compression かさばる布団が4分の1に!圧縮袋を使った収納テクニック

かさばる布団が4分の1に!圧縮袋を使った収納テクニック

シーズンオフのお布団はコンパクトに収納しよう

四季のある日本。季節が変わるたびに衣替えをするように、寝具も季節に応じて出し入れします。
寒い季節には掛け布団や毛布などが必需品ですが、暑い季節になるとそれらは不要になってしまうもの。このようなシーズンオフの寝具は大きくてかさばってしまい、収納スペースも要してしまいます。

そのような普段使用しない布団や毛布の収納に便利なのは、やはり布団圧縮袋。

圧縮袋を利用すればかさばる布団がぺたんこになり、体積は3分の1~4分の1になるんですよ。4分の1にまで圧縮できれば今まで要していたスペースに余裕ができるので、来客用の布団を増やしたり、他の収納として活用することができますね。

なお、収納袋には掃除機で空気を吸引するタイプや手やポンプで空気を抜くタイプ、羽毛布団専用などさまざまなタイプがあります。そこで今回は、そんなお役立ち布団圧縮袋の選び方と、圧縮袋を使った収納テクニックについて紹介していきます。

 

かさばる布団がコンパクトになる布団圧縮袋とは?その選び方について

布団圧縮袋とは、布団や毛布、タオルケットなどの寝具をビニールでできた袋に入れて空気を抜くと圧縮できる優れもの。また、圧縮袋に入れる前によく晴れた日に天日干しすることにより、カビやダニの発生を防ぐとこともできます。

このような便利な圧縮袋ですが、圧縮袋を選ぶ前に

・寝具の枚数
・寝具の素材
・圧縮の方法

を確認して、圧縮袋のサイズや種類を選びましょう。

まずは、圧縮したい寝具の枚数。圧縮袋のサイズには敷き布団1枚が目安のものや一式まるまる圧縮できるものなどがあり、サイズにより収納量が変わってきます。ですので、圧縮する寝具の枚数を確認して、1枚ずつ圧縮するのか、まとめて圧縮するのかを決めていきましょう。
なお、シーズンオフの寝具は1枚ずつ圧縮すれば寒暖差に応じて必要な寝具だけを取り出せることができますので1枚用に、来客用の布団なら1人分を一式まとめて収納した方が出し入れに便利なので大容量のマチ付きタイプを選ぶと便利ですよ。

次に寝具の素材。寝具の素材には綿や羽毛、羊毛などさまざまありますが、圧縮袋を選ぶうえで気を付けたいのが羽毛布団。羽毛布団は中身の羽毛とそれを包む側生地で作られています。一般的な圧縮袋を使用すると圧縮しすぎてしまい、羽根が折れてしまい元の状態に戻らなかったり、とがった羽軸で側生地を傷つけ羽毛が飛び出してしまったりすることもあるので、羽毛布団専用の圧縮袋を選びましょう。

最後に圧縮の方法。圧縮方法には掃除機やポンプで空気を吸引するタイプと、手やポンプで空気を抜くタイプの2種類があります。サイズの大きな大容量の布団用圧縮袋は手やポンプで空気を抜くには少し大変ですので、掃除機で空気を吸引してしまえば簡単に圧縮できますが、反対に掃除機を使うのが手間だと感じるなら掃除機を使用しないタイプが便利ですし、お持ちの掃除機の種類に関係なく使えますよ。

 

限られたスペースを有効活用する布団収納テクニック

かさばる布団が4分の1に!圧縮袋を使った収納テクニック

圧縮した布団などの寝具は、いつもお使いの寝具の下や普段使用しないスペースに収納することになるでしょう。重ねて収納するイメージの強い布団ですが、クローゼットは押入れほどの奥行きのないものもあり、収納スペースにお悩みの方も多くいらっしゃいます。ですが、圧縮すると薄くて硬い板状になるので立てかけることもできるため、狭いスペースにも収納できるんですよ。工夫次第で取り出しやすくなりますので、使い勝手のよい収納テクニックを身につけましょう。

出し入れ便利、立てかけるテクニック

積み重ねて収納すると、下のものはどうしても取り出しにくくなってしまいます。取り出したければ、上に乗ってるものを全て移動させなければなりませんよね。ですが、本のように立てかけて収納すれば、取り出したいアイテムだけを引き出すせば済むためにとても便利です。丸めて縦置きすれば倒れる心配も少ないですし、押入れやクローゼット内に衣装ケースやラックを置けば、布団のブックエンド代わりになりますよ。

見た目すっきり、圧縮袋付き収納ケースの活用

圧縮袋が付いた収納ケースがあることをご存じでしょうか。布団圧縮袋は、圧縮袋に布団を入れて圧縮すると厚みは薄くなりますが、形はいびつになりがちです。ですが、この圧縮袋付き収納ケースなら、収納ケースの中で圧縮するために形が整うのです。そのため、積み重ねても崩れることも少なく、ケースは取っ手がついているものもあるので、クローゼットの上段に収納しても取り出しやすかったりと機能的です。

しまわない収納術

押入れやクローゼットなどには収納せずに、クッションのように使用するのはいかがでしょうか。圧縮しても収納スペースが足りてない場合には、圧縮した布団にカバーをかければクッションやソファの代わりにもなりますよ。ソファとして使用すれば、ひと目では布団だとわかりませんし、邪魔にもならないでしょう。丸めれば抱き枕代わりにもなるかもしれませんね。

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監修者情報

家具インテリア・寝具のWEBサイト「Seiloo」「SHOPNAVI」「MyGallery」などを運営する株式会社ヘヤゴトの編集長。家具のプロとして、皆様の生活に役立つ情報を発信しております。

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