wood-spring レアな存在?!ウッドスプリングベッドの上手な使い方

レアな存在?!ウッドスプリングベッドの上手な使い方

ウッドスプリングベッドとは?

ベッドを構成するアイテムには、皆さんもよくご存じの通り、ベッドフレームがあり、そしてマットレスや敷きパッドなどが挙げられます。ベッドの寝心地を大きく左右するのがマットレスではありますが、そのマットレスの作りや種類においては、あまり良く知られていないのが実情です。

とは言え、普段からお使いのマットレスですので、そのマットレスにスプリングが含まれているとか、ウレタンが含まれているとか、その程度なら体感レベルで理解しているかも知れませんが、そのスプリングの種類や製法によっても寝心地が変わってくることまでは、気にする方も少ないかも知れません。

マットレスに使われる代表的なスプリングの種類とその機能性においては、過去記事「睡眠の質にこだわるマットレスの選び方ガイド」をご参考にしていただければと思いますが、今回ご紹介するのがウッドスプリングベッドと言われる、

ベッドフレーム自体にスプリング機能が備わったベッド

にフォーカスを当て、その特徴や魅力について取り上げたいと思います。
もちろん、ベッドフレームにスプリング機能が備わっていると言ってもマットレスは必要ですが、普通のベッドフレームとは異なる特徴的な寝心地とその機能性を色々とご紹介していきます。

 

ウッドスプリングベッドの魅力

ウッドスプリングベッドは主に、

寝ている時の姿勢や背骨のラインを保つ機能性の高いベッドフレーム

です。

ぱっと見、通気性の良さそうなすのこベッドのように見えますが、マットレスを乗せる台の部分がアーチ状の板バネになっており、そのアーチの硬さ調整をすることで、自身の体にあったアーチを作り出します。日本国内ではまだ馴染みがないかもしれませんが、欧米などでは幅広く一般家庭にも普及しており、一般的なベッドフレームと言っても過言ではありません。

医療器具ではないので、体の歪みが矯正されるかどうかは別のお話となりますが、マットレスに横になった際の沈み込みに応じて、身体の自然なアーチを作るという観点では、グッスリと眠れて睡眠の質も向上する期待はできるでしょう。また、マットレスを置く天台部分がアーチ状の板バネになっているので、フレーム自体が軽く、取り回しもしやすいというメリットがあります。

実際に使用する際は、マットレスを置く必要がありますが、どのようなマットレスとの組み合わせが良いのかを考慮する必要がありますが、写真のようにフレームの床板はウッドスプリングででこぼこしているので、ある程度厚みのあるマットレスを置く必要があります。

ウッドスプリング自体も何種類もの硬さや厚みの板バネを選べるので、寝心地に応じて板バネを選ぶほか、板バネを交換すれば末永く使い続けることができるというメリットもあります。

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ウッドスプリングベッドの取り扱い・メンテナンス

レアな存在?!ウッドスプリングベッドの上手な使い方

ウッドスプリングベッドにおいては、機能性の高さが特徴でもありますので、その機能性を維持するためにも普通のベッドフレームと異なる取り扱いやメンテナンスという部分も考慮しておく必要があります。また、専門的な知識が必要な部分は、販売店などのアドバイスも必要になるでしょう。

上記でもご紹介したように、一般的なマットレスはマットレス全体が同じ硬さであるのに対して、ウッドスプリングベッドは身体の部位に合わせて硬さの調整ができるという最大の特徴でもありますが、それに合わせて、

マットレスも変更しなければならない場合もある

ようなので、コスパ的に優れているという訳ではないかもしれませんが、一度使ってしまうと通常のベッドフレームに戻れないという声が多いのも事実。近年では、ヘッドボード付きのオシャレなウッドスプリングベッドや、サイズ的にもセミダブルやダブルサイズなども用意されているので、コーディネートという観点でも選択肢が広がりつつあります。

まだまだ国内では知名度の低いウッドスプリングベッドですが、睡眠の質に注目が集まる現代社会においては、上質なベッド&マットレス、枕や掛け布団などにもこだわり、寝具まわりの機能性を高めることもまた、インテリアコーディネートに欠かせない部分なのかもしれません。

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