cover-coord 豪華なベッドカバーでホテルライクな寝室コーディネート

豪華なベッドカバーでホテルライクな寝室コーディネート

高級ホテルのようなベッドメイキングとは?

寝室のコーディネートを意識するとき、ベッドルーム全体を構成するベッドやペンダントライトなどの間接照明、アクセントとなるクッションや小物などを最初に揃える傾向にあります。もちろん、それ自体は決して間違いではありませんが、あれこれ揃えた後になってどうしても

統一感がなくゴチャついている

という組み合わせになりやすいのも事実。
落ち着きのあるベッドルームのコーディネートを目指したのに、なんだか落ち着かない空間になってしまったということは、決して珍しいことではありません。

それに対して、例えば高級ホテルのベッドルームなどは、パッと見の豪華さを演出しつつも寝室としての落ち着きがあり、高級ホテルならではの洗練されたベッドルームに仕上げられています。この違いはどこにあるのでしょうか?

今回の記事では、高級ホテルのような豪華さを演出する

豪華なベッドカバーとベッドメイキング

にフォーカスし、自宅でもできる高級ホテル顔負けの寝室コーディネートをご紹介します。
これまでも過去記事「高級ホテルのベッドにならう布団クッションの活用法」でもご紹介したように、ベッドルームのゴージャスコーディネートの人気が高まるなか、ベッドそのもののコーディネートとして、プロ顔負けのベッドカバーコーデをあれこれご紹介していきます。

 

ゴージャス感を演出する必須のベッドメイキングアイテム

寝室のコーディネートにおいては、ベッドルーム全体のコーディネートを優先しやすく、ベッドや寝具まで気が回らないことが往々にしてあります。部屋全体はコーディネートできたのに、ベッドだけは普通のマットレスに布団が敷いてあるだけ・・・、これでは高級ホテルのような豪華さはもちろん、落ち着きのある空間コーデとは程遠いと言えるでしょう。

ベッドルームのコーディネートにおいて、何か物足りなさを感じるときの多くは、ベッド回りのコーディネート、すなわちベッドメイキングを見直すことで、その物足りなさを解消できることが多くあります。そこで、まずは高級感を打ち出すベッドメイキングに必要なアイテムを確認してみましょう。

≪高級感を打ち出すベッドメイキングアイテム≫
・ベッドカバー(ベッドスプレッド)
・ピローケース(メインの枕)
・ユーロピロー(ベッドボードに掛ける枕)
・アクセントピロー(飾り枕)
・コンフォーターカバー(掛布団カバー)
・ベッドスロー(フットスロー)

ベッドカバーにおいては、ベッド回りのコーディネートを行なううえで最重要アイテムと言っても過言ではありません。単なるマットレスカバーではなく、ベッド全体に覆い被せることでベッド下の目隠し的な役割を果たすものもあります。

もちろんローベッドタイプのものや、ベッドの足元を見せたい装飾性の高いベッドには必要ないかもしれません。そのほかにもベッドスカートと呼ばれるマットレスから下、フロアまでの専用カバーもありますが、ベッドメイキング初心者ならベッドカバーだけでも良いでしょう。

高級ホテルのようなベッドメイキングに必要なアイテムを見ても、これだけの種類が必要となりますし、

それぞれのアイテムでカラーやデザインを考慮

しなければなりません。
単にアイテムを揃えれば良いというものではないことは、コーディネートのご経験がある方なら、お分かりいただけると思います。

▼関連記事
高級ホテルのベッドにならう布団クッションの活用法

 

ベッド回りをさらに豪華に演出するコーデアイテム

豪華なベッドカバーでホテルライクな寝室コーディネート
ベッドカバーやピローケースのデザインや色味は、

・ベッドルームのカーテンの色と合わせる
・フローリングの色と近い色を選択する

といった定番的なコーディネートの方法がありますが、ベッドルーム全体をどのように仕上げるかによって様々な選択肢が出てきますので、ベッド回りに何を配置したいかも考慮しておく必要があります。

例えば、寝室コーデに人気の定番アイテムである観葉植物

観葉植物を配置することで「緑」がアクセントカラーとして加えられます。これに合わせるようにアクセントピローの色味をグリーン系にしたり、ベッドスローの色味を合わせるとまとまりが出やすくなります。また、フローリングカラーや木目調のベッドなど、寝室全体にブラウン色が強い場合なども観葉植物の「緑」を配置することでメリハリが出て、同時に豪華さもプラスされます。

ここで気を付ける点は、色物のベッドカバーなどを使用する場合は、

その他のアイテムの色味も合わせる

と、それぞれのアイテムが違和感なく融合されます。特にベッド回りは、シーツやピローケースなど「白」が多く、白すぎる空間は清潔感こそあるものの、冷たく無機質な印象を受けやすい傾向にあります。そうした場合には、ベッドカバーやピローケースにブルーやグリーンといった、落ち着きのある色味をアクセントカラーとして配置すると、寝室の印象はガラっと変わります。

豪華なホテルのベッドメイキングは、寝室全体の色味やデザイン性を考慮したコーディネートになっていますので、ベッドメイキングアイテムのみならず、カーテンから照明まで部屋全体の色味を3色までに留めると、まとまりが出て豪華さを損なわない寝室コーデが完成するでしょう。

▼関連記事
オシャレでまとまりのあるインテリアに仕上げる上級テクニック

▼家具インテリアの基礎知識TOPに戻る

住生活を豊かにする家具の情報をみんなに共有しよう!