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首都圏をターゲットに独自路線を走るポケットスプリングの老舗

東京ベッド対談写真

2018年12月某日に行なわれた、東京ベッドの池田一実社長と弊社代表・宮島一郎による社長対談の模様をレポート。長年ポケットスプリングの研究・生産を続けてきた老舗メーカーの代表に、中小企業の強みを活かした経営戦略、親会社とは異なる独自路線を走る理由を伺いました。

東京ベッド PROFILE

東京都港区に本社を置く1928年(昭和3年)創業のベッドメーカー。麻布市兵衛町(現在の六本木エリアに該当)で病院やホテルなどを対象にベッド・寝具類を製造販売したのがはじまり。1947年に株式会社化。1968年フランスベッドの子会社に。2018年に創業90周年を迎えた。現社長は、フランスベッド株式会社の池田茂社長のご子息にあたる。

目次

親会社フランスベッドとあえて完全合併しない理由

東京ベッドの池田一実社長

宮島:東京ベッドの成り立ち、フランスベッドのグループ会社化に至った経緯をご説明頂けますか。

池田:当社はもともとフランスベッドとはまったく別の会社でした。昭和3年(1928年)に設立し、ポケットコイルのマットレスを製造・販売していました。今年で創業90年、フランスベッドより歴史は古いんですが、昭和43年(1968年)にフランスベッドがM&Aのかたちで東京ベッドを買収しました。

宮島:フランスベッドが東京ベッドをM&Aした背景にはどのようなことがあったのでしょうか。

池田:端的に言うと経営危機です。同じような商品を製造している二社ではありますが、別会社であるため基本的に独立採算制です。営業形態も販売形態も独自の路線を歩んでいます。

宮島:将来的に両社を統合する動きはあるのでしょうか。

池田:昔からの沿革をそのまま引き継いでいて、「東京ベッドはポケットスプリング」「フランスベッドは高密度連続スプリング」の立ち位置を営業・製造の現場でも確立しています。互いを競い合わせて切磋琢磨して成長していこう、という考え方です。
2012年に東京ベッドの柏工場が火災で全焼して閉鎖を余儀なくされたときは、メーカーとして生産する工場が無ければ統合もやむなしという議論もありました。独立のままもう一度ゼロから出発するという判断のもと、工場を再建し従来の形態に戻った状況です。
一方で、両社で合理化できる部分はしていこうと、2017年に物流の形態は統合しまして、同じ物流形態でのデリバリーをスタートさせました。
まだ具体的な段階ではありませんが、生産形態の見直しも考えています。親会社のフランスベッドで作れないような商品を東京ベッドが製造し、逆に(フランスベッドに)供給する開発スタイルをとっていこうと。

宮島:つまり東京ベッドのブランドは残していくということですね。

池田:はい。創業90年とフランスベッド以上に歴史の古い会社ですので、あと10年がんばって100年企業を全社で目指しております。

東京ベッドの六本木ショールーム風景

宮島:火災のアクシデントで工場が閉鎖され、商品が作れないあいだも企業として従業員を抱えていかなければならない。けれど在庫も含めて売るものはだんだん目減りしていく。在庫が無くなった時期もあったと思います。この事態をどのように解決されたのでしょうか。

池田:これは本当に不幸中の幸いで、同業であるフランスベッドに東京ベッド向けの商品の生産を依頼してなんとか凌ぎました。おかげ様で現在は工場を再建し、自社工場での生産を再開しています。

宮島:フランスベッドと原材料の調達や生産拠点を一元化することで合理化が図られ、適正なコスト削減ができる。にもかかわらず生産現場が分かれている現状は、一見すると非合理的にも思えますが、統合をしないことの弊害や課題もあるのではないでしょうか。

池田:当社がフランスベッドのグループ会社になって40年近くになりますが、その過程で部材の調達は二社で共同購入するようになったので、材料費のコストはある程度一元化されているのです。
次に製造の面ですが、マットレスと一括りにしましても「フランスベッドの高密度連続スプリング」と「東京ベッドのポケットスプリング」とでは製造の工程自体がまったく違います。現在に至るまでに生産の一元化の選択肢がなかったわけではありませんが、(一元化)したからといって生産効率が上がるという見積もりは出ませんでした。独立でやった方が、結果的に生産性は高まると判断したわけです。

