layout-luxury まるで高級家具!高級感を演出するインテリアレイアウト

高級感を演出するインテリアレイアウト1

イタリアやイギリスなどの憧れのインポート家具、ショールームで一目ぼれしたブランド家具など、買いたいけど予算に合わない……。高級家具ではないけど、高級感溢れるラグジュアリーな空間を演出できる方法はないものでしょうか。

「え?このテーブル30,000円だったの?もっと高価に見えたよ!」

という具合に、ちょっとした工夫と賢いレイアウトで、お値打ち価格の家具でも高級家具のような高級感を演出できるんです。今回はそのような高級感を演出するインテリアレイアウトのちょっとしたテクニックをお伝えしてきます。

 

高級感を演出する基本の家具選びとレイアウト

白いテーブルにナチュラルな本棚、ダークなチェストに赤いソファ、とバラバラの色合いやデザインのインテリアだと、一つ一つがおしゃれな家具でもポップで雑多な雰囲気が出てしまい高級感は演出されません。

家具選びで気を付けることはただ一つ、何かを統一すること。

その何かとは色やデザイン、サイズですが、これらのどれかを統一することにより、まとまりのある空間を作ることができるのです。

例えばデザインを揃えた場合には、色が違ってもデザインが同じなので統一感が出ます。また木目でそろえた場合、色が違っても同じシリーズでそろえたような雰囲気になります。ですので、家具を選ぶ際には何を統一するかを決めて購入しましょう。なお、新たに購入するのではなくすでにある家具を使いたい場合には、メインにしたい家具に合わせて同じ色味の壁紙を貼るなどアレンジすることをオススメします。

家具のレイアウトについては「▼インテリアデザイナー顔負けのリビングコーデテクニック3選!」の目の錯覚を利用した遠近法で広々コーデでもご紹介しておりますが、入り口から背の高い家具を置き一番奥は背の低い家具を置くことにより空間を広く見える効果が生まれますし、高さを揃えると高級感を演出しやすいです。

 

色によって出せる高級感が違ってくる

高級感を演出するインテリアレイアウト1

インテリアのカラーコーディネートは「ベースカラー・メインカラー・アクセントカラー」の3色を組み立てて行います。ベースカラーは天井や床、壁などの色を指し、メインカラーはテーブルやソファなどの大きな家具やカーテンの色、アクセントカラーはクッションやランプシェードなどの小物の色となり、色の配分は「7:2.5:0.5」が目安となります。

高級感を演出するにはメインカラーとアクセントカラーが重要なのですが、選ぶ色により高級感の印象が異なります。ここでは部屋の印象からカラーをご紹介していきますね。

ホテルライクな落ち着きのあるシックでスタイリッシュな印象

メインカラーは落ち着いたダークブラウンがおすすめ。カーテンやリネン類はベージュやオフホワイトなどをベースにして、アクセントカラーでお好みの色を配置しましょう。なお、アクセントカラーは落ち着いた深い色をあしらうと全体に引き締まり感が出るためスタイリッシュな印象になります。

ダーク系を基調にした和モダンな印象

一つポイントになる茶箪笥、からくり箪笥、飾り棚などを置きます。ダークブラウン系の家具を配置することにより部屋全体をダークにまとめられ、そこに深い赤や朱色、抹茶色などの差し色を上手に使うと、ぐっと高級感を出すことができます。また、コーナーに毛氈(お茶席などで見かける赤い絨毯)を敷いて花を生ければ、ぱっと和らしい華やぎが生まれます。

ホワイトを貴重にしたラグジュアリーモダンな印象

家具はメインカラーの白で統一しておき、テーブルやランプなどはメタリック素材やアクリル、ガラスなどを使ってもよいでしょう。カーテンやベッドカバー、床のラグなどのファブリック類はホワイト、グレーやシルバーなどの彩度の低いもので統一します。アクセントカラーに黒を入れることで白が引き締まり高級感がアップされます。なお、アクセントカラーを黒の代わりにゴールドを入れればエレガントな印象になります。

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高級感を演出するインテリアレイアウトをご紹介しましたが、コンセプトに合わせて布を上手に使うと高級感を出すこともできます。ダイニングテーブルにテーブルランナーをかけるだけで、いつもとは違った高級感を出すことができるんですよ。タッセル付きのものや、織物風、素材もシルクからポリエステルまで様々なものがありますので、お部屋の印象に合ったテーブルランナーを使ってみてはいかがですか。

 

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