plant 花や緑のこんな活用法も 植物を取り入れたインテリアコーディネート

花・緑のある部屋

何をどう飾る?!意外と悩む観葉植物コーディネート

自分のイメージ通りのコーディネートが完成した部屋。でも何ヶ月かすると、

見慣れてしまって新鮮さがなくなってしまった・・・

ということはよくあるお話です。そんな時には、お花や観葉植物を使ったちょっとしたアイデアで、お部屋の雰囲気を少し変えてみるのもコーディネートテクニックの一つです。

花や植物は手入れがたいへんだから・・・

と諦めてしまう前に、インテリアに活用できる花や観葉植物の種類、それぞれの植物の特徴、お部屋のアクセントとしての活用法など、手軽に実践できるコーディネートテクニックについて紹介します。

年間を通して美しい緑の葉をつける観葉植物。
視覚的に癒されるだけでなく、インテリアや配色のアクセントとしての機能もありますので、寝室からリビング、玄関など場所を問わずに配置できるのもメリットのひとつ。

でも、観葉植物って

種類が豊富でどれを選べばいいのかよくわからない・・・

とお悩みの方も多いと思います。

そんな方は、まず観葉植物やオブジェ用フラワーの種類や特徴を知り、自身がイメージする植物を選ぶこと。そして、お部屋や配置する場所によるコーディネートテクニックを知ることで、オブジェとしての表現の幅を広げることができるようになります。

実は意外と奥が深い観葉植物コーディネート。

この記事でしっかりと基礎知識を理解し、植物をフル活用したコーディネートテクニックを身に着けましょう!

 

オブジェ用・観葉植物の種類と特徴

観葉植物やオブジェ用フラワーなどは種類がとても豊富です。
まずは、インテリアコーディネートによく使われる植物の代表的な種類や特徴についてご紹介します。もちろん、リビングにはこの植物、ベッドルームにはこの植物、といったようなルールはありませんので、まずは自身のイメージに合う植物を知ることから始めましょう。

パキラ

パキラ

観葉植物の定番とも言える人気のパキラ。卓上にディスプレイできる小さなサイズから、部屋全体のアクセントとしても活用できるシンボルツリーサイズまで、多彩に選べるのが特徴です。

ゴムの木(フィクス)

ゴムの木

インテリア性が高く観葉植物としてもインテリアグッズとしても人気があるゴムの木は、ウンベラータやベンジャミンといった種類がありますが、青々とした葉をつけるのが特徴。木の枝オブジェとしても活用できます。

サンスベリア

サンスベリア

こちらもアクセントアイテムとして人気の高い観葉植物。湿度に弱いため、水やりもさほど必要なく手が掛からないのもメリット。まっすぐに伸びる直線的な葉が特徴で、モダンスタイルのインテリアとのマッチングも良いです。

ミリオンバンブー

ミリオンバンブー

小さな竹のような見た目のミリオンバンブーは、丈夫で育てやすいため初心者にもおすすめ。10cmくらいの小さなものから1m以上のものまで多彩なサイズがあり、数本まとめて植えたり、1本だけコップに入れて育てたりとそれぞれ楽しむことができます。

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生花

生花

ダイニングテーブルの卓上などに花瓶で生けたり、鉢植えで育てたりとディスプレイの選択肢が豊富な生家。バラやガーベラなどの生花は、ディスプレイとしての楽しみ方と、生ける楽しみも同時に味わえます。

ドライフラワー

ドライフラワー

手入れが不要なため初心者でも導入しやすいインテリアオブジェの代表。壁にかけても良し、天井から吊るしても良し、比較的安価なので気分によって変更しやすいのもメリット。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワー

生花に保存加工を施した観賞用フラワー。生花がもっとも綺麗に咲いた状態で保存されるため、いつまでもみずみずしい状態を楽しめます。ガラスケースやフレームに入れ、壁アートとしてディスプレイするのが定番。

エアプランツ

エアプランツ

土を必要としない植物として、壁面ディスプレイのインテリアアイテムとして人気なエアプランツ。水やりは週に2回程度の霧吹きでOK。また、日光は葉焼けして枯れてしまう原因になりますので、半日陰で明るい場所で育てましょう。

そのほかにもさまざまな観賞用植物がありますが、定番的なアイテムほど選択肢も多い傾向にありますので、お部屋全体の雰囲気や配色を考慮したうえで、ベストマッチした植物を選ぶようにしましょう。

 

インテリアが映える!おしゃれな植物活用法

花や緑のこんな活用法?!植物をフル活用したインテリアコーディネート2

これらのように、インテリアとして観葉植物や花をディスプレイする場合、ただ漠然と配置するのではなく、「配置する植物にどのような機能を持たせるか?」という点を考慮したうえで選ぶことがポイント。例えば

・部屋全体のアクセントカラーとして緑を置きたい
・お部屋のシンボルとして大きめな植物を置きたい
・植物を鑑賞することで心が落ち着く など

こうした役割をある程度決めておくことで、観葉植物の種類も絞り込めるようになりますし、単なるディスプレイではなく、機能性を持ったオブジェとして有効利用できます。

特にモダンスタイルなどシンプルな色使いのコーディネートの場合、大きめの植物を部屋のコーナーに配置してアクセントカラーにしたり、ガラスケースに入れたプリザーブドフラワーなら壁アートとして、リビングや寝室のベッドのヘッドボード上に掛けてもおしゃれなワンポイントとなります。

切り花などの生花においては、生花自体の寿命に限りがありますが、ダイニングテーブルを彩る定番アイテムですし、玄関やトイレなどの比較的狭い空間ほど存在感が出ます。特に玄関先などに切り花などのフラワー系オブジェが配置されているだけで

この家、インテリアにこだわっているな!

と感じさせることができるので、見た目の部分以上の効果が得られる植物コーディネートテクニックと言えるでしょう。

ただ、多くの植物は生き物ですので、手が掛からないとは言え、定期的なメンテナンスが必要だという点は留意しておきましょう。放置された観葉植物は、景観を損ねるだけでなく部屋の汚れの原因にもなりますので、少なくとも数日に一度くらいはメンテナンスしてあげてください。

いかがでしたでしょうか?
何か部屋に物足りなさを感じたり、部屋に変化を与えたい時には観葉植物やフラワーオブジェで、部屋全体の雰囲気をガラりと変えてみてはいかがでしょうか?

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