design 寝室コーデに欠かせない布団デザインを考慮したインテリア

寝室コーデに欠かせない布団デザインを考慮したインテリア

寝室コーデの構成アイテムを考えよう!

高級ホテルのようなゴージャスな寝室は誰でも憧れると思います。

ざっくりと寝室のコーディネートをイメージすると、中心に来るのは言うまでもなくベッドですが、その他にも様々な構成アイテムがあり、布団や枕はもちろんのこと、サイドテーブルからスタンドランプ、カーテンに至るまで、寝室アイテムは全てが主役と言っても過言ではなく、そしてなくして成り立たないものが多いのが特徴です。

寝室のコーディネートは、ベッド周りだけをあれこれ揃えれば良いというものではなく、部屋全体の雰囲気や落ち着きを重視する必要がありますので、リビングやダイニングなどの他の空間のコーディネートとは趣旨が異なる部分が多少ありますが、

今回注目するのが布団デザインです。

布団のデザインと言っても、基本的には布団カバーのデザインや柄をベースにした寝室全体のコーディネートとなりますが、部屋全体がシックで大人の雰囲気が出ているのに布団カバーがポップな柄だったり、カーペットやカーテンが柄物なのに布団カバーも柄物だと、少々派手すぎてしまったりと、他のアイテムとの組み合わせが重要になってきます。

そんなデザイン重視の布団コーディネートについて掘り下げて見てみましょう。

 

布団カバーのデザインは何に合わせるべき?

寝室のコーディネートをするにあたり、どのようなイメージに仕上げたいか?というテーマを決める必要がありますが、例えば上述のような高級ホテルのようなゴージャス感を出したいのであれば、基本的に柄物の布団カバーは採用せず、クッションやベッドスローなどで柄物を採用するのが基本となります。

主にヨーロッパなどのベッドリネンコーディネートにおいては、寝具は基本的に白を使用するので、他の寝具アイテムを色々と組み合わせて楽しむことができ、寝室コーデの初心者にとっても自由にアレンジしやすいのではないかと思います。クッションやベッドスローとカーテンの柄を合わせると、寝室全体の統一感が出るのでオススメです。

また、フローリングの色味に合わせたり、相反する反対色を布団カバーに用いる方法もあります。フローリングの色が明るめであれば濃色の布団カバー、濃い目のダークブラウンなどのフローリングであれば、明るめの布団カバーを用いることで、メリハリがついた上品なコーディネートに仕上がります。

布団カバーのデザインは寝室全体で判断する

というのが基本となりますので、柄物+柄物という組み合わせは極力避けること。そして、無地+無地の場合は、グレーの布団カバーにブルーのクッション、ベージュのカバーにオレンジのベッドスローといった具合に、色味のアクセントに留意するとコーデ上級者顔負けの雰囲気を出すことができるでしょう。

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心と体が落ち着く寝室コーデのポイント

心と体が落ち着く寝室コーデのポイント

寝室コーディネートは、周辺アイテムをあれこれ変更できる点にメリットがあり、季節や気分によって寝具のカバーを交換すれば、ガラリと雰囲気を変えることができる点が特徴です。ただ、寝室はあくまで睡眠を取る場所。その睡眠を妨げるような落ち着かないコーディネートでは本末転倒です。

早く寝室へ行きたい、いつまでも寝ていたい

そんなベッドまわりのコーディネートを目指すなら、布団などの寝具だけでなく、サイドランプや観葉植物などもセットでレイアウトしてみると良いでしょう。昨今では、枕元にスマートフォンや電子ブックを置きたい人も多いと思いますので、実用面でのコーディネートも忘れずに行ないましょう。

見た目だけゴージャスになっても、使い勝手が悪いようでは本来のコーディネートとは言えません。上手く寝室コーデがまとまらないようであれば、

部屋全体の色味のトーンを少し下げる

ことで落ち着き感がでます。カーテンの色味から照明の明るさなど一度見直してみてください。観葉植物などの「緑」も気持ちを落ち着かせるアイテムとしては効果的ですので、濃い青や深い緑色などのアイテムを配置すると、大人のシックな雰囲気がある寝室に仕上げることができるでしょう。

 

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