家族みんながくつろげる、開放的なリビング・ダイニング
どのご家庭においても、リビング・ダイニングは
家族みんなが集う一家団らんの空間
人が集まるスペースだけに、みんなが快適に過ごせる空間に仕上げたい!と思うのは当然だと思います。
一方で、家族が共有するスペースだけに他の部屋に比べて家具や物が多くなりがちです。リビング・ダイニングがゴチャゴチャして、手狭に感じてしまうことも少なくありません。
その手狭な感じが居心地の良さを作り出している場合もありますが、インテリアコーディネートという観点では、
キレイにスッキリまとめて開放的な空間を作る
のがセオリーでもあり、家族みんなが使いやすい場所に仕上げたいところ。今回は、そんな快適に過ごすせる開放的なリビング・ダイニングのレイアウトのアイデアについてご紹介します。今回は特に「開放感」にスポットを当てて、
物理的にスペースが限られても開放的に感じる
リビング・ダイニングのレイアウトについて検証していきます。部屋のレイアウトは、家具の種類、家族構成、生活スタイルからコーディネートのスタイルまで、様々な要素から成り立っています。
空間のゆとりや統一感があるコーディネート
は居心地が良く、リラックスできる空間として機能しますので、部屋の広さに拘わらず、開放的なリビング・ダイニングに仕上げることを心掛けると良いでしょう。では、具体的にどのような点を心掛ければ良いかを見ていきましょう!
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リビング・ダイニングを広く開放的に見せるポイント
まずはじめに、リビング・ダイニングに置く主な家具をピックアップします。
・ダイニングテーブル&チェア
・リビングテーブル
・ソファ
・リビングボード(キャビネット)
・テレビボード(サイドボード) など
上に挙げた家具はぜひ揃えておきたい必須アイテムです。空間に余裕があれば、ソファ横にサイドテーブル(カフェテーブル)を配置したり、シェルフを追加すると定番コーディネートの完成です。
一般的なマンションのリビング・ダイニングの場合、10畳程度の広さがあれば上記の家具をひと通り配置できますが、スペースに余裕があるとは言えず
間取りによっては窮屈さを感じてしまう
ケースも少なくありません。
場合によっては、ダイニングソファでリビングとダイニングの機能を兼ねたり、収納付きソファを活用して収納家具を集約したりと、家具の数を減らすことを検討する必要があります。
また、開放感を損なわないためには窓やベランダへの
開口部の動線を遮らないレイアウト
が重要で、開口部を遮ってしまうと部屋の明るさの確保はもちろん、視覚的にも窮屈さが増してしまいます。過去記事「▼狭い部屋だからこそ楽しむインテリアコーディネートと空間テクニック」でご紹介したように、家具の高さはできる限り統一し、背の高い家具は部屋の入口付近に配置することも覚えておきましょう。
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家具のレイアウトで部屋の狭さをカバーする
ダイニングの主な家具はダイニングテーブルとチェアです。家族の人数や生活スタイルによってサイズが決まるので、あまり融通が利かないのが実情。動線的にキッチン寄りにレイアウトすることが多いので、開口部を遮ってしまうことは少ないでしょう。
一方、リビングテーブルやソファ、テレビボードなどは
リビングのレイアウトアイデアが活かせる
ので、限られたスペースを有効に活用したいところ。
特に大きなスペースを占めてしまうソファとテーブは、
製品選びの時点からレイアウトを想定
しておかないと、購入後にやり直しが効きません。また、最近はソファでテーブルを挟む対面スタイルのレイアウトは少なくなってきているので、家族が多い場合でも
L字やコの字レイアウトのソファ
を選んだ方が、スペースを効率的に使える点は覚えておきましょう。部屋の入口から部屋を見回した時に開放的な空間だと印象付けるためにも
窓などの開口部周辺の視界をふさがないことがポイント
です。開口部周辺に家具を置くことが避けられない場合は、ソファなどの背の低いアイテムを配置することで、窮屈さや圧迫感を和らげることができることも覚えておくようにしましょう。
ヘヤゴトマイギャラリーではリビング・ダイニングのレイアウトの実例が多数投稿されているので、合わせて参考にしてみてください。
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