fisba 200年の伝統を誇る高級ファブリックメーカー「フィスバ」

14 世紀のプロテスタントたちにより発展した織物産業

イタリアやフランスからのプロテスタントによりスイスの織物産業が発達しました。クリスチャン・フィッシュバッハ社はこれらの織物を取扱うために 1819 年にスイスで設立された会社です。主に高品質なヨーロッパファブリックを取り扱っていました。日本フィスバはこのフィッシュバッハ社によって 1971 年に創設され、ヨーロッパよりの輸入インテリアファブリックとともに国内メーカーでは見られないハイクオリティな縫製を導入し、美しいシルエットを保つことに成功しました。

日本国内では「インテリアファブリック」というカテゴリーは聞き馴れないかもしれませんが、インテリアファブリックとは、カーテンをはじめ、じゅうたんやベッド-カバー、ピローケースなど、インテリアに使う布類の総称であり、この日本フィスバもまた、カーテンを主軸にラグやベッドリネンなど、多くの製品を提供しています。

独創的なデザインのファブリックで個性的に

フィスバといえば国内最高級と言われるブランドになっていますがハイクラスな製品を求める方には必ず満足いただけると思います。素材の品質はもちろんのこと、はやりその縫製の違いが価格の違いといえるでしょう。一番のおすすめはカーテン。ヨーロッパではインテリアよりもファッションの流行発信地としての歴史が長く、生地もファッションのためにデザインするので、時代を先取りする優れた感性のテキスタイルが多いのが特徴です。その流れを受けたインテリア用なので国内メーカーとは一味違う素敵な生地を選ぶことができます。

たとえば、一流アパレルメーカーが洋服にするようなジャガード生地や刺繍入りの生地をカーテンやベッドリネン、クッションカバーなどにできるのです。地紋のある無地などが多いインテリアファブリックですが、フィスバでは花柄や動植物の柄などひと味違う柄がたくさんあります。ベッドリネンを無地にしてカーテンに華やかなプリント柄を使う、というのも他にはないコーディネートだと思います。

デザインだけでなく防炎などの機能性も優秀

フィスバのカーテンは高級品だから洗濯機で洗うなんて、と思うかもしれませんが、実は洗濯機で洗っても型くずれせず長く使える、という声もあるのです。さらに取扱いの面から素材として敬遠されていたシルク、麻、ウールを取り入れたことにより一層デザイン面での特徴を際立たせることができるようになりました。また、自然素材を用いることにより、湿気の吸収など住空間の環境を整える働きもしているそうです。

たくさんの高層マンションがある現代では防炎ファブリックの存在も忘れてはいけません。11 階建て以上(31 メートルを超える)の高層マンションには防炎カーテンを使うように定められています。フィスバでは防炎ながらインテリアを楽しめるように多くのデザインを取り揃えています。インテリアとは住環境を左右するもの。フィスバはファブリックのデザインだけでなく、その機能でも心地よさを提供してくれるのです。

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