一人暮らしのワンルームだからこそできる?狭くてもオシャレなインテリア
一人暮らしのワンルームといったら部屋は狭いし荷物も多いし、インテリアにこだわれないと思っていませんか? 実は、一人暮らしのワンルームだからこそ、オシャレなインテリアコーディネートを手軽に楽しむことができるのです!
一人暮らしは家具も家電も自分の好みで揃えられ、限られた空間だからこそ家具や雑貨、小物を統一することが可能。スペースが狭ければ多くの家具を置こうとはせずに、アイテムを厳選し、1アイテムにかける予算もアップさせることもできます。デザイナーズ家具や材質にこだわった家具など、いいものを揃えられる点も見逃せません。
また、趣味のアイテムをインテリアに加え、「ここはセレクトショップなの?」と思えるような、オシャレな空間を作ることもできます。
今回は、楽しさが無限大に広がり、狭いスペースだからこそ実現できる、ワンルームのインテリアコーディネートについてお伝えしていきます。
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楽しさも使い勝手も無限大!ワンルームのコーディネート
ワンルームのコーディネートで留意すべき点は、生活のすべてを同じ部屋で行うということ。
たとえば2LDKであれば、
・調理をして食べるスペースのダイニングキッチン
・くつろぎスペースのリビング
・寝室や書斎などの個室
というように部屋ごとに区切れます。
一方ワンルームでは基本的にひとつの部屋ですべてを行うことになるので、生活導線や部屋の中でのエリア分けを上手にする必要があります。
狭いワンルームの場合、手を伸ばせば必要なものに手が届くという利点もありますが、食に関すること、身支度に関すること、趣味に関すること、休む場所、などのエリアを作ることがおすすめ。このエリア分けを上手にすることで、ひとつの部屋の楽しみ方が広がっていきます。
部屋全体のインテリアのテイストを決め、それに沿った家具を配置したら、かごやボックスなどを活用して楽しく収納する工夫をしましょう。モノが散らばっていると見た目の悪さはもちろん、部屋を狭く感じさせるので、整理整頓を行なって限られた空間を広く見せることがポイントです。
ちなみに活動エリアの仕切りは、部屋の奥に進むに従ってよりプライベートな空間にしていくのが定石です。部屋の奥から
・ベッド
・本棚や趣味のアイテムを収納するラック
・ゲストを通せるテーブルやソファ
などの順で家具を配置すると、居住性の高い自然なインテリアに仕上がります。この時、空間を区切るパーテーションやロールスクリーンなどを利用すると、空間をより有効に使えます。とくに就寝用のスペースは部屋の入口から見えないよう、人目から守る工夫をするとプライバシーも保てます。
パーテーションやロールスクリーンは明確なエリア分けができますが、広さが十分でない部屋では圧迫感があったり、生活導線の障害になる場合もあります。カーテンやのれんはさほど導線を気にせずに済むので、狭い部屋でも気軽に使うことができます。
具体的な空間演出について次のコーナーでお伝えしていきますね。
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空間演出で差がつく?ワンルームの素敵なインテリアコーデ虎の巻
ワンルームのインテリアを作る場合は、空間の有効利用が大切です。ワンルームのインテリアを素敵にする虎の巻をまとめてみました。
部屋を使用目的のエリアで分ける
共有スペース
部屋の入口にほど近い部分は共有スペースとして、食、団らんに使用。テーブル、ソファなどを置いて。
個人的なスぺ―ス
部屋の中ほどは、趣味など自分の個性が最も発揮される場所。本棚やラック、チェストを配置。
もっとも個人的なスペース
部屋のいちばん奥まった場所。身支度や就寝に使う、自分のためのスペース。ベッドやラックを置き、人目を避ける工夫を。
分けたエリアを間仕切りで演出
エリアの間仕切りは、パーテーションやロールスクリーン以外にもチェストや突っ張りラック、オープンラックなどの家具で行うこともできます。スケルトンタイプのパーテーションなどインテリア性の高いものもあるので、自分の部屋に最適な間仕切りをチョイスしましょう。
ロマンチックなインテリアの間仕切り
蚊帳でふんわりと空間を分ける。ガーリーなビーズカーテン、海外のオシャレなパーテーション、デコラティブなデザインのアイアンラックなども。
男前スタイル、ブルックリンスタイルの間仕切り
帽子などファッション小物をかけられるウッドタイプのパーテーション。ハンガーラックや突っ張りラックを使ったアパレルショップ風の間仕切りもおすすめ。
モダンインテリアの間仕切り
ロールスクリーンやオープンラック、収納もできる突っ張りパーテーションでインテリアにポイントを。観葉植物も上手に使うとよい。
アジアン、ナチュラル系の間仕切り
民族調の布を使ったのれんや、柳や木材で作られたパーテーションで雰囲気を出す。
照明で空間を演出する
ルームライトだけでなく、間接照明を上手に使うことで部屋に奥行きや広がりが生まれます。
部屋に奥行きを感じさせる
間仕切りの向こうに照明を配置して、漏れてくる明かりを楽しむ。
壁に向かって照明を当てる
壁面に立体感を出して空間を広く、オシャレに見せる。
いかがでしたか。
限られた広さのワンルームでも、生活空間を分けることで楽み方は無限に広がります。一人暮らしをより充実させるような、オシャレで快適な空間を作り上げましょう。
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