宮島:なるほど。統合しない今の方が経営合理性が高いということですね。

首都圏をターゲットにしたエリア戦略

宮島:時代とともに消費者の生活も変化・多様化しています。東京ベッドの商品およびブランドは、どこをターゲットとして、どこを競合として、どのような戦い方をしていくのか。そのあたりをお聞かせ願えますか。

東京ベッドの跳ね上げ式ベッド

池田:東京ベッドでは、商圏を首都圏に限定した商売をしています。企業規模や営業の人材確保が難しいという背景もありますが、商圏を絞りそこに特化した商品、もの作り、商品開発ができる強みを逆手に、首都圏にお住まいの方の住環境に合わせた展開をしていこうと。
具体例を挙げると、東京ベッドの代表的商品のひとつである跳ね上げ式のベッドフレームがあります。関東とそれ以外のエリアで売上比較すると、関東の売上が抜きん出ています。やはり首都圏は地方に比べて住居スペースが狭小だからでしょうね。
跳ね上げ式フレームを首都圏のマーケットで消費するべく、その住空間にマッチするデザイン性や機能性を高める一方、生産コストを下げることにも注力しています。それが結果的に他社との差別化にもつながっていると考えています。

宮島:エリアの集中化。いいですね、「東京」ベッドだけに首都圏のブランドですね。
一方で、今はオンライン通販で地方にも商品をお届けできますよね。リアルな店舗や売場がなくても、スマホやパソコンを開けばそこに東京ベッドの商品があり、ショールームが存在している状態です。通販というインフラを使った全国展開はお考えですか。

池田:そうですね。当社とお取引のある小売店さんでネット通販をやられているところもあります。当社がカバーしている首都圏以外でも、ネット販売してくれる代理店さんがあるのであれば、やって頂いて何の問題もないです。

宮島:小売店を介すると、値崩れしたり商品のブランドコンセプトがうまく伝わらないことが往々にしてあります。異業種でもメーカーが小売部門や別会社を立ち上げて製造販売を行なうことがトレンド化していますが、そのあたりはいかがですか。

池田:オファーがあればやりますよ。ただ、東京ベッドが大切にしているのは、品質であり寝心地です。値段ではないところでお客様満足度を向上させていくことが必要だと思っています。
営業のテリトリーを広げて、商品購入後のサービスがおろそかになってしまうのは避けよう、という方針なんです。たとえば沖縄のお客様に商品をお届けして、1年後に「不具合が起きました」となると、当社としては対応できません。アフターの部分も含めてきっちりやって頂けるネット通販先さんと、がっつり組んでいくスタンスで活動しています。

競合は気にしない「ウチはウチ」へ方針転換

東京ベッド六本木ショールーム風景

宮島:ポケットコイルのマットレスは競合も多いと思います。一番意識しているのはどちらのメーカーですか。

池田:正直なところあまり気にしていません。以前は営業から「他社ではこのグレードでうちより価格が安いです」とか「仕様が云々」と報告がありましたが、2年ほど前から「他社と比較してもしょうがない」と言ってやめさせました。「ウチはウチ、独自路線で行こう」と。なぜなら、お客様はあくまで寝心地、快眠を求めてベッドを購入するのであって、細かい仕様は二の次です。当社は六本木と柏にショールームがありますが、お越しになったお客様がマットレスに寝そべって「本当にこれ気持ちいいね」と感じてくださる商品作りをしていこうよ、と。価格だけにとらわれない、トータルのお客様満足度を高める商品を作っていこうと方針転換したので、他社がどうこうの話はしてくれるな、と伝えています。

回復の兆しを見せる業績とともに強まった社内の結束

東京ベッドの池田一実社長

宮島:2018年は異常気象や自然災害などいろいろな事柄がありました。御社の2018年を振り返ってみていかがですか。

池田:工場火災で負ったダメージがようやく回復に向かいだした1年でした。先ほど申し上げた物流改革もそうですが、コスト面の対策の効果が出はじめてきました。同時に、売上対策として開発してきた商品を先々月から投入し始めたので、これからに期待しています。

