antique 歴史が刻まれたアンティークベッドの魅力

歴史が刻まれたアンティークベッドの魅力

重厚感あるアンティークベッドの魅力とは?

海外の映画やドラマなどを観ていると、時折目にすることがある海外の寝室コーデ。
特にヨーロッパなどは、現代においても古くからの西洋らしい寝室のコーディネートでまとめられていることが多い傾向にあります。そんななか、日本でも人気が高まっているのがアンティークテイストのコーディネート。安らぎと休息の場でもある寝室においては、特にアンティーク調のベッドなどで揃える方が増えてきています。

どうしてアンティークテイストが人気なの?

こちらは様々な要因が考えられますが、ぬくもりが感じられるウッド調のコーディネートによって、心を落ち着かせてゆっくりと休息ができるという側面もあれば、重厚感のある大型のアンティーク家具は、それだけで包み込まれるような安心感が得られるという声もあります。そんなアンティークスタイルの寝室コーデにおいて、

何より重要な存在となるのがアンティークベッドです

アンティークベッドと聞くと大型で様々な装飾があるようなイメージですが、そのベッドが生まれた国によってデザインは様々で、古代西洋の王宮などで使用されていたような派手な装飾があるものから、マホガニーのような高級木材が使われた年代もの、豪華なフレームが用いられたアイアンベッドなど様々な選択肢と、それぞれの魅力があります。

今回はそんな魅力満載のアンティークベッドと、そのコーディネートについてご紹介いたします。

 

寝室全体のトータルコーディネートはどうなる?

実際にアンティークベッドを寝室に配置するには、ベッドサイズ以上の部屋の広さがあれば良いだけですが、上記で述べましたように、安らぎの空間を重視するのであれば、ある程度余裕のある空間スペースが必要になります。

過去記事「寝室の大きさやサイズに合わせた正しいベッドの選び方」でもご紹介しているように、寝室の広さに対するベストなベッドサイズの目安があります。通常のベッドであれば、そちらを参考にベッドサイズを考慮すれば良いのですが、アンティークベッドとなりますと、

サイズ以上に圧迫感が出やすい傾向にあります

ので、ある程度ゆとりを持たせた方が良いでしょう。
特に大きなヘッドボードやフットボードが特徴のベッドや高さのあるベッドなどは、特にその傾向が強く、ショールームなどで見たときの感覚と、実際に自宅に配置した時に受ける圧迫感が大きく異なるので、心構えとして覚えてくと良いでしょう。

また、寝室全体のコーディネートも考慮する必要がありますが、必ずしもすべての家具や照明をアンティークで揃えなければならないという訳ではありませんし、アンティークベッドとの相性が悪いという訳でもありません。寝室全体をアンティークコーデでまとめる場合、

1、カーテン
2、照明
3、ベッド回りの小物

を中心に、アンティーク調のアイテムで揃えると雰囲気が出やすくなります。
特にフリンジ付きのドレープカーテンなどは、アンティークさが一層引き立ちます。

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それなりのベッドメイキングは必要?

歴史が刻まれたアンティークベッドの魅力

アンティークベッドのもう一つの気がかりな点として

ベッドメイキングはどうするの?

という点です。

本格的なアンティークテイストの寝室ということであれば、フリルタイプのベッドカバーからデザイン性豊かなクッション、ベッドスローなども配置したほうがアンティークの雰囲気は出ますが、日常的な使用のなかで、そこまでする必要はないかもしれません。

ただ、最低限ベッドカバーと何種類かの枕やヘッドクッションを配置しないと

アンティーク感が足りない

と感じてしまうかもしれません。季節や気分でピローケースを変えることで、ベッド回りの雰囲気を大きく変化させることができるので、ベッドカバーなども何種類か持っておくと良いでしょう。

どうしても「アンティークコーディネート」と聞くと、難しそうとか、お金がかかりそうというイメージを持ちがちですが、「アンティーク家具を使わずとも雰囲気が出せるアンティークコーデ」

でもご紹介したように、歴史ある本物のアンティーク物を揃えるとなると、費用的にも相当な覚悟が必要ですが、コーデの工夫次第ではアンティーク感を出すことは可能です。

アンティーク家具をあれこれ揃えても良いのですが、自分なりの工夫でモダンなアンティークスタイルの寝室を作り上げるのも面白いと思います。

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