寝室コーデに部屋の広さは関係ない?
リビングやダイニングのコーディネートは積極的なのに、ベッドルームのコーディネートはおざなりになっている・・・という方は意外と多いもの。寝室は普段からあまり人に見せるものではないという観点もありますが、寝るためだけのスペースという心理もあり、あまりコーディネートに積極的ではないという人も多いようです。
とは言え、人間は普通に生活していれば1日6時間~8時間くらいの睡眠を取りますので、
人生のうちで約3分の1~4分の1を過ごす空間
それだけの時間を過ごす場所ですので、もっと居心地の良さや安らぎを求めても良いはずです。今回の記事では、ベッドルームのコーディネートを中心に、オシャレな寝室を作るためのコーディネートテクニックをご紹介します。寝室はリビングやダイニングとは異なり、
「睡眠」を取るための唯一の空間
ベッドルームならではのコーディネートテクニックや家具の配置テクニックなどがありますので、しっかりとポイントを押さえておき、自分だけのお気に入り空間を作れるよう工夫してみましょう。
でも、実際に寝室をコーディネートするほど部屋が広くないし・・・
とお考えの方も多いと思いますが、寝室コーデに部屋の広さはあまり関係ありません。
もちろん、配置する家具に左右されますが、狭い寝室なりのコーディネートテクニックも多彩にあります。その他、ベッドやインテリアグッズのレイアウトテクニックのほか、照明の置き方、配色など様々な観点から、オシャレなベッドルームの作り方をご紹介していきます。
照明は目に直接入れず、極力低い位置に配置
ベッドルームにおいては部屋全体のコーディネートのほか、過去記事「豪華なベッドカバーでホテルライクな寝室コーディネート」でもご紹介しているように、ベッドメイキングという部分でもコーディネートの個性を出すことができます。また、ベッドやナイトテーブルなどの配置のほか、照明でも独自のテイストを出せるのが寝室コーディネートの特徴でもあります。
ベッドルームにおける照明については、暖色系のライトを使用して、
直接目に届かないような間接照明を用いる
というのが定番です。
また、ベッド回りにナイトテーブルを置いたり、枕元の追加照明としてテーブルランプを配置したりすることも多いと思いますが、照明を追加する際にはなるべく目線より下、低い位置に配置することで高級ホテルのような豪華さを演出することができるようになります。
ベッド下の足元ライトなどは、高級ホテルなどの定番の照明方法の一つですが、自宅のベッド下にそこまでするのは現実的ではないので、多少暗めのライトを部屋の四隅のいずれかに配置すると、ホテルの客室のような雰囲気を作り出すことができます。
一方、白系の照明やテレビなどは、逆に目が冴えてしまう要因になりますので、ベッド付近には配置しない方が良いでしょう。
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オシャレな寝室を作る定番コーデアイテム
上記でもご紹介したように、部屋の広さにかかわらずオシャレなベッドルームを演出するには、最低限必要なアイテムが幾つかあります。部屋の形や広さといった物理的な部分は変えようがありませんが、部屋が狭くてもそれに応じたコーディネートを楽しむために揃えたいアイテムをご紹介します。
・ベッドボード上の壁アート
・隙間空間を彩る観葉植物
・複数の飾り枕
・温かみのある暖色系ライト
寝室コーディネートの手順として、まずベッドの大きさや配置を決めるのは言うまでもありません。ベッドが一番スペースを取ってしまい、レイアウトの柔軟性が低いため、最初に位置決めをしておく必要があります。
次に、生活に必要な周辺アイテムを考慮し、ナイトテーブルなどが必要であればそれらの配置場所の目星をつけておきます。それと同時に、空いた空間などが生まれるケースが多いのですが、観葉植物などのアクセントアイテムは、
先に配置してしまうと圧迫感が出てしまう可能性があります
ので、最後の最後に配置を考えた方が良いでしょう。
大物家具や周辺のインテリアグッズの配置が決まれば、ベッドメイキングや照明、カーテンやスペースを取らないアートパネルなどのコーディネートグッズの配置を考えてみましょう。寝室を安らぎの空間に仕上げるためには、
圧迫感・窮屈感を出さない
部屋全体の配色を抑える
この辺をポイントとして押さえておくと、まとまりの悪いベッドルームになってしまうことは避けられます。観葉植物などのアクセントアイテムの配置を最後にした方が良い理由はここにあるのです。照明の配置とベッドカバーなどのベッドメイキングを行えば、自然と色数も増えていき、多少なりともゴチャゴチャ感が出てきます。
ただ、照明やベッドメイキングのコーディネートは、寝室全体の印象やインパクトに大きく影響しますので、まずはそちらを優先的に手を入れ、それでも物足りなさやアクセントが不足するようなら、観葉植物や床オブジェなどの配置を検討すると良いでしょう。
こんな感じで満足できる自分だけの高級ホテルを演出してみてはいかがでしょうか?
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