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子供部屋のポップなインテリアコーディネートとレイアウト例

子供の感性で捉える快適な子供部屋コーディネート

インテリアコーディネートにはさまざまなスタイルやテイストがありますが、子供部屋をこれらの定番スタイルにあてはめることは難しく、子供部屋ならではのレイアウトやインテリアを考慮する必要があります。

大人と子供では部屋での過ごし方が大きく異なり、大人にとって快適な空間が子供にとって必ずしも心地よいとは限りません。子供がのびのびと過ごせるような家具のレイアウトや小物を使ったコーディネートで、子供の可能性を広げてあげることも重要です。

この記事では、そんな子供部屋が喜ぶポップなインテリアコーディネートとレイアウト例をご紹介していきます。子供部屋に必要な家具の代表的なものは、

・勉強机
・本棚
・おもちゃや趣味のものを片付けるラック
・クローゼットやタンス
・ベッド、あるいは布団

といったところでしょうか。年齢や人数にもよりますが、子供部屋の定番家具でもある学習机は大人の部屋にはない大型家具であり、子供部屋の広さに対して大きなスペースの確保を必要とします。そのため勉強机とベッド、本棚を置いたら他の家具が置けないとお困りのご家庭も多いかもしれません。

狭い部屋や限られたスペースでも快適、かつ子供たちが楽しくなるような遊び心満載のポップなインテリアになるような工夫が必要です。大人が思い描く「開放感や統一感」というフィーリングを当てはめるのではなく、子供の感性で捉えたコーディネートやレイアウトを考えてみましょう。

 

子供の活発さを伸ばす家具のレイアウト例

子供の活発さを伸ばす家具のレイアウト例

子供部屋の主役は、もちろん毎日その部屋で時間を過ごす子供たちです。子供たちが快適に過ごせることを優先に、家具の配置や配色なども考えてあげると良いでしょう。
ここでは子供の活発さを伸ばせるような家具のレイアウト例をいくつかご紹介します。

ロフトベッドを使った家具レイアウト

ロフトベッドなら、勉強机から本棚、ベッドをたたみ約一畳分で収めることができるため、空いたスペースを自由に活用できます。学習机がベッド下にが収まるタイプは、勉強や読書をするのに必要な光量が不足しがちになるので、陽の光が十分に入る窓際にレイアウトするなどの工夫をしましょう。また、高さが出て圧迫感があるかもしれませんが、「秘密基地」的な雰囲気でとくに男の子ウケが良い傾向にあります。

部屋の中央にフリースペースを広く取った家具レイアウト

子供は、勉強する時はいざ知らず、日中はゲームをしたり、おもちゃを広げて友達と遊んだりと、床の上に座りこんでいることがほとんどです。自由研究など学校の課題をするのに広い場所が必要な場合もあります。そこで、勉強机やベッドは壁側に寄せ、本記事冒頭の写真のようなフリースペースを部屋の中央に広く確保するレイアウトにしてあげると良いでしょう。お子さんが自由におもちゃや絵本などを出し入れできるフリーラックがあるとさらに良し、です。

兄弟が多い場合の家具レイアウト

兄弟が小中学生であれば、ひとつの子供部屋を二人で共有するケースも多いと思います。
年齢が低いあいだは学習机を横並びに配置して、年頃になってきたら、机の向きを対面にし、パーテーション代わりにして自分のスペースを作ってあげるといいでしょう。
窓などの開口部がない壁側に学習机を、反対側に本棚やチェストなどをレイアウトすることで、実用性の高い機能的な子供部屋が完成します。ポップ感は抑えられるので、小学校高学年から中学生向けのレイアウトとも言えます。

また、窓が多く、家具を壁向きにレイアウトするのが難しい場合は、キャスター付きのパーテーションなどを取り入れるといいでしょう。パーテーションにはカラフルなもの、マガジンラックなど見せる収納ができるものなどもあり、コーディネートのいいアクセントになります。
スペースに余裕がなければ、天井から吊り下げるキャノピー(天蓋)も女の子ウケが良くおすすめです。

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子供部屋ならではのポップなインテリアコーディネート

子供部屋ならではのポップなコーディネート

子供が喜びそうなレイアウトに、大人のエッセンスもちょっぴり加えたいという場合には、配色やオブジェで演出すると良いでしょう。
オーナメントやガーランドで壁や天井を彩ってあげると、動きが出て、部屋の雰囲気がぐっとポップになります。最初にご紹介したロフトベッドの圧迫感も軽減させることが可能です。

スペースに余裕がある場合は、ウォールアート(壁アート)もおすすめです。子供と一緒に好きなモチーフを壁にペタペタ貼っていくのも楽しい作業。簡単に剥がせるので、壁紙を傷めてしまう心配もなく、インテリアに味付けができます。大人の寝室などに配置するウォールアートとは異なり、小さなお子様であれば50音表やアルファベット表なども子供部屋インテリアの定番です。

ただし、子供部屋にプラスαで配置するグッズやオブジェなどは散らかしたり壊したりする可能性が十分に考えられますので、ケガをしにくい柔らかい素材のものを選んだり、誤飲しないよう大きさにも配慮してください。また、あまりアイテムを増やしすぎると、日々の掃除が大変になることもご注意ください。

 

以上のように、子供部屋のコーディネートは、まとまりや統一感以上に、お子さんが喜ぶ遊び心をどう加えるか? という点を考慮しましょう。
配色においても男の子はブルー系でまとめて元気に、女の子はピンクでガーリーな雰囲気を前面に出す、といった必要はありません。お子さんの年齢や成長に合わせてコーディネートを変えつつ、大切なのはお子様がいつも笑顔になれる部屋であることです。暗めのトーンの配色よりも、元気が出そうなビタミン系の明るい色やパステル系のアイテムをアクセントとして配置すると、子供部屋らしさが一層引き立つでしょう。

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