宮島:近年は、人材の確保・求人難が日本の企業全体の悩みというか課題だと思うんですが、御社も同様ですか。

池田:親会社のフランスベッドを見ていると、(人材の確保は)難しい時代になっていくだろうと感じますが、東京ベッドではそこはあまり深刻視していません。当社ではボトムアップの経営で、従業員のモチベーションが上がるようなコミュニケーションをとくに増やすようにしています。「みんなで会社を立て直していこう!」という気持ちで、結束力は以前にも増して強くなりました。
中小企業ですから目の届き方が(親会社と比べて)全然違います。工場も、遠いといっても柏ですから、いつでも行ける距離にありますしね。家のような組織形態で、悩み事や会社に対する要望もその中で会話してすり合わせていくようにしています。

宮島:ボトムアップ経営と仰いましたが、社長が「こうしたいんだ」という思いを現場に伝える、トップダウンの意向がまず最初にあったと思うんですよ。それを現場が咀嚼して社長に返す。このときに、目に見えない熱量のようなものを伴っているからこそ、ボトムアップという言葉を使われたのかなと感じたんですが、そのあたりいかがですかね。

池田:まったく仰るとおりです。ある程度の方向性を私が示したうえで、「じゃあさらにこういうスパイスを加えれば、もっとうまく行くんじゃないですか」という現場の意見を真摯に受け止めて、それで一人ひとりベクトルの精度を合わせていこうという活動ですね。

中小メーカーだからできる「かゆい所に手の届く」商品開発

宮島:2019年の見通しを含め、具体的にどのような手を打っていくのかお聞かせください。

池田:日本の人口が毎年40万~50万人減少しているということは、ベッドを使う消費者の数も減っているわけで、国内だけで商売をしていくのは厳しい。というわけで海外に目を向けています。輸出に徹底的に力を入れていく。メーカーの本質はもの作りです。商売として生産を増やすことが企業経営でもっとも収益に結びつくところですから。

宮島:フランスベッドが日本を代表するベッドメーカーに成長した要因のひとつに、“フランス”という当時の日本人が欧米に抱いていた憧れやイメージから、マーケットが膨らんでいったということがあると思うんです。商品名や会社名は、対消費者のイメージ戦略として重要です。同様に、東京ベッドというネーミングも海外戦略に向いている、強力な武器になりますね。

池田:そうですね。これは親会社も絡んだ話なんですけど、海外営業の得意先には「“日本”の企業の“フランス”ベッドを“中国”で売ったら混乱する」ということで、「“東京”ベッドのブランドを使って出荷することもできますよ」と二本立ての営業活動もしています。

宮島:確かに混乱しそうです(笑)。国内で新商品を投入したというお話が先ほどありましたが、2019年も引き続き新商品開発に注力されていく予定ですか。

池田:そのつもりです。ただ、突拍子もないイノベーティブな商品を出せるかというとなかなか厳しいので、首都圏のマーケットに合わせた、かゆい所に手の届く商品の開発ですね。最近では、キングサイズで折れるマットレスを発売しました。

5.5インチ クリアアンサー Vキャリー
東京ベッドのマットレス

折りたためるキングサイズ(194センチ幅)・クイーンサイズ(170センチ幅)のポケットスプリングのマットレス。エレベーターにも載せられるので、引越しや移動の際にとても便利。広げると折り目のない、フラットな一枚マットレスになる。ポケットスプリングは振動が伝わりにくいので、夫婦や家族みんなで寝ても快適。

宮島:キングサイズで!? 二つ折りできるということですか?

池田:はい。納品時は折りたたんだ状態で搬入できて、広げると、中央に溝のないフラットなマットレスになります。キングサイズのマットレスは縦・横がそれぞれ約195センチ、厚みは20~30センチあります。階段や廊下の曲がり角の寸法、エレベーターの広さの関係などで家に入らないお宅が圧倒的に多いんです。でもキングサイズで広々寝たいと。
物流面を考えた商品はほかにも色々考えています。
跳ね上げ式フレームで、オーダーの際に縦方向の幅を微調整できるものあります。室内の柱のわずかな出っ張り分だけ短くしたいというお客様の要望にお応えしました。

宮島:あてがいの商品を販売するのではなく、お客様が欲しい商品を作っていく。今後は物を売るというよりも、付加価値を売るということになりそうですね。

池田:フルオーダー、カスタマイズとまではいかないですけどね。
ちなみにマットレスの縦幅の規格は全メーカー195センチと決まっていますが、当社では179センチのショートサイズのマットレスも作っています。そうした小刻みの、お客様のお部屋の間取りをフルに使って頂けるような、特殊なサイズ・寸法の商品を揃えています。こうしたサイズ展開はフランスベッドでも行なっていません。

