一人暮らしのお部屋作りで悩む「就寝スペースの確保」
新社会人や単身赴任などで一人暮らしを始める方にとって、住まいに関する悩みの多くは、
部屋が狭くて必要な家具が置けない
収納スペースがなくて部屋に物があふれる
家具の配置がうまくいかない
といったように、限られた空間の物理的な不満にあるようです。
部屋の広さや間取りは地域や場所の要素が大きいので、全員が同じ悩みを抱えているわけではありませんが、都心部ほど「部屋が狭く・家賃も高い」のが実情。こうしたお悩みが尽きることはないでしょう。
一人暮らしを始める際に最低限必要な家具は
・布団などの寝具
・カーテン
・食事用テーブル
・照明(家電)
などがあり、ソファやベッドなどの大型家具は「広さに余裕があれば…」と後回しになりがちですが、限られたスペースでの家具の配置は、実は大型アイテムを最初に配置するのがセオリーです。
ベッドを置きたいけどスペースないし…
と諦めてしまう方が多いなか、こうしたスペースのお悩みを解決してくれるコンパクトサイズのベッドがあるのはご存知でしょうか?
今回の記事では、このコンパクトサイズのベッド「コンパクトベッド」にスポットを当て、その魅力やメリットを詳しく取り上げます。ベッドがコンパクトになるほど就寝スペースもコンパクトになってくるので
寝相が悪い人は要注意
かもしれませんが(汗)、スペースや間取りの問題でベッドの購入を諦めていた人はコンパクトベッドでお悩みが解決するかもしれません。
では、実際にどのようなものなのか見ていきましょう!
省スペースなコンパクトベッドの魅力
コンパクトベッドは「スモールベッド」とも呼ばれ、通常の規格サイズより小さいサイズのベッドの総称となります。
一般的にシングルやダブルと呼称されるベッドサイズには規格があり、それに合わせて布団のサイズも決まっているので、メーカーによってベッドサイズが異なることは基本的にはありません。
省スペースなベッドのサイズは、具体的には
横幅が省スペース
または
長さが省スペース
もしくはその両方を満たしています。
幅97cm・長さ195cmのシングルベッドに対して
横幅をコンパクトにした幅80-90cm・長さ195cmの「セミシングル」
長さをコンパクトにした幅97cm・長さ180cmの「ショート丈シングル」
が存在します。
違いはたかが10cm程度でしょ?
と思われるかもしれませんが、この10~20cmの差で「あとちょっとでこの部分に収まるのに~」という問題が解決することも珍しくありませんし、動線確保という観点でも10cmの差は案外大きいのです。ちなみにセミシングルは幅80cmのものをスモールセミシングルと呼ぶ場合があり、
寝返りを打つ余裕がほぼない
ぐらいほっそり幅なので、壁際に配置するのが無難です。また、ショート丈のベッドは
約15cm短い
ので、ドアの開閉やベランダへの動線を塞ぐといった物理的な問題が解消できるかもしれません。
寝るときだけ布団を敷くからベッドは不要
と最初は考えていても、実際は布団が敷きっぱなしになったり、布団を敷くのが面倒くさいと思うようになり、コンパクトでもベッドを配置した方がメリットが多い場合もあります。
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狭い部屋コーデの基本・大型家具は最初に配置?
コンパクトベッドによって、狭い部屋・限られたスペースであってもベッドを配置できる可能性があり、コーディネートを楽しめるようになるかもしれません。
狭い部屋と言えど、レイアウトや家具を工夫して
・TVボード
・テーブル
・一人用ソファ
・ベッド
などの家具が置けるようになれば一人暮らしの生活も華やかになりますし、家で過ごす時間が有意義になるでしょう。▼関連記事「一人用カウチソファで一人暮らしのお部屋が安らぎの空間に」のように自分専用のカウチソファを置いて、一人の時間を存分に満喫することもできます。
反面、収納スペースが不十分だと部屋の中に物があふれ、ゴチャゴチャした煩雑な空間になってしまいます。はじめのうちは必要最低限の家具を揃え、徐々に必要なものを増やしていくことを心掛けましょう。コンパクトベッドを置く場合は
ベッドフレームに収納が付いているもの
マットレスに脚が付いているだけのもの
を選ぶのがおすすめ。
収納用の引き出しが付いているベッドや、マットレスの下に衣類収納ボックスなどがしまえるよう、ある程度高さのあるベッドを選ぶと、着替えなど利用頻度の高い生活用品をしまっておくスペースを確保することができます。
近年は生活スタイルの変化によって、テレビボードよりパソコンデスクの方が需要が高かったり、電子機器を充電するためのサイドテーブルが必須であったりと、家具の需要が多様化してきています。スペースの限られた狭い部屋と言えど、アイデア次第では
自分が存分に満足できるコーディネートは可能!
ヘヤゴトマイギャラリーで、▼一人暮らしのコーディネートやアイデアも参考にしつつ、納得のプライベート空間を作りあげてみてください。
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