アクセントとして活用したい壁掛けフラワーディスプレイ
インテリア雑貨の中でも特に人気が高い定番アイテムがフラワーオブジェ。
生花や造花、ドライフラワーなど、用途や目的に応じてさまざまな種類から選べるのも魅力のひとつではありますが、実際のリビングやダイニングに飾るとなると、単に空いているスペースにディスプレイすれば良いわけでもなく、意外とその難易度の高さに驚かれる方も少なくありません。
フラワーオブジェといってもインテリア雑貨のひとつではありますので、過去にご紹介したインテリア雑貨の飾り方の記事もあわせて参考にしていただきたいところですが、
≪インテリア雑貨の飾り方記事≫
・コーディネートのトレンドに合わせたおしゃれなインテリア雑貨の選び方
・かわいいインテリア雑貨&小物で遊び心満載のお部屋を作る
・【優雅で上品】エレガントなインテリア雑貨の飾り方
・お部屋に華を添えるモダンなインテリア雑貨の活用テクニック
実際にフラワーオブジェを配置する場所としては
・リビングボードやキャビネットの天板上
・ボックスシェルフの空きスペース
・ソファ横のサイドテーブルの上
などといった具合に、意外と飾るスペースや位置は限られてしまうのが実情です。
特に生花などは直射日光が当たる場所は避けるべきですし、鉢植えなどは日当たりが良い場所の方が良いため、そうした制約も考慮すると、ますますディスプレイの位置や方法が限られてしまいます。
そこで今回は、場所を問わずディスプレイできる
壁面装飾としての壁掛けフラワーディスプレイ
についてご紹介!
壁掛けと聞くと、ドライフラワーやアートフラワーオブジェの壁掛けパネルなどをイメージしがちですが、実は花瓶そのものを壁掛けにしたり、壁掛けのラックに鉢植えを配置したりと、さまざまなディスプレイテクニックが存在するのです。
そんな、フラワーオブジェのオシャレなディスプレイとして、今回はこの壁掛けフラワーディスプレイの魅力やメリットなどについてご紹介していきます。
壁掛けフラワーディスプレイの魅力やメリット
フラワーオブジェに限らずインテリア雑貨全般に言えることですが、壁掛けタイプのオブジェや雑貨においては、省スペースという物理的なメリットもあれば、空間のアクセントやフォーカルポイントを作るという視覚的な効果もあり、
インテリアコーディネートにおける壁面の存在感は非常に高い
というのが基本的な考え方となります。
リビングにせよ、ベッドルームにせよ、壁面は比較的大きなスペースが取れるため、大型のアートパネルやオブジェを複数配置したり、アクセントクロスなどを活用して、その空間の配色アクセントをつけるのに最適な場所であることは言うまでもありません。
そんな壁面を活用した壁掛けフラワーディスプレイにおいても、
人の目線や視界に入りやすい
というメリットを活かして、お好きな花や観葉植物をレイアウトすることで、配色のアクセントはもちろんのこと、サイドテーブルやリビングボードなどの家具まわりをスッキリさせるというメリットもあります。もちろん、空いたスペースに別の雑貨類を配置しても良いのですが、あまり配置する雑貨点数が多くなると
・フラワーディスプレイの存在感も薄れてしまう
・同じ空間内での色数が増えてしまい落ち着かない空間になってしまう
という点に留意しておく必要があります。
上記のイメージ写真のように、簡易的な花瓶にドライフラワーを挿せば、オシャレなカントリー風のコーディネートに仕上げられますし、ガーベラやシャクヤク、パンジーなどの色鮮やかな生花をディスプレイすれば、ポップでガーリーな空間を演出することもできます。
その他にも、
・花瓶を倒してしまうリスクがない、
・常に視界に入るのでお手入れを忘れない
・気分次第で色々アレンジしやすい
・取り外しが容易
などのメリットがあります。
逆にデメリットと言えば、壁に棚を設置しなければならない、壁に穴を開ける必要があるなどが挙げられますので、取り付け位置の精査はもちろん、取り外し後のことも考慮したうえで、ディスプレイ方法を決めるようにしましょう。
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壁掛けフラワーディスプレイのコーディネートテクニック
上記でご紹介したように、空間のなかでも存在感の高い壁面を活用した壁掛けフラワーディスプレイにおいては、独特な飾り方でもあるがゆえに、その活用法についても幾つかのポイントがあります。
例えば、壁面にアートパネルを飾る場合、異なるサイズのパネルをランダムに配置するのがポイントであることは過去記事「▼高野木工のアートパネル「BLUCANARIシリーズ」複数枚組み合わせて上質なモダン空間を演出」でもご紹介しておりますが、壁掛けフラワーディスプレイにおいては
・主役となる花と色を決める
・花ばかりを並べずに観葉植物なども含める
・異なるタイプの花を並べないようにする
などといったポイントは抑えておきたいところ。
異なるタイプの花とは、生花とプリザーブドフラワーを隣同士に並べたり、アートフラワーとドライフラワーを並べたりといった具合に、
テイストや主張の異なるフラワーオブジェを近くに配置しない
ことを心がけるようにしましょう。
また、壁掛けタイプという点では、あまり重量物のディスプレイには向きませんので、あくまでワンポイントアクセントとして活用するのがベター。サイズ的に大きなものを飾りたい場合には、
・フラワーモチーフのアートパネル
・リースやバスケットなど軽いアイテム
なども積極的に活用するのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
花のディスプレイ方法は、棚上などの平面ばかりではありませんので、さまざまなタイプのフラワーオブジェを組み合わせ、あなただけのフラワー空間を作り上げてみてはいかがでしょうか?
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