washable クリーニング代節約術!洗えるオシャレな布団の選び方

クリーニング代節約術!洗えるオシャレな布団の選び方

クリーニング代が馬鹿にならないのが布団

毎日使っている布団、汗や皮脂汚れも気になるし、できればいつも洗濯したての清潔な布団で眠りたいですよね。でも、一般的にクリーニングに出せるのは、春と秋のせいぜい半年に1回でしょうか。かなり痛い出費です。

汚れはもちろん、ダニやカビも心配だから、カバーを掛けたり、天日に干したりして、心地よい寝具で眠れる工夫をしている……。実は、こんな悩みは実はもう過去のものかもしれません。

一昔前は布団と言えば自宅では洗えず、専門の布団丸洗い業者に出すイメージがありましたが、最近は掛け布団や毛布はもちろん、敷布団までご自宅で洗えるものが増えてきました。

洗濯機も二層式から容量の大きい全自動一層式やドラム式が主流となったことで、ネットに入れてそのまま洗えるようになったことも大きいですね。布団メーカーやインテリアメーカーもこぞって洗える寝具を発売しています。

クリーニング代の節約にもなりますし、何より、気になった時はすぐに洗えるから、いつでもふんわりふかふか、洗い立ての布団で眠れる心地よさは病みつきになってしまうかもしれません。

 

素材が重要?洗える布団の選び方

クリーニング代節約術!洗えるオシャレな布団の選び方

布団を選ぶ時は、まずは寝心地が重要ですよね。そして、ご家庭で洗える素材は限られていますので、ご自分で洗いたい場合は、素材も選ばなければなりません。布団は「羽毛」「羊毛」「その他の毛」「木綿」「合成繊維」など様々な素材がありますが、ご家庭で洗えるものは「羽毛」「合成繊維」この二つが主な洗える素材になります。この2つの素材の性質について見ていきましょう。

羽毛

寝具としては言わずと知れた高級素材。軽くて温かく、また保温性だけでなく放湿性もあるので、厚さを選べば一年中使えるのが羽毛布団です。そして何より寿命が長い。定期的に洗濯をし、お手入れをすれば、ものによっては十年以上使えます。また、リフォームをして羽毛をプラスするとさらに長く使えます。

羽毛布団は掛け布団のイメージが強いですが、敷布団としても抜群のクッション性に加え、吸湿・放湿に優れ、温度調節機能も、夏は涼しく冬は暖かいオススメの素材。もっとも、これ1枚で敷布団を済ませようとするとクッション性が足りない場合もありますので、マットレスや合成繊維の敷布団と組み合わせるのがオススメです。

何より羽毛布団は寒い冬でも1枚だけで充分という保温性があるので、シンプルなベッドメイクができるためインテリアを気にする方にもぴったり。昔は高級羽毛布団というと、花柄などの模様の生地のものが多かったのですが、今は無地の布団も増えています。

手軽に洗えてすぐに乾く羽毛布団なら、あえてカバーに入れなくてもいいと思う方も少なくありませんが、布団の寿命を考えますとやはりカバーは必要ですので、インテリアに合わせてお好きなカバーを楽しみましょう。

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合成繊維

合成繊維にはポリエステルやウレタンなどがありますが、ウレタンは洗濯できませんのでご家庭で洗濯を考えているならポリエステルのものを選びましょう。

なお、ポリエステルは加工により特色や機能がありますので、ご自身のニーズに合わせて選べます。防ダニ、防カビ、防臭、消臭、など様々な加工がされていますので、アレルギーなどでお困りの方には嬉しい機能です。

また、ポリエステルの布団は掛け布団だけでなく、敷布団も登場しています。昔は敷き布団というと重くて硬いという印象でしたが、しっかりと寝心地がいいのに軽量で丸洗いできる敷き布団も登場しています。こちらも、抗菌機能や防カビ・防ダニ加工などがされていて、クッション性も硬めのものや柔らかめのものなどがあり、好みの寝心地で選ぶとよいでしょう。

このように様々な機能があるポリエステルの布団は、湿度を吸収しないため乾きやすいという利点もありますが、蒸れやすいため通気性に気を使わなければいけません。また、フリースを想像してもらうと分かりやすいと思いますが、冬は静電気が発生しやすいということもご注意ください。

羽毛布団に比べればポリエステル布団は価格も安いため、古くなったら新しいものに変えてしまうのもひとつの方法。敷布団はともかく、掛け布団ならカバーをかけずにそのまま使ってもしまってもいいかもしれませんが、色や質感が気に入らない場合は、自然素材のカバーをかけてもオススメ。

いかがでしたか?お気に入りの布団、見つかったでしょうか。機能的には申し分ないんだけど、柄が気に入らない、という場合は布団カバーをかけてしまうのがおすすめです。ちょっとした汚れならカバーを洗うだけでもいいですし、気分で色も変えられます。

なお、綿素材や羊毛素材などはご自宅での洗濯には向いていませんので、ドライクリーニングに出しましょう。

 

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