floor_sidetable フロアベッドの機能を補うサイドテーブルの活用事例

フロアベッドの機能を補う機能的なサイドテーブルの活用事例

フロアベッドとサイドテーブルのベストマッチな関係性

メガネやスマートフォン、読みかけの本など、物を置けるスペースがベッドの周辺にあるか否かは意外と大事な問題だったりします。
枕元や床に物を置いておくと、ごちゃごちゃと乱雑な印象になるだけでなく、寝ている間に床に落としてしまったり、起き抜けにうっかり踏んだり蹴飛ばしたりしてしまう危険性があるからです。
そんなリスクを回避してくれる家具がサイドテーブルです。

高さを抑え、圧迫感の少ない開放的な寝室を作り出せるのがフロアベッドの特徴ですが、反面、ベッド下の収納が期待できない、ベッドのように腰掛けられない、衣服を仮置きしにくいなどのデメリットも。

そこで、「カップを置く、読書中の本を置く、サイドランプを置く」などテーブルや収納の機能を持たせたり、ベッドの上を活用できたりするサイドテーブルを選んで、フロアベッドのウィークポイントを補ってみてはいかがでしょうか。

 

フロアベッドならではのサイドテーブルの活用法とは

フロアベッドの機能を補う機能的なサイドテーブルの活用事例

仮置きスペースとして使える

フロアベッドには高さがないため、「ベッドに腰掛ける」「着替えの服を置く」など、ベッドの高さを活かした用途には向いていません。
仮置きに使える椅子やデスクなどが部屋にない場合は、フロアベッドの高さに合わせた低いサイドテーブルではなく、ソファと合わせて使うような高さのあるサイドテーブルを組み合わせるのがおすすめです。
こうすると、帽子やコートなど床の上に直置きしたくない物の一時的な仮置きスペースとしても使えます。また、テーブル天板の下に棚があるタイプなら、ベッドに横になっている状態からでも手を伸ばしやすい高さに物を置いておけます。

チェストや棚をサイドテーブルの代わりにする

フロアベッドは、ベッド下を収納に活用できません。部屋の収納が少なくて心もとない、そんなときにおすすめなのが、チェストや棚をサイドテーブルとして活用する方法です。

ベッドの方に向けてレイアウトすると、手を伸ばすだけで本や小物などが取れますし、ハンカチやタオルなども棚に置いておけます。メガネやティッシュ、リップクリームなどの必需品を置くのはもちろん、安眠やリラックス効果のあるアロマグッズ、お気に入りの雑貨などのディスプレイにも重宝します。

カウンタータイプのサイドテーブルでさらに便利

隙間収納向けの細長いワゴンをサイドテーブル代わりにベッドに沿わせるようにするのも、カウンター的に使えて便利です。キャスター付きであれば、掃除の時もスムーズに動かせます。

このように、サイドテーブルに収納機能を持たせることで、フロアベッドの弱点をカバーできます。

 

フロアベッドにも便利に使える機能的サイドテーブル

フロアベッドのサイドテーブルとしてだけでなく、家の中のどこでも便利に使えるサイドテーブルを選ぶのもよいでしょう。

前項で触れたキャスター付きのサイドテーブルをフロアベッドと一緒に使うなら、収納量がたっぷりの大型のものを選んでみるのもおすすめです。将来的にサイドテーブルを買い替えることになっても、リビングやキッチン、クローゼットや収納庫の中がキャスター付きサイドテーブルの新たな活躍の場となるでしょう。

また、余計な物を置かずにフロアベッドならではの広々とした空間を満喫したい、という場合は、折りたたみ式のサイドテーブルがおすすめ。普段はしまっておいて、ベッドに寝転がりながら本を読んだり、飲み物を置いたりと、使いたい時にだけ取り出せるので邪魔になりません。

同じように、大中小のテーブルが入れ子になっているネストテーブルなら、必要に応じてテーブルを増やせますし、寝室とリビング、ダイニングでひとつずつ使う…ということもできます。

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ベッドの高さ・タイプに合わせたサイドテーブルの選び方

フロアベッドは部屋がすっきりと広く見えるというメリットの一方で、「高さがないため、体をかがめないとベッド上の物を取りにくい」「形状から収納機能をつけられない」というデメリットがあります。サイドテーブルを選ぶとき、メリットを活かせるものやデメリットを補うものを選んで、フロアベッドの使い心地を充実させてみてくださいね。

 

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