基本を押さえてプロ並みのインテリアコーデを実現!
新築や新居においては、それだけでもテンションが上がるものですが、その新居を自分好みのインテリアに仕上げていく、という楽しみもまた忘れてはなりません。どのような家具を揃えるか?、どのようなスタイルに仕上げるか?、あれこれ考えるだけでも睡眠不足になってしまいそうです。
とは言え、実際に自分で考えるのは楽しいものですが、仕事や家事に追われコーディネートを練るのが進まなかったり、購入した家具がイメージと違ったりと、
思い描いていたインテリアに仕上がらない・・・
ということもよく聞く話。
どんなコーディネートをしたら良いか分からないという方も少なくありません。
もちろん、プロのインテリアコーディネーターに依頼するという選択肢もありますが、自らが生活する空間ですので、自身の生活をイメージして、家具の配置レイアウトや動線、カーテンから照明まで、できれば自分でアレンジしたいというのが本音ではないでしょうか?
今回の記事では、そんなインテリアコーディネートに悩んでいる方にオススメの「プロ並みに仕上がるお手軽コーデ」についてご紹介いたします。
プロ並みと言ってしまうと少々大げさかもしれませんが、しっかりと基本を押さえれば、ショールームのような洗練されたコーディネートを自宅で再現でき、さらには生活動線も考慮した快適な空間の作り方テクニックをご紹介。
あれこれ家具を買い揃えたけどまとまりがない・・・
とお悩みの方必見のお手軽インテリアコーディネートをご紹介いたします。
配置・配色・コーデテーマを先に絞り込もう!
プロのインテリアコーディネーターにおいては、お客様の要望はもちろん、部屋の広さからレイアウト、収納から照明まで、さまざまな要素を考慮したうえで、空間のイメージを積み重ねていきます。
一般の方がプロ並みの視点を持つことは難しいと思いますが、コーディネートを考慮するうえで、最低限決めておきたいのが、配置や配色、そしてインテリアコーディネートのテーマであることは、過去記事「コーデのテーマを決め、お部屋のイメージ膨らませる」でもご紹介したとおりです。
ただし、ここで大切なのは「北欧風インテリアにしたい!」とか、「アジアンテイストの家具を置きたい!」といった具体的なスタイルのお話ではなく、
・暖かみのある空間にしたい
・クールでスタイリッシュな部屋にしたい
・カラフルで遊び心のある部屋にしたい
・南国のリゾート風にしたい
といったような、漠然としたイメージで良いのです。
この部分がブレてしまうと、あれこれ揃えたあとに「まとまりのない」コーディネートになってしまいがちです。もちろん、ひと通り揃えたあとで「やっぱりなにか落ち着かないな~」と感じてしまうことは致し方ない部分ではありますが、テーマさえしっかりと持っておけば、統一感のあるコーディネートに仕上げることができます。
例えば、暖かみのある部屋に仕上げたい場合
1、木製のテーブルやチェアを中心に置く
2、照明やカーテンは暖色系で
3、暖かみのあるラグや木製グッズで装飾する
暖かみのある部屋と言っても、ナチュラル系であったり、ウォールナット家具などを配置した深みのある暖かさもあり一概に言えない部分もありますが、こうしたイメージを積み重ねることで、徐々に揃える家具やインテリアグッズが見えてくるようになります。
はじめのうちは、
・アイテム数を少なく押さえる
・家具ひとつ一つの存在感を重視する
という点を心掛けると良いでしょう。
凝りすぎないシンプルなインテリアを心掛ける!
プロのインテリアコーディネーターの多くは、仕上げたいお部屋のイメージのほか、
どのような生活を送っているか?
という部分も大切にします。
もちろん、生活動線を考慮したレイアウトを実現するためのものでもありますが、意外と忘れがちなのが収納スペースで、実際に生活し始めるとすぐに物があふれてしまい、
生活感が出やすくなってしまいます
実際にその空間で生活することを考慮することもプロの視点のひとつ。最初から凝りすぎたコーディネートは、動線の阻害になるだけでなく飽きも出やすくなるため、家具やアイテム数を抑えて、シンプルなインテリアに仕上げるのがポイントです。
また、シンプルすぎると感じる場合は、アートパネルを使った壁アートがオススメ。特に大きな壁面などは、フォーカルポイントと言い、空間の中で特に目線に入る部分となりますので、部屋のスペースを減らすことなくイメージを変えることができるコーディネーター必須アイテムと言っても過言ではありません。
ひとつのリビングのコーディネートを仕上げるためには、ソファやテーブル、テレビボードなど、いくつかの家具は必要になりますが、お手軽かつプロ並みのコーディネートを完成させるためには
・テーマをブレないようにする
・家具のアイテム数は控えめに
・収納スペースを確保する
・フォーカルポイントにアクセントを置く
といったポイントを心掛けると、ご自身でも満足できるお手軽コーディネートに仕上げることができるでしょう。
あとは「実践あるのみ」です!
積極的にお手軽コーデにチャレンジしてみましょう。
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