくれる家具。床材に合わせて選んだとしても、後悔しない家具といえます。どんなウォールナッツの家具がしっくりくるのか、床材の色調別に解説していきますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

 

フローリングの色別、おすすめのウォールナット家具の色

ホワイト系

最近の新しいマンションなどで流行っている床材がホワイト、アイボリー系のフローリング。
部屋の中がすっきりして見えるため人気が出てきている床材です。実はこのホワイト、アイボリー系の床材には思いのほかダークな色のウォールナット家具が合うんです。

ウォールナット家具の重厚な部分がホワイトのスタイリッシュな色の床材によって中和され、洗練された印象に。また、アイアンやメタリックな素材などさまざまなテイストの家具が混在してもまとまったコーディネートになります。このとき、カーテンやラグをアイボリーやベージュなど、ワントーンの色味で統一するとさらにシックなラグジュアリーモダンに。

ナチュラル系

木の色を生かしたナチュラルな床ではウォールナットの色味で違った印象を持つインテリアに。
ナチュラルな床より幾分深い色味のウォールナット家具を置くと、暖かみのある部屋になります。カーテンやクッション、ラグといったファブリックの色で個性を変えられるんです。

アイボリーやベージュ、織り目にこだわったファブリックを使ったコーディネートでオーガニックなインテリア。ウォールナット家具とグレーやシルバーなどの彩度を落とした色を組み合わせればナチュラルな中にもスタイリッシュさを感じさせてくれますし、グリーンやオレンジなどの暖かい色合いのファブリックと合わせると和める空間に。観葉植物を置けばさらにナチュラルなテイストになります。

また、ナチュラルな色の床にダークな色のウォールナット家具を置くと、すっきりしまった印象の部屋に。このとき、他の雑貨などはあまり色味を使わずにナチュラルなトーンで色身を統一するとより家具が引き立ちますよ。できればウォールナット家具の色味は揃えたいところ。

ミディアム系

ミディアムブラウンのフローリングは落ち着いた雰囲気を出せる床材です。
この場合、合わせるウォールナットの家具を、床材より深い色のダーク系にするか、床材と同じくらいのミディアムブラウンの色味にするかで部屋の雰囲気が変わってきます。ウォールナット家具を床より深い色のダーク系にすると洗練された雰囲気に。なお、床材と同じくらいの色味のウォールナット家具にすると、温かみがあるナチュラルでウッディな雰囲気で、流行に左右されない、居心地のいい空間になります。

ウォールナットはとても高級な素材ですが、ミディアムブラウンの床材と色味を揃えることで堅苦しさのない居心地の良い空間を作せます。グリーンとの相性も抜群なので、観葉植物を置いて居心地の良さをさらに演出できます。

ダーク系

ダークな色の床材は、それほど一般的ではありませんが、重厚感と高級感を出せる上に、他にはない個性的な部屋作りができるので上級者にはおすすめ。ウォールナットの家具は、床よりも明るい色なら落ち着きのある雰囲気に。床材と同じくらいダークな色味なら、ぐっとエグゼクティブな雰囲気を出せます。

欧米のインテリアでは、壁の色もダークトーンにして、革張りの本を並べた重厚なライブラリーと黒皮の肘掛け椅子などをチョイスし、渋みのあるデザインの部屋を見せれます。そんな、威厳を感じさせるインテリアはダークな色味で統一することで実現します。

床材はダークだけど、重苦しいのは嫌だというときは、カーテンの色やラグをアイボリーやオフホワイトなど明るい色にしてみるとまったく違った雰囲気に。明るいファブリックの色がダークな床材とダークなウォールナット家具を引き立てモダンな印象になりますよ。

 

ウォールナット家具と床材の組み合わせで統一感のあるインテリアにするまとめ

床材に合わせたウォールナット家具で統一感を出すインテリア

丈夫で、使い込むほどに色に深みが出て、インテリアのテイストを選ばない飽きのこない木材、ウォールナット家具、憧れですよね。そんなウォールナットの家具を使って統一感のある洗練されたインテリアにしてみませんか?

以前はウォールナットの家具を使うとなれば、床材はウォールナットに馴染むダークな木目調、というインテリアが多かったのですが、最近は床が明るい色でも家具はダークにしてモダンな印象を演出するなど、インテリアの幅も広がっています。

作りたいスタイルが決まったら、床材に合わせたウォールナット家具で、素敵な部屋を作ってみてくださいね。

 

▼関連記事
オシャレでまとまりのあるインテリアに仕上げる上級テクニック

▼家具インテリアの基礎知識TOPに戻る

住生活を豊かにする家具の情報をみんなに共有しよう!