5.5インチ クリアアンサー シングルショート
東京ベッドのマットレス

通常サイズの縦幅195センチのマットレスよりも16センチ短い179センチ。お子様や小柄な方、「通常サイズの縦幅だとベッドが部屋に入らない…」とお困りの方におすすめ。イレギュラーなサイズのマットレスとして、ほかに横幅がクイーンサイズの半分(85センチ)の「2クイーン」のマットレスもある。

創業の地・六本木にショールームをオープン

宮島:工場併設の柏のショールームに続き、2018年11月には新たに六本木ショールームをオープンされました。開設のきっかけやコンセプト、お客様にアピールしたいことなどお話し頂けますか。

池田:東京ベッドはブランド力の弱さが大きな課題で、小売店さんでの展示もほんの一部の商品でした。お客様から「●●という商品はどこで見られますか」とお問合せがあっても、物によっては展示すらないという状況だったので、これはまずいぞ、と。
柏に続き、六本木にショールームを設けて、得意先さんに並んでいない当社の商品を、お客様に見て頂けるスペースがやっとできました。当社の全ラインナップを見て頂ける場を提供したい、「東京ベッドにはこんな商品もあるんですよ」といったところを都心部のお客様にもっと露出していきたいという趣旨で、六本木ショールームをオープンしました。

リフト式収納ベッド レアージュ
リフト式収納ベッド

部屋の収納不足を解決する、跳ね上げ式ベッド。開閉はリフトバックオープン(縦開き)とリフトサイドオープン(横開き)の2タイプ。収納部の深さ(容量)は26センチ・33.5センチ・41センチの3段階から選べる。女性でも開け閉めしやすいガススプリングを採用。

東京ベッドでは、床板を開閉するのに必要な部材「ガススプリング(※写真参照)」を、ガス圧が異なる10種取り揃えており、マットレスの重さに適したものをフレームに取り付け、出荷している。自社メーカー以外のマットレスを使用する場合にも同様の対応をとっているため、フレームだけの購入もしやすい。

池田:跳ね上げ式ベッドを購入する際、多くのお客様は同じメーカーのマットレスを選ばれると思います。というのも、床板の開け閉めをスムーズにするために充填しているガスの圧力は、上に乗せるマットレスの重さに合わせて設定されているので、同じメーカーのものにしないと具合が悪いんです。マットレスが軽いと床板が浮いてきたり、勢いよく跳ね上がってしまいます。逆に、マットレスが重いと床板が持ち上げにくかったり、持ち上げた状態を維持できず徐々に下がってきたりします。
東京ベッドでは、ガスの圧力をマットレスの重さに合わせて計算・調整する対応をしています。マットレスのメーカーに関係なく、上げ下げしやすい最適なガスの圧力に変えて出荷させて頂いています。

宮島:それはどのメーカーでもできることではないですし、手間もかかっていますよね。

池田:フランスベッドのようなメーカー規模では難しいですが、そこは中小企業の強みで。当然手間もかかっていますが、そういうところを全然アピールしてこなかったので、お客様に対して「当社の跳ね上げ式ベッドはただ開閉するだけではなく、お使いになるマットレスの重さに合わせて変えています」という訴求ができる場としてもショールームを活用していこうと思っています。

最新の主力マットレスは「インテグラ」「バランスフィット」

宮島:今後推していきたい、アピールしていきたい商品を教えてください。

池田:今売り出し中の商品は「インテグラ」です。発売当時、低反発マットレスのブームを作った商品で爆発的に売れました。その後しばらくは下火でしたが、4か月ほど前にリニューアルしまして、おかげ様で順調に伸びています。

Integra Range インテグラ レンジ
(上)スーパームース (下)レギュラーマイルド
東京ベッドのマットレス

スイスインターナショナル航空のファーストクラスのスリーピングシートや、病院や介護施設の褥瘡(じょくそう)予防用マットレスにも採用されている低反発フォーム素材「ヴィスコポア」を使用。この素材は人の体温に反応して硬さが変化する性質を持ち、約35℃で硬さが安定し身体にフィットする。快適な寝心地はもちろん、優れた体圧分散性と抜群の通気性が特徴。ソフトな感触のスーパームースと、しっかり身体にフィットするレギュラーマイルドの2種から選べる。

池田:それから「バランスフィット」。私が作ったポケットスプリングのマットレスなんですが、バネ自体の硬さが部分的に違うのが特徴です。ポケットスプリングは理想的な寝姿勢をとりやすいと言われていますが、均質的なポケットだとどうしてもお尻の部分が落ち込みやすい。そこで、実際に寝そべって収集した膨大なデータをもとに、適度な硬さに調整したコイルを使用した、お尻の沈み込まない商品を一昨年に発売しました。

Lexuniverse Balance Fit レックユニバース バランスフィット
東京ベッドの商品

究極のソフト感をだしつつ寝姿勢を保持できるマットレス。体の重量バランスを考え、適正な硬さのスプリングを採用。マットレスの中心部分を少し硬めに設定することで臀部(お尻)の落ち込みを防ぎ、理想の寝姿勢をキープして睡眠の質を向上させる。(※画像はシリーズ最上モデルのSuper Fit)

●バランスフィットマットレスの場合
S字を描く理想の寝姿勢のイラスト

荷重がかかる臀部下のスプリングを硬くすることで身体の沈み込みが減り、背骨がS字を描く正しい寝姿勢を維持。寝返りが打ちやすく良質な眠りをもたらす。

●均一に柔らかいマットレスの場合
柔らかいマットレスの寝姿勢のイラスト

もっとも重い臀部が沈み込み、背骨がS字ラインの寝姿勢にならない。身体の重心が中心から落ち込むため寝返りが打ちにくく、眠りの妨げになる。

TOKIO トキオ プロフェッショナル
東京ベッドの商品

硬めの寝心地が特徴のマットレスTOKIOの生地に、有名アスリートにも愛用者が多いファイテン社の素材「アクアチタンX50」を採用。心身のリラックス状態をサポートする。

(注)アクアチタンX50:ファイテン社の水溶化メタル技術により、チタンをナノレベルで水中に分散したもの。繊維の1本1本にチタンを浸透させた生地には、心身のリフレッシュやリズムコントロール、集中力の向上など心身をリラックスした状態にする効果があるといわれている。

父・フランスベッド池田茂社長との親子エピソード

対談の様子

宮島:親会社であるフランスベッドの池田茂社長は、プライベートでは実のお父上という、仕事でも血縁でも親子関係にあるわけですが、茂社長との面白エピソードなどございますか。

池田:面白エピソードですか。……言えないことばかりですよ(笑)。

宮島:実は茂社長とお会したときに色々聞いてはいます(笑)。家の中と外で、池田親子はどのような会話をされていますか。仕事のことで議論されたりするのでしょうか。

池田:うちの場合、仕事とオフは完全に切り分けています。帰ったら仕事の話は一切しません。(茂社長は)家ではおとなしいですよ。朝、車に乗った瞬間から仕事の話ですけどね。とはいえ、外に出れば上司と部下ですから。そこはわきまえています。

宮島:そうなんですか。仕事の世界では男性も女性も、その役職・役割を演じている部分があると思うんですよね。茂社長のキャラクターからすると、外では気を遣って盛り上げて、家に帰ると完全にガスが抜けた状態なんじゃないかと思います。

池田:そうですね。あるいはマイペースと言えるかもしれません。
最近、(茂社長に)性格が似てきていると自覚することはありますね。部下に対して上から押さえつけるより、理路整然と「ちょっと違うんじゃないか」と、内にためずはっきり言うようになってきました(笑)。

宮島:最後に今後の展望、2019年の抱負を消費者へのメッセージとしてお聞かせください。

池田:当社はベッド業界の中では小規模なメーカーですが、もの作りに真摯に取り組み、品質には絶対的な自信を持っています。柏と、2018年11月に六本木にオープンしたショールーム「六本木Gallery」では、ひとりでも多くのお客様に商品を体感し納得して頂き、値段だけではなく当社の商品の良さを知って頂きたい。それが結果としてご購入に結びつく、そういったもの作りを続けていきたい。あとは接客スキルを磨いていきたいなと思っております。ぜひショールームにお越しください。

東京ベッドショールーム

東京ベッドの六本木ギャラリー六本木ギャラリー

東京ベッドの柏展示場柏展示場

東京ベッド社長対談での握手

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