choosing_mattress 失敗しない敷布団(敷ふとん)の選び方とは?おすすめの敷布団メーカーもご紹介!

敷布団
睡眠時に全身を預ける敷布団。どれを選んでも同じだと思われやすいのですが、寝具の中で最も重要と言っても過言ではないほど、敷布団は寝心地を大きく左右します。

安易に選んで自分に合わないタイプを使ってしまうと、睡眠不足や腰痛の原因になりかねません。

ただ、コットンやポリエステルなどの素材の違いがあることや、製造しているメーカーも豊富で、自分に最適な敷布団の見極め方が分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では敷布団を選ぶポイントや、おすすめのメーカーを紹介します。失敗して無駄な買い物にならないよう、購入前にぜひチェックしてくださいね。

失敗しない敷布団選びのポイント

敷布団を選ぶ際に意識するポイントを、8つの項目に分けて説明します。

理想的な寝姿勢を保てるか?

一般的に理想的とされる寝姿勢は、直立しているときと同じ姿勢です。

人は直立時、頭から腰にかけて背骨がS字カーブを描いています。試しに直立したまま壁に背を合わせてみると、全身がぴったりと壁に付くのではなく、後頭部や腰付近が浮いていることがお分かりいただけるでしょう。睡眠時もこの状態をキープすることが大切です。

S字状態を楽に維持するには、敷布団の柔らかさ・硬さがポイントです。硬い敷布団はS字をキープしやすいものの、布団と接地している部位に集中して圧力がかかってしまうため、体を痛める原因になりかねません。

そのため、浮いている部分の隙間を埋めて、全身に均等な圧力を掛けることが重要です。

「体の隙間を埋めるなら、柔らかい敷布団がいいのでは?」と考える方もいると思います。
しかし、柔らかすぎると、体重がかかりやすい腰を支点に体がV字に曲がってしまいます。不自然な姿勢になるため、腰痛などの原因になってしまうのです。

極端に柔らかいものが良い、硬いものが良いとは言い切れず、人それぞれに適した弾力を選ばなければなりません。

購入時は実際に横になってみて、後頭部と腰の隙間が埋まっているか、どこかに集中して負荷がかかっていないかチェックしましょう。

その際は、ゴロゴロと左右に転がってみて、寝返りのしやすさを確認することもポイント。人が寝返りをうつ主な理由は、体の一部の圧迫を防ぐことや、血流をよくするためです。

しっかり寝たはずなのに体が疲れていたり、痛みを感じたりする方は、寝返りがスムーズにうてていないのかもしれません。

また、普段の寝姿勢のクセを把握したうえで敷布団を選ぶことも大切です。仰向けではなく、横向きやうつ伏せに寝るクセがある方は、その姿勢で横になって寝心地を確認してみましょう。

特に横向きの方は、肩付近に圧力が集中しやすいので、しっかりと沈み込む柔らかめの敷布団がおすすめです。

早く快適に眠ることができるか?

「眠くて布団に入ったのに、なかなか眠れない」そんな経験はありませんか?布団に入って目をつぶると、すぐに眠りに入れるのが理想的な睡眠です。

やみくもに新しい敷布団を購入するのではなく、今まで使用していた物は、何が原因で寝付けなかったのか考えてみましょう。

想定される原因は、上記で解説した理想的な寝姿勢が保てていないことや、暖かみが足りない、暖かいけれど蒸れて寝苦しい等が考えられます。

なかなか寝付けないと、布団に入ってもしばらく寝付けないという思考が根付いてしまい、緊張感でますます眠れなくなる可能性もあります。

悩みが深い方は、購入時に販売員に相談したり、オーダーメイドの敷布団を選択したりするのも選択肢の1つです。

床からの冷えを防ぎ、保温性を保持できるか?

冬などの寒い時期に、冷えた敷布団がなかなか温まらないことはありませんか?それはもしかすると、床の冷たさが直接伝わっているのかもしれません。

寒さは快適な睡眠の大敵です。特に寒い地方にお住いの方や冷え性の方は、敷布団の保温性に注目してみましょう。

保温性に大きく関係するのは敷布団の素材で、特に綿(コットン)やウレタンは保温性に優れています。

ただ、保温性が高くても放湿性が低かったり、お手入れがしにくかったりと、素材ごとにデメリットもあります。下記の項目で素材ごとの違いを詳しく説明しているので、そちらもぜひご覧ください。

ムレにくいか?

敷布団
人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくと言われていますが、その汗はどこへ行くのかご存じでしょうか?

就寝中にかいた汗は蒸発し、布団などに吸収されます。綿(コットン)などの吸湿性が高い布団であればしっかりと水分を吸い取れますが、吸湿性が低い布団の場合は吸いきれなかった水分が空気中に残ります。

つまり、掛け布団と敷布団の、間の空間がムレてしまうのです。ジメジメと寝苦しく、不快感による睡眠不足を招く心配があります。

また、水分を外に発散する放湿性が低い布団の場合、吸い取った汗がそのまま布団の内部に蓄積されてしまうでしょう。感触が悪くなることに加え、カビやダニが増殖しやすい状態になってしまいます。

蒸れにくい環境づくりには、敷布団の吸湿性・放湿性が重要です。特に羊毛(ウール)やキャメル(ラクダの毛)はそれらの機能に優れています。汗をかきやすい夏場や、汗かきの方は試してみるとよいでしょう。

ダニやカビに強いか?

湿気によりダニやカビが増殖すると、嫌なニオイを発生したり、健康を害したりといったデメリットが発生しやすいもの。ダニやカビを防ぐためには、天日干しや布団乾燥機の利用など、こまめなお手入れが必要です。

頻繁にお手入れするのが面倒な場合は、上記の項目で説明した通り、吸放湿性の高い素材を選択することがポイント。

また、あらかじめ抗菌・防カビ加工が施されたタイプや、市販の除湿シートを活用することで、少し掃除を怠っても綺麗な状態を保てるでしょう。

なお、除湿シートにも素材や機能性の違いなど、さまざまなタイプがあります。主な素材は、軽くて扱いやすいシリカゲルや、高い吸放湿性が魅力のモイスファイン。汗をたくさんかく方は、モイスファイン製がおすすめです。

中には色が変わることで天日干しのタイミングを知らせる、吸湿センサー機能がついたタイプもあります。

「敷布団の湿気は目に見えにくいから、いつ天日干しをすればいいか分からない」と思っている方は、吸湿センサーが反応したタイミングで、除湿シートと一緒にお手入れするとよいでしょう。中には洗える除湿シートもあるため、天日干しが難しい方にとって重宝しそうですね。

また、フローリングに直接敷布団を敷いている方は要注意。畳やカーペットの上に敷いている場合は、敷布団に溜まった水分の一部がそちらにも吸収されますが、フローリングは水分をはじいてしまいます。

行き場を失った水分が溜まり、気づいた時には敷布団の裏面にカビがびっしり生えていた、ということになりやすいのです。フローリングの上に敷きたい方は、一緒にすのこなどを購入して通気性がよくなるように工夫しましょう。

耐久性はしっかりしているか?

全体重を毎日6~8時間支え続ける敷布団は、たくさんの圧力がかかっているため、だんだんボリュームがなくなりへたってくるもの。「購入した当初は柔らかな触り心地だったのに、硬くなってしまった」と感じたことはありませんか?

クッション性が低下した敷布団を使い続けると、体圧分散が悪くなり、体を痛める原因になります。

敷布団はどれも同じだと思っていると、ついついリーズナブルなタイプを選びがちですが、長く使い続ける予定なら、少し価格が高くても耐久性に優れた製品の購入がおすすめです。

ただ、価格が低いからすぐにへたり、価格が高いから長持ちするというわけではありません。耐久性を左右するのは素材の違いや、定期的なお手入れです。

素材の詳しい種類は以下の項目でも解説していますが、特に羊毛(ウール)や、キャメル(ラクダの毛)は寿命が比較的長く、7~10年程度使えます。また、綿(コットン)は打ち直しを行うことで、10年以上良い状態を保てるので便利です。

打ち直しとは、ボリュームが無くなったり黄ばんだりした布団を、職人の手で仕立て直すことです。業者によって価格帯に差はありますが、新品同様に生まれ変わることも多いため、数年ごとに打ち直しをすれば買い替えるよりも安く使える場合があるでしょう。

ポリエステルなどの化学繊維は5年以内に寿命が来ることが多く、基本的に打ち直しはできない素材のため、感触が悪くなったら早めに買い替えが必要です。

運びやすい、収納しやすいか?

敷布団の購入時に意外と見落としやすいのが、運びやすさや収納性の高さです。いくら高品質な製品を購入したとしても、まったくお手入れがいらないものは少ないでしょう。

天日干しをする際、ずっしりと重みのある敷布団をベランダまで運ばなければならなかったら、お手入れの度にうんざりしてしまうでしょう。

面倒になって放置しているうちに、ダニやカビが増殖してしまいますし、重みに耐えているうちに体を痛めてしまうかもしれません。特に高齢者など腰が弱い方は注意が必要です。

なるべく持ち運びやお手入れが楽になるような軽い敷布団をお求めなら、ポリエステル製がおすすめです。比較的低価格で購入できるため、来客用にもぴったり。友人や親戚が泊りに来た際、押し入れからスムーズに運び出せるでしょう。

また、近年利用者が増えてきている高反発・低反発ウレタンを使用した敷布団も軽量なものが多く、中には丸めたり折り畳んだりして収納できる製品もあるため、限られたスペースにも収まります。

洗えるか?洗わなくても清潔を保てるか?

敷布団は業者に依頼して洗うしかないと思い込んでいる方も多いでしょう。しかし近年は、自宅の洗濯機やコインランドリーの大型洗濯機を使用して丸洗いできるタイプも増えています。

「こまめに天日干しをしているから、洗えないタイプでも問題ないのでは?」と思いやすいのですが、天日干しや掃除機でのお手入れだけでは、ダニやハウスダストを十分に取り除くことが難しく、その点洗えるタイプは清潔さを維持するうえで便利です。

布団の詰め物は洗えなくても、カバーは洗えるといった製品も多く市販されています。いざ汚れたときはカバーを外して洗濯機に入れれば良いので、お子さんのおねしょ対策や介護用にぴったり。お手入れにかかる手間やストレスを軽減できるでしょう。

洗える敷布団を選ぶ際は、洗い方や乾かし方の表示をきちんと読むことや、自宅で使っている洗濯機が布団洗いに対応できるのか確認することが大切です。

中には自宅やコインランドリーの洗濯機で丸洗いは可能でも、脱水・乾燥機能は使えず外干しで乾燥させなければならない製品もあり、そもそも日当たりが悪いなどの理由で天日干しできない方には不向き。思っていたほどお手入れが楽にならないこともあるので、気を付けましょう。

また、洗える敷布団というキャッチコピーだけに注目して選んでしまうと、敷布団選びで最も重要な寝心地の良さを忘れやすくなります。

清潔さを保てても体に合わないものを使い続けると、結局は健康を害してしまいます。寝心地とお手入れのしやすさのバランスを意識して敷布団を選んでくださいね。

もし洗えないタイプを選ぶ際は、天日干しに加えて布団乾燥機を活用することで、清潔な状態を保てます。

従来の布団乾燥機は、敷布団と掛け布団の間に大きなマットを広げて使う仕様が多いのですが、最近ではホースを差し込むだけのコンパクトなものが増えています。

布団を熱風で温めることで、ダニが生息しにくい環境を作れるところがメリットです。

布団乾燥機のあと、レイコップなどの布団クリーナーでダニの死骸を吸い取れば、さらにきれいな状態に仕上がりますよ。

素材(中綿・側生地)ごとの特徴

羽毛
敷布団は中綿や側生地の素材で、寝心地やお手入れ方法が大きく変わります。ここでは、代表的な素材を5つ紹介していきます。

まずは保温性や軽さなど、項目ごとの一般的な違いをみてみましょう。なお、製品によって品質が異なりますので、参考程度にご覧ください。

羊毛 綿 キャメル ポリエステル ウレタン
保温性
吸湿性
放湿性
軽さ
価格の安さ

羊毛(ウール)

羊毛とは、セーターの素材でよく耳にするウールのこと。保温性・吸湿性・放湿性、すべてにおいて優れています。ただ、羊毛100%のものは少なく、ポリエステルと混合したものが多く流通しています。

羊毛100%だとクッション性が高く、柔らかな感触で体が沈み込みやすいことが特徴です。そのため他の敷布団やマットレスとの併用が望ましいでしょう。

ポリエステルとの混合なら、硬さがプラスされるので沈み込みを防げます。価格も100%タイプに比べてお手頃で、試しに羊毛を使ってみたい方にぴったりです。

また、敷布団ではなく敷パッドを100%タイプにすれば、沈み込まずに肌触りのよさを感じられます。敷パッドについて以下の項目で説明しているので、そちらもぜひご覧ください。

羊毛のデメリットとしてあげられるのは、一度へたるとなかなか復元しないこと。硬くなってきたと感じたら、打ち直しか買い替えが必要です。

また、動物の毛なので独特のニオイが気になることもあります。基本的に洗えないタイプが多く、保管中の虫食いに注意しながら適切な管理を行いましょう。

綿(コットン)

綿は植物から取れる素材で、古くから日本人に親しまれてきました。湿度の高い環境で育つ植物で、吸湿性に優れています。汗をたっぷりかいてもしっかり吸い取り、寝床がムレにくいのが特徴です。

デメリットは、放湿性が低いところ。吸い取った汗がそのまま布団に蓄積され、カビやダニが発生しやすいのでこまめなお手入れが必要です。

もともと重みのある布団ですが、湿気を吸いすぎることでさらに重くなる点も注意。湿気を取り除くために週に2~3回の天日干しが望ましく、頻繁なお手入れが面倒な方や、忙しい方には不向きかもしれません。

反面、数年ごとに打ち直しをすれば10年以上長持ちするので、デメリットに問題を感じない方や、愛着を持って使い続けたい方にぴったりです。

キャメル

キャメルはあまり聞き慣れない素材ですが、ラクダの毛が原材料です。寒暖差の激しい環境に生息しているラクダは、体毛もその環境下で耐えられるように進化し、羊毛と同様に保温性、吸放湿性に優れています。

特に吸湿性は羊毛よりも高いと言われていて、汗をたっぷりかく方にぴったり。やや硬めの素材でボリュームがあり、へたりにくい点も特徴です。

全体的に機能性が高く魅力的なのですが、流通量が少なく価格が高いところがデメリット。洗えないタイプが多いことも注意です。寝心地と耐久性にとことんこだわりたい方におすすめですが、価格と機能性のバランスを重視したいなら、羊毛が向いているかもしれません。

合成繊維(ポリエステル)

「洗えて、軽いものを使いたい」という方にぴったりなのが、ポリエステル製。毎日布団を収納している方にとって、少しでもスムーズに運べれば嬉しいですよね。

自宅の洗濯機で洗えるタイプも多く、ペットを飼っているなど布団が汚れやすい環境の方におすすめです。

上記で紹介したような天然素材に比べて、リーズナブルな価格で販売されていて、ホームセンターなどの身近なお店ですぐ手に入る点も魅力。

家族が多い方にとって便利です。抗菌・抗カビ・消臭加工を施しているなど、機能性の高いタイプも展開していますよ。

ただ、吸湿性や耐久性が低いところがデメリット。吸湿性の低さは、洗った時にすぐ乾く点で便利ですが、汗かきの方にとって寝床が蒸れやすく、寝苦しいと感じるかもしれません。

吸湿性を高めたいなら、ポリエステルと天然素材の混合タイプや側生地に綿素材を採用しているタイプが良いでしょう。ただその場合は洗えないこともあるので、お手入れ方法をしっかり確認してくださいね。

また、化学繊維は天然繊維の綿に比べて切れることは少ないものの、3年程度で寿命がくる場合が多いでしょう。基本的に打ち直しはできないため、へたりを感じたら買い替えが必要です。

低反発・高反発ウレタン

化学繊維のウレタンはスポンジのような素材で、体圧分散に優れています。軽くて持ち運びやすいところも便利です。種類は主に「低反発」「高反発」に分かれているので、体重など個人の違いで適したほうを選びましょう。

低反発ウレタン

低反発ウレタンとは、もともとNASAの宇宙飛行士のために開発された素材です。ロケット発射時の衝撃を吸収するために、機内の座席に採用されました。圧力を跳ね返す力が少なく、手を押し付けるとしばらく跡が残ります。

柔らかくフィット感があり、包み込まれているような心地よさが魅力です。体重が重めの方は、製品によって沈み込みすぎてしまう場合もあるので、寝心地を確認してから購入しましょう。

また、体の形に合わせて沈み込むため、そもそも姿勢が悪い方は逆に腰痛が悪化してしまうこともあります。そのような方は、沈み込みにくい高反発タイプがおすすめです。

高反発ウレタン

反発力が高くほどよい硬さの高反発ウレタンは、体をしっかり支え、自然な寝姿勢を保てます。

朝起きたときに腰や肩など体の一部に痛みを感じる方は、沈み込みすぎが原因かもしれません。その際は高反発ウレタンに切り替えてみても良いでしょう。ただ、体重が軽い方など、人によって硬すぎると感じる場合もあります。

ウレタン素材は、吸放湿性が低い点がデメリットになりやすいもの。内部に湿気が溜まりにくいため、ダニやカビの発生を抑えられる点は逆にメリットになりますが、寝床がムレやすいでしょう。ムレを防ぐために、吸湿性の高い敷パッドを活用するなどの工夫が必要です。

敷パッドを使う事で快適性をアップできる!

「ムレにくさや体圧分散の高さなど、どの機能も捨てがたい。結局どの素材を選べばいいのだろう」と感じている方には敷パッドの併用をおすすめします。

敷パッドとは敷布団の上に重ねて使用し、肌に直接触れる寝具です。シーツに比べてやや厚みがあり、機能性が高いのが特徴です。

上記で紹介した羊毛や綿の他に、麻・シルクを素材に採用したタイプもあり、それらを選択すれば吸放湿性を手軽に補えます。

また、化学繊維を使用した冷感パッドは、夏などの暑い季節にぴったり。ひんやりとした感触で、体の熱を冷やす効果がありますよ。夏物の洋服によく使われる麻(リネン)も、サラッとした触り心地で夏におすすめです。

シルクは価格が高めですが、スルっとなめらかな素材で、肌触りにこだわりたい方に向いています。

敷布団に全ての機能を求めるのではなく、足りない部分を敷パッドで補えば、さらに快適な睡眠が期待できそうですね。

おすすめの敷布団メーカー&商品3選

敷布団

西川

創業から450年以上の歴史を持つ西川。複数のブランドを展開しており、多くのアスリートに愛用されています。その中でも有名なのが、「AiR(エアー)」の敷布団。

“「点」が眠りを変える”をキャッチコピーにしたAiRは、睡眠化学に基づき開発された独特の凹凸形状により、体を点どうしで支える仕組みが特徴です。

柔らかく弾力のあるウレタン素材と組み合わせているため、高い体圧分散を発揮します。体の形に合わせて馴染み、仰向けや横向き、うつ伏せ寝など多くの寝姿勢に対応していることが魅力です。

ウレタンは吸放湿性があまり優れていないことがデメリットですが、計算された構造により、高い通気性を確保しています。汗などの水分を溜め込まないので、カビやダニの発生を軽減できるでしょう。

AiRの中にも多くのシリーズが種類が存在しますが、特に人気なのは「エアー01」です。

こちらはシリーズの中で、最も軽量なタイプで、お手入れや収納作業がスムーズ。1,200個の点で体をしっかり支えます。圧力がかかりやすい肩部分のクッション性を高めており、寝返りを妨げません。

通常の硬さのベーシックタイプが特に人気ですが、やや硬めがお好みのかたはハードタイプを選ぶとよいでしょう。

さらに体圧分散やフィット感を高めたい場合は、凹凸部分に安定感のある層を追加した「エアー03」や、1,860個に点を増量した「エアーSI」もおすすめです。
西川の公式サイト

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昭和西川

昭和西川が展開している敷布団の中でも、特におすすめなのが「ムアツふとん」。1971年の販売以来、約400万台を売り上げるほど人気があり、マツコ・デラックスがイメージキャラクターをしていることもあり、認知度の高いブランドです。

上記で紹介した西川と同じように、点で支えるしくみを採用しています。卵のように丸みを帯びた独特な凹凸形状が特徴的で、柔らかすぎず硬すぎないため、適度に体へフィット。体圧分散に優れ、スムーズな寝返りを導きます。

表面の素材には、吸水速乾加工を施していることもポイントです。汗をしっかり吸い込み発散するスピードが早いことはもちろん、洗濯した際の乾きも早いため、家事の負担を軽減できるでしょう。

3つに折りたたんだり、クルっと丸めたりとコンパクトなタイプが多いため、収納にも便利です。

また、多くの側生地に嫌なニオイを防止するための、ポリジン加工が加えられていることも魅力です。天然銀イオンが悪臭の原因となるバクテリアの発生を抑制します。約100回洗浄しても効果を発揮するため、長く清潔な状態が続きますよ。
昭和西川の公式サイト

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家具インテリア業界 Leader’s voice| track 02 昭和西川

エアウィーブ

エアウィーヴは、反発力の高さが特徴のメーカー。睡眠時の体の動きに細かく対応するため、余計な力がかからず快適な寝心地が期待できます。

airfiberと呼ばれる独自の形状が、さまざまな角度から体を支えるため、体圧分散に優れていることもポイントです。airfiberの内部は約90%が空気で、夏は湿気を溜め込まず冬は暖かいため、不快感無くぐっすり眠れるでしょう。

敷布団には、柔らかな寝心地が特徴の「エアウィーヴ 四季布団」と、腰部分のサポートを高めた「エアウィーヴ 四季布団 和匠」、技術をふんだんに注ぎこんだ「エアウィーヴ 四季布団 和匠 二重奏」があります。

四季布団 和匠は、肩・腰・脚部分で、それぞれ異なる硬さの素材を取り入れていることが特徴です。

肩部分は、寝返りをする際や横向きになった際に圧力がかかりやすいため、柔らかな素材、一番体重がかかりやすい腰部分は、しっかり圧力を支えるために硬めな素材、そして脚部分には中間の硬さを採用することで、正常な寝姿勢をキープします。

四季布団 和匠 二重奏は、片面が柔らかめ、もう片面が硬めの素材を採用しており、その日の気分や体の変化に応じて、寝心地を変えられる画期的なアイテムです。
エアウィーブの公式サイト

人気&おすすめ敷布団をバーゲン価格で購入するならアウトレットイベントへ!

「寝心地を解消するために、なるべく高品質の敷布団が欲しい」
「複数の製品を見比べて、自分に最適なものを選びたい」

このように思われている方は、アウトレットイベントに参加してみましょう。

アウトレットイベントとは、国内外の寝具や家具メーカーが開催している期間限定イベント。土日祝を含む休日に、全国各地で開催しています。通常価格から値下げして販売しているため、高品質な製品を安く購入できるチャンスです。

また、複数の敷布団を実際に体験できる点もポイント。ネットで購入しようとすると、どうしても寝心地が判断できませんよね。アウトレットイベントでは、会場にお試しで寝転がれるコーナーを用意しているところも多く、自分にぴったりなタイプをじっくり探せます。

なお、お近くのアウトレットイベントを探す際は、イベント情報サイト「Seiloo(セイルー)」がおすすめ。イベントの参加には招待券が必要で、Seiloo(セイルー)を通して招待券の申込みを行うと、様々な特典を受けられます。
Seiloo公式HPはこちら

イベントによって特典内容は異なりますが、例えば以下のような特典があります。

  • ・不要になった布団の無料処分
  • ・購入した製品を無料で配送
  • ・一定期間、無料で製品をお預かり
  • ・購入後のアフターサービス
  • ・ローン金利の優遇

1つのメーカーだけではなく、複数メーカーが一緒に開催しているイベントもあるため、多くの製品を比較できるでしょう。アドバイザーから製品説明はもちろん、自分の体に合った敷布団を提案してもらえるので、睡眠の悩みを相談しながら、製品をじっくり見極められそうですね。

気持ちよく朝を迎えられるような、素敵な敷布団を探してみてはいかがでしょうか。

監修者情報

家具インテリア・寝具のWEBサイト「Seiloo」「SHOPNAVI」「MyGallery」などを運営する株式会社ヘヤゴトの編集長。家具のプロとして、皆様の生活に役立つ情報を発信しております。

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