scandinavian-style 北欧風カウチソファと和モダンスタイルの融合コーデ

そもそもカウチソファとはどういうタイプのソファ?!

カウチソファと聞くと、北欧系のソファを思い浮かべる方が少なくありませんが、ソファタイプのひとつであるカウチソファは、明確な定義こそ曖昧かもしれませんが、座面の部分が長く、足を伸ばして横たわることができる長椅子の総称です。掲載写真のように、背もたれに対して座面の部分が長くベッドの様になっているタイプもあれば、単に横長のソファもカウチソファと言う場合もありその形状は様々です。

一般的には、写真のようなL字形状で、左右いずれかの端が長くベッドの様になっているデザインのものが多く、メーカーによってはシェーズロングとも呼ばれることもあります。このL字形状となっていることが、コーナ ーソファと混同しやすい要因なのではないかとも思いますが、カウチソファはあくまで足を伸ばして座ることを前提とした座面の部分を長く取った形状のソファであるのに対して、コーナーソファはこの長い座面がありませんので、コーナーソファでも足を伸ばして横たわることはできますが、定義としては上記のとおりで別々のタイプのソファとなります。

落ち着きのある和テイストのカウチソファのコーデ!

日本国内で展開している北欧系家具メーカーの多くが、カウチソファを主力としてランナップしていることで、「カウチソファ=北欧」といったイメージをお持ちの方も多いのではないかと思いますが、どちらかと言うと色鮮やかなファブリックのカウチソファが北欧スタイルの代表的アイテムではありますので、北欧スタイルのインテリアコーディネートを目指すのであれば、ファブリックのカウチソファを定番アイテムとして捉えておくと良いかもしれません。

ただし、そこにご自身のセンスでオリジナルのエッセンスを加えるとすれば、敢えて色鮮やかなタイプのソファを選ばず、落ち着きのある和のテイストを感じさせるソファを選択するのも良いでしょう。掲載写真のように、見た目として派手さはないものの、リビングに配置した際の存在感は健在。日本の住居に多く採用されるメープルやウォールナットのフローリングにもマッチングが良いのが特徴です。

渋さを演出した大人のコーディネートを目指す!

掲載写真の商品は、和モダンで代表的な座院シリーズのカウチソファですが、このソファを中心に北欧スタイルでコーディネートするのも良いですし、和スタイルでその他の家具をコーディネートするのも良いでしょう。カウチソファを配置するとなると、何かと北欧などの洋風スタイルを意識されるケースが多いようですが、その他に配置するテーブルやテレビボードなどは、ローテーブルなど極力高さを抑えたものを配置することで独創性の高い和モダンスタイルとしてまとめ上げることも可能です。部屋全体として、少々渋さを演出した大人のコーディネートとなりますが、派手さがないぶん、誰が見ても違和感がなく、長期間使っても飽きにくいという特徴があります。

せっかくインテリアコーディネートをするなら、誰もが憧れる洋スタイルの空間にしたいというのが本音かもしれませんが、こうした渋さを演出した和モダンもまた、大人らしさを演出した上級向けコーディネートだということを覚えておくと良いでしょう